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[個人的に今日の注目記事](非論理性) | [青ブラ文学部](帰りたい場所)





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 人との関わりの中で、生きづらさを感じている人も多いと思います。
 人間付き合いとは、自分とは異なる個性を持つ人と触れあうこと。極端な言い方をすれば、自分以外の人との交流はすべて異文化コミュニケーションだと言えます。
 
 考え方も感じ方も、誰1人として自分と全く同じだということはあり得ません。もちろん相性がいい・悪いというものはありますが、基本的に人間は、言葉を通して相互理解を重ねていきます。

 人が人のことを理解しようとするとき、考え方が自分とは異なったとしても、相手の言葉に嘘がないことが大切です。嘘ばかり言う人は信頼されることはありません。

 なにをもって「この人は嘘を言ってる」と判断するか?
 いま発せられた相手の言葉と、前に言った相手の言葉に齟齬がないかどうかということ。換言すれば、相手の言葉に筋が通っているかどうかということです。

 明らかに矛盾している相手の言葉を聞いたら、相手のことを「嘘つき」とか「信頼できない」と言いたくなりますね。

 だから私は、相手に自分のことを話すときは、なるべく辻褄が合うような理由付けを探しながら話をします。

 今まで私は、人に話をするときも、相手の話を聞くときも、「論理的かどうか?」「筋が通っているか?」「矛盾はないか?」ということを念頭においていました。


 今日、aiさんの「レイエッセンス~撤回」という記事を拝読していたら、早織さんの「全肯定心理学」のお話を思い出しました。

 私の誤読があるといけないので、ぜひ上に掲げた記事を読んでいただきたいのですが、共通するものを感じました。

 人間は、身体も考え方も、常に変わっていくものですね。
 自分がかつて「絶対に正しい!」と思っていた考え方も、無意識的にせよ、少しずつ変わっていくものです。自分の中では矛盾していない!、と思っても、相手から見ると「変わった!」「矛盾している!」と思われることがある。その逆に、私が相手の言動を観察してみると「変わった!」「矛盾している!」と思ってしまうこともある。

 もちろん「筋を通すこと」「論理的である」ことは大切なのですが、人間は矛盾を孕むものだということも覚えておきたいですね。

 コロコロ言っていることが変わるのは良くありません。しかしながら、論理的であること・無矛盾性ばかりに意識を集中してしまうと、自縄自縛に陥ったり、相手に対する寛容さが損なわれてしまいます。

 適度に、自分にも相手にも「いい加減」になることが大切なのではないか、とお二人の記事を拝読して思いました。
 人間の本質が矛盾することであるならば、「筋が通っていない!」と目くじらをたてるのではなく、「何でも思ったことを思った通りに話してごらん」という雰囲気をつくることが大切なのではないか?

 突き詰めた議論をする時には、感情的なことを排除したほうがいいかもしれませんが、相手の心を理解するときには、「矛盾したことを言ってもいいよ」という「おおらかさ」(寛容さ)が必要なのでしょうね。

 「論理性がないことはいっさい言ってはならない!」と頑な態度をとることは、時に相手の言葉を奪い、自らの首を絞めることにもなりかねません。



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