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妄想と現実が行き来できるようになった私(小説)

私は、妄想が好きだ。

自分的には小説にできるような内容だと思った。

そんなある日、私は妄想ができないくらい忙しかった。

目の前が立ち眩み、そのまま異世界に転生する展開だと思った。

だが現実はそんなにうまくいかなかった

と思ったら現実と妄想を行き来できるようになっていた。

久しぶりに訪れた妄想世界、

想像していた声と少し違うような、

好きな漫画がアニメになった時の感覚のような物があった。

だが、風景がそのままだった。

妄想の世界は私が主人公。

こっちの世界では私が思ったように事が運ぶ。

最近私がハマっている展開は

一回やられてから雑魚だと思っていたキャラが、

実は最強キャラで、そのまま共闘してボスを倒す!

みたいな展開がとても好きだ。

この日は風景をみてから満足して現実に戻った。

同僚が言うに、異世界に行ってる私は寄り目で、

薬でもキメているような様子だったらしい。

2日目だ。朝から妄想世界に行った。

憧れだったyoutuberも、妄想世界なら会える!

そんなときに、最近漫画で読んでいる最強キャラが町を襲った。

だが、そのキャラは無敵のバリアとスキルを持っており、

漫画でまだ詳細が判明していないので

攻略法が思いつかなかった。

妄想世界なので、町が滅ぶことや好きなキャラが

死んでしまったりすることもない。

だが自分の目の前にいる好きなキャラが

自分の世界で暴れているのがショックだった。

現実での仕事もだんだん収まってきた。

妄想世界に入っている時間が次第に増えていった。

忘れていたあの漫画のキャラが目の前に立っていた。

その恰好はトラウマになっていた。

だがもうあの時から6か月経っている。

もう…漫画で弱点は判明されていた

お前の弱点は知っている!

負けることは無い‼



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