見出し画像

観察日記1269

観察日記1269
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■歴史家としてのミシェル・フーコー
・フーコーにとっての2つの問題圏
 ・「主体」はどのように形成され解体されるか
 ・「権力」はどのようにはたらいているのか
・『狂気の歴史』
 ・ルネサンス期まで『狂気』は日常的に許容されていた
 ・17世紀前半から「狂気の大監禁」(大いなる閉じ込め)が全ヨーロッパ的に起こる
  ・狂気の選別と排除が始まる
  ・狂気と理性の根本的な分離
 ・18~19世紀にかけイギリスやフランスで「狂人開放」(フィリップ・ピネル)が行われる
  ・狂人は専用の施設に移され、鎖などが廃止され、狂人に対する暴力が禁止される
 ・非理性へと還元されていた狂気が心に固有な病、精神病として心理学化される
  ・道徳的罪の内面性によって心理学化された
  ・ニーチェ的主題(道徳と結びついた内面性の発見)が反復されている
■エピステーメーとは何か?
・フーコーは「近代」という時代の問題を問わずにその「起源」を問おうとする
・『言葉と物』
 ・近代の確立
  ①ルネサンス期・バロック期
  ②古典主義時代
  ③19世紀以降のいわゆる「近代」
  ・3つに分けてそれぞれの「エピステーメー」を論じる
 ・エピステーメー
  ・ある特定の時代の文化全体の基底にある「知」のあり方
 ・古典主義時代
  ・言葉と物が分離し、言葉が記号になったが、両者の「表象関係」は透明だった
 ・近代
  ・理性は「不透明な暗がり」に突き当たる
  ・認識の主体でもあり客体(主題)でもある「人間」が登場
  ・人間についての人間の学的認識が可能となる
  ・フーコーは、それはやがて消え去る運命にあるという
   ・「人間はついに波打ち際の砂の上に描いた顔のように、やがて消滅するだろう」
・『知の考古学』
 ・「言説」(ディスクール)という概念を用いて、いくつかの地層の重なりとして「知」の歴史を捉え、「歴史」概念を非中心化する
(ミシェル・フーコー)

#実験 #観察 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #自由 #責任 #批判 #バイク #旅 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?