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6/12「ずっと坊主」
文章を書く人への漫然とした憧れはあったし、それに基づいて短歌を詠んだりnoteなんかを書いてみたりしてきたが、どうも習慣化されない。
やりたいことはあるのに、どれに対しても活力がない。
4月から5月まで2週間ほど休職していたのだし、とか思って自分を守ろうとはしてみるんだけど、確かに自分には病的に苛立ちを覚えるところがあったりうまく寝付けなかったりするところはある。が、それ以前に人間としてもう駄目
4/30「西向けぬわたし」
冒頭の写真は、自分が海岸で拾った石だ。
最近海岸に出ては石を拾ったり貝殻を拾ったりすることに執心している。
わたしは海がすきらしい。
でも、わたしの好き、はどれも狂気の熱を呼び覚ますほどではなく、人生そればかりでよいのだと目を輝かせられるものでもなく、ただ憂鬱の日陰ですこし触って安心する程度のもので、陰が濃く差してしまえば何も見えなくなり、踏み潰してしまったって大して悲しくもないものばかりだ。
4/24の日記「道ゆく老人に歩道の内側を譲る」
休職しているので、人と喋らない。元からたるんでいた表情筋が更に使われなくなって、唇がぼてっとしているのに先ほど気づいた。
とりあえず、毎日少しでも外に出なくては、と思ってほんの少し歩いてはいる。運動は嫌いなので、本当にほんの少しだ。外に出ると思った以上に惨めな気分になる。気分転換になると信じて出るんだけど、今のところそんな効果は得られない。周りの人はみんな「生活」をやっているのに、自分だけがそこ
4/22の日記「粥」
前回に引き続き、休職している。まだしばらく休職するらしい。自分が節制して生きてこなかったことをかなり悔やんでいる。しかし、この後悔を何度繰り返しても、預金が増えたりクレカの使用額が減ったりするわけでもないので、黙る。
あと、仕事をだいぶ自分の機嫌任せでやりくりしていたことをだいぶ悔いている。悔いきれないくらい、悔いている。
正直もう身体ごとポーイとやってしまいたい。
あたたかなご飯の話をする。
4/18の日記『クラゲを殺した』
クラゲを殺した。殺す意思があったわけではないので死なせてしまったという方が正しいかもしれない。が、わたしの生来の怠惰を知りながら、この手にクラゲを手招き、そしてその亡骸を見たのには未必の故意がなかったとは言えず、まあ、やはり、このわたしの愚かさを表現するにも「クラゲを殺した」と言う方が正しい。
上記を殺した。
最初はやれると思った。この命を守り切って、成功体験を得てやろうと思っていた。このなよ