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#サッカー

車椅子になった僕がワールドカップのピッチにたどり着くまで

車椅子になった僕がワールドカップのピッチにたどり着くまで

Twitterを始めてたしか1週間ほど。フォロワーもまだ29人しかいなかった。
そんな僕のツイートが5万いいねを超えたことに、驚きと共にTwitterが怖くなってしまった。
僕は今もカタールにいるが、この祭典のなかで最大級の喜びを感じる素敵な経験ができている。僕が唐突にも一人カタールへと向かうことを決心したのは、溢れるほどのサッカー愛とサッカーを通したこれまでの歩みが大きい。

僕のこれまでの歩み

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元サッカー日本代表選手が子どもたちに語った言葉が、大人にも響いた理由

元サッカー日本代表選手が子どもたちに語った言葉が、大人にも響いた理由

子どもたちに向けた言葉が、自分の胸中に響いた。それがどういうことなのかを数日のあいだ考えていた。本人が自覚的かはわからないが、きっと言葉は発する人の想像以上に、人となりや姿勢を表すのだと思う。

・・・

先日、自分が所属するクラブ、水戸ホーリーホックのホームゲーム(JリーグではなくJエリートリーグという試合)が茨城県日立市で開催されて、その試合後には日立市出身で水戸ホーリーホックにも所属した元日

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西川周作選手の"厳命"で、僕はどんどん髪が短くなった。

西川周作選手の"厳命"で、僕はどんどん髪が短くなった。

浦和レッズのゴールキーパー、西川周作選手が金字塔を打ち立てた。

史上9人目のJ1通算500試合出場。
34歳10か月での達成は、史上最年少記録だ。

大分トリニータでの高卒1年目シーズンから、レギュラーとして試合に出ていた。
2009年以降は、わずか2試合しか欠場していない。だからこそ、年間34試合しかないJリーグで、これだけ早く大台に到達した。

大事なのは、ケガをしないだけではない。
高いモ

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元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと

元プロサッカー選手がサッカーを辞めて思うこと

冬だった。サッカー選手は毎年12月になると翌年の契約にそわそわし始める。といっても1月から11月までの成績・結果が契約に反映されるので、12月から慌てても何もならない。選手もそれをわかっていながら、それでも落ち着かないのが12月という月なのだ。そんなある意味その年の通信簿を渡されるような月に、僕はこの世で一番愛しているもの、サッカーを辞めた。

サッカーで生きていくということ僕がいたのはとあるプロ

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