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ぺぎん
2024年6月18日 23:24
2024.06.18ぺぎんの日記#77「もっと遠くに」今年になって、いつもの通学路にやたらと鹿やキツネが姿を現すようになった。今日の帰り道、自転車で夜の闇の中を走っていると、アスファルトの道の奥に何やらキラリと光るものがある。何かと思い、そっと近づいていくと、それは1匹の子ギツネであった。歩道に座り込んで、何かを求めるような目でこちらを見る。自転車に付けてけていたライトを外
2024年6月13日 23:58
2024.06.13ぺぎんの日記#72「ずぶぬれてこの頃」朝はカラッと晴れていたのに、午後からスコール並みの大雨が降ったせいで、私を含め多くの人が帰宅難民になった。帰宅難民という表現は大げさか。でも現に、だいたいの部活が終わった6:30頃の玄関は迎えを待つ人や、雨の中を帰る覚悟を決め切れない人でごった返していた。玄関の外で激しく叩きつける雨を見て私も動揺する。部活をしていたときは、
2024年6月10日 23:00
2024.06.10ぺぎんの日記#69「虹のかかった空と」朝からシトシト降っていた雨が、帰るときにちょうど天気雨に変わった。部活終わり。廊下の窓の外、夕日に照らされながら降る雨粒。雨の一筋一筋がキラキラとオレンジ色を照り返す。綺麗。これから飛び出していく世界に、期待が高まる。玄関に着き、下駄箱から靴を取り出す。水と土の混ざった香りがふわりと匂う。朝、水たまりを蹴飛