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3ヶ国語話せるようになってよかったこと

はじめに

現在アラサーのボクですが、20歳頃までは日本語しか話せませんでした。
現在は日本語、英語、ドイツ語を話します。

とは言え、日本の田舎に生まれ、日本語だけのモノリンガルな環境で18歳までを過ごしました。大学進学で関東に出るまでは電車の乗り換えもできないような感じでした。

英語とドイツ語は完全に外国語として、自分で学んできた感じです。
そんな現在では一応3つの言語を使うボクが思う3つの言語を話せるとどんな良いことが起きるのかご紹介したいと思います。

ちなみに現在はドイツの大学院で学んでいます。壮絶なドイツ大学院出願記録😂は以下のリンクからお読みいただけます。ご興味のある方はぜひ!


自分と相手の言語使用に優しく・柔軟になれる

日本語しか話さなかった時、日本語と英語の2つの言語を話していた時はとりわけ相手の話す日本語や英語に過剰に反応していました。

ボク自身日本語しか出来ないのに、外国人日本語話者の日本語の細かい「てにをは」に違和感を感じたり…

自分が大学でガチで英語の学習に取り組んでいた時は周りの同級生の英語を勝手に自分の中で評価していたり…

相手にそんなそぶりは見せないけれど、今思うと心の狭いやつだったと思います。

そして、日本語と英語を話していた時はそういった勝手に言語使用の能力などを評価する癖はとりわけ自分に向いていました。

自分の英語はどれだけ勉強してもネイティブのようにはならないし、クソみたいなイージーミステイクをするし、発音も完璧からは程遠い、何より日本語のように自由に表現することができない。悔しい。

こんな風に「日本語だけ期」「日本語と英語期」はともに相手にも自分の言語使用にネガティブ評価ばかりしていたと思います。

しかし!ドイツ語を学び、3つの言語を話せるようになると見える景色が変わってきました。

世界には複数言語を話す人の方が圧倒的に多く、一人一人、それぞれの言語の能力が異なります。

ドイツに暮らしていると「お互いの中間言語を探す」と言う機会が非常に多くなります。


ある同級生とは英語だけ、また別の友達とはドイツ語メイン、また他の友達とは英語とドイツ語半々、彼女とはドイツ語・日本語・英語のミックス etc.


これらはお互いにそれぞれの使える言語の中からコミュニケーションのしやすい言語を選定していった結果です。


「別に全ての言語ペラペラじゃなくてもいいじゃん🤣👍」ということにようやく気づいたわけです。


過去10年ほどの英語学習で自分や相手を勝手に脳内評価してネガティブに受け取り、自己批判的になったりしていたわけですが、今は非常に精神衛生的に良い状態です。


新しい言語が怖くない

3つ言語が使える。そのうち2つは外国語として自主的にコツコツ勉強してきた結果。こういった体験により新しい言語を学ぶハードルが下がりました。


単純に英語とドイツ語、日本語の知識を使って他の言語の単語の意味が予測できたりもするわけです。


明らかに日本語しか話さなかった頃英語を始めるよりも今3つの言語を備えた状態で新しい言語にチャレンジする方が旨みがあります。


今考えているのが「5年ごとに1つ新しい言語を学ぶ計画」です。
やはり翻訳アプリの発展は目覚ましいものがありますがその言語を話せるとその言語が話されている場所、人、文化に溶け込めます。


ボクはその文化をよりバシッと、リアルに感じたいと言う思いがあるのでどれだけ翻訳アプリの性能が向上しても言語学習をやめることはないと思います。


まとめ

他にも3言語話せると良いことはたくさんあります。進学や就業の機会を日本以外の場所でも探せる。色々な言語で資料など情報にアクセスできる、文化を楽しめる、友達ができる。

ただ、今回はとりわけ最近感じている「精神的な面」にフォーカスしてご紹介しました。

普段は海外大学・大学院進学を考えている方向けなどに記事を書いています。もしよければチェックしていただけると嬉しいです。🙇🏻‍♂️

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