1/2の日記
朝、起きてかなりぐだぐだしたあと、隣町のショッピングモールまで恋人と出かけた。
赤ら顔の大人と、はしゃぎ回る子どもの群れを掻き分けて、フードコートでカレーを食べた。
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上から二番目の辛さを選んだ。
自分は多分辛党なんだけど、こういうとき真っ先に一番上の辛さを選ぶ度胸がまるでない。こういうところで自分の意気地なしを痛感して、すこし悲しくなる。
ちなみに、美味しく食べられる辛さで安心した。次来たときは刺激を求めて、激辛に挑戦してみようと思う。
食後、うろうろ……と雑貨屋を見て歩き、ちいかわのガチャガチャを回した。最近はどこを歩いてもちいかわが目に入る。職場のひともちいかわのストラップをつけて歩いている。うれしい。と、同時に、いつか来る「ブームの下降」が怖い。縁起でもないが。
どうか、リラックマとかハローキティみたいに末長く続くキャラクターたちであってほしい……
併設の小規模な水族館にも行った。水族館、好きなんだけど、後続の客に気を遣って自分のペースで鑑賞できないから、かなり疲れる。他者が切迫してくることにめちゃくちゃ焦って、頭がぐしゃぐしゃになって、魚どころじゃなくなるときすらある。でも、水族館はすきだ。
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甲殻類たち、かわいくてすきだ。あとクラゲも。あと白い魚も。あと水槽の隅に向かって泳いでるぼんやり顔の黒いやつも。いろいろすきだ。いつか、クラゲの展示で有名な加茂水族館に行きたいな〜
ねむかったので、休憩がてら映画を観ようということになり、すみっコぐらしの映画を選んだ。かわいすぎた。てとてと……てとてと……と歩いて頑張る子たち、あまりにも愛おしい。
すみっコぐらしのことはあまり知らなかったけれど、それぞれ生きづらさを抱えながらつよく、やさしく、生きている姿にめちゃくちゃキュンときた。
鑑賞後にエビフライのしっぽととかげのぬいぐるみを買いそうになったが、なぜか、ぐっと堪えてやめた。なぜ堪えたのかわからないけど、やめた。
夕飯は、びっくらしてきた。
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おいしかった。
わたしは、大手チェーン回転寿司の大衆感がたまらなく好きだ。娯楽で洗脳されている感じ。
子どもらが遠くのほうで喧嘩している声とそれを諌める保護者の声を聞きながら、猛スピードでお届けされた寒ぶりを食べているとき、なんとも言えない愚かさを感じずにはいられない。どうしてそう思うのかは何一つ言語化できないけど、わたしはとにかく、回転寿司で味わう哀愁がだいすきだ。
この辺りで、羽田空港での一件を知り、非常に苦しくなった。正直、生きるのが怖くなった。外に出れば殺されるかもしれないし、電車に乗れば脱線するかもしれないし、家の中に居れば強盗と鉢合わせるかもしれないし、この国に生きていれば自然災害に巻き込まれることは避けられないし、どこに居ても生き続けることへの恐怖が付きまとう。
人類滅亡の予言とか、しないでくれよと思う。わたしたち、ただおだやかに生きられればそれで良いはずなのに、何か強欲すぎたのか、一歩進むたびに足元から爛れていくような感触がある。
くるしい。
くるしいが、生きなくてはいけない。死ぬことを選ぶなんて出来ないから、生きなくてはいけない。
神様に愛想尽かされないように、もうすこし、人類くっついてあったまって生きていきたいところだな
まとまらないし何か暗いけど、楽しかったよ一日!
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