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本を読むこと

今回は私の祖母が常々言っていた「本を読むこと」についてお話ししたいと思います。

何もためになる話は無く、頭の悪い孫が生まれて申し訳ないというグダグダの話です。


本なら...

私の父方の母、所謂私から見て「祖母」の話です。

祖母はうちの父に
漫画でもいいから本を読みなさい。本ならいくらでも買ってあげる」と常々言っていたそうです。

お婆ちゃん...

なぜ私と同じ時を過ごしてくれなかった?

なぜ私に同じことを言ってくれなかった?

もしかして逃げた?


なぜこうなる

「本ならいくらでも買ってあげる」と言われていた父は、よりによって本を一切読まない人です。

漫画すらあまり読まなかったそうです。
(一応雑誌のみ、今でもよく読んでいます)

そして父には他に兄弟もいますが、他の兄弟もあまり本を読むとは思えません。なぜなら彼らの家の中を見渡しても、本らしきものが1冊も無いから。

やがて平成に入り、私が生まれました。

お婆ちゃんはいません。

本当に逃げた?


脅していません

祖母を脅すだなんてことはするつもりはありません。

私は4歳頃から百科事典の小さなサイズのものを持っていつもお散歩に出掛けていました。

外に咲いている「このお花はこれで、この虫はこれで」といったことをするための百科事典です。(※目の前にある生物を百科事典から探し照らし合わせているのです)

百科事典、絵本、漫画も、あれもこれも本は好きでした。そして今も好きです。
今日も通販で注文していた本が新たに届いたくらいです。

もし祖母が今も健在だったら、私が望む数々の本を買ってくれていたのだろうか?

ということについて考えてみたのですが、いざ
「ジョジョ全巻欲しい」「百科事典全集がいい」なんか言われると、「今日は2冊までね」「今月は1冊だけね...」という流れになり、
こち亀読んでみようかな...」と言いかけたあたりで買ってくれなくなっていたであろう。(もちろん、こち亀に罪はない)

私相手では祖母を苦しめてしまっていたかもしれないなと思いました。


なぜ本を読むといいのか

おそらく祖母は、本を読むことで様々な知識が身につき賢くなる、どこかで役に立つと思っていたのではないかと思うのです。

孫の私が証明しましょう。

本をたくさん読んでも、賢くならない人はならないようです。

私が欲しているのは悪知恵ばかりで、私生活に直接役に立つような内容の本をこれといって読んでいないのも問題です。

読むなら読むで、必要な知識が身につく本を読んで必要な情報をしっかりと得て、実践する(役立てる)ところまでの過程が必要だと思います。

賢くなるためには、本の選び方、読み方も重要であるということでした。

そういえばまた最近面白いジャンルの本を見つけたので、手に入れたらここでご紹介したいと思います。
このジャンルについては行動に移すと危険なので実践はしません。(やはり悪知恵ばかりを取り込んでいるわけです)


しかし私も一度くらい「本ならいくらでも買ってあげる」という富豪のような言葉を直接祖母から聞いてみたかったような気がします。

サンタさん、図書券をください。







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