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第360号『合格者のポートフォリオ公開④』

アーティスト内定者Hさん(27歳)
アーティスト内定者Iさん(21歳)
アーティスト内定者Jさん(22歳)

今回はアーティスト内定者3名の作品を紹介します。UIデザイナー1名とアニメーター(シネマティック)2名です。

最近の内定者の傾向として増えてきたと感じることのひとつに「サイバーコネクトツーのゲームソフトをプレイして感銘を受けて、こういうゲーム作品を自分でも作りたい」という意志を持って志望されるケースが多いということ。

これも「そんなの当たり前でしょ、そうじゃなきゃサイバーコネクトツーを志望したりしないでしょ」と思われるかもしれませんが、少し前までは「御社で制作されたゲームソフトを遊んだことは無いですがそれでもいいですか」という志望者が本当に多かったのです。

要するに「どこでもいいからゲーム会社に入りたい」という人が多かったということです。

正直に言ってしまうと「(これまでは採用する以前の段階で)実に困ってました」ということです。

それが最近はそういったことも減ってきていて皆さんしっかりと弊社の開発タイトルをプレイされていて惚れ込んだ上で志望してきているので少し安心しています。

(こんな言い方はしたくないですが、こういった部分でも採用する側の精神的ハードルが下がってきてしまっているということです)

合格者のポートフォリオ公開④
-アーティスト編-

また同時に最近の内定者(合格者)の傾向として言えるポイントのひとつに「実にハキハキしていて物事を冷静に簡潔に述べることが出来る人」が全体的に増えてきたように感じています。

平たく言ってしまうと、みんな「頭がいい」ということです。

逆に言うと「そうじゃない人は不合格になっている」ということです。

もっと端的に言ってしまうと「言葉が通じる」ということ。

「そりゃ言いすぎだろ」と思われるかもしれませんが、年間数百件もの応募者の中には結構な頻度で「言葉が通じない」という人がいらっしゃいます。

(決して大げさではなく)まともに会話が出来ないレベルの人は一定の比率で不思議なくらいいらっしゃいます。

当然そういった方を採用することは非常に難しいのですが、最近の傾向としてはかなりそういった人は減ってきているように感じますね。

さて、ここからはそんな話が分かる内定者3名のポートフォリオの内容と評価、そして面接で評価されたポイントなどを順に紹介していきます。

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