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発達障害と、福祉と、わたしと…

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発達障害をカミングアウトしてから、発達障害などについての話題をまとめてみます。
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#精神障害

心のアンチスティグマキャンペーン・それから拡張していくもの

心のアンチスティグマキャンペーン・それから拡張していくもの

心のバリアフリー宣言(厚生労働省)

アンチスティグマとは まず、スティグマについて説明するとここでは社会的に負のイメージを着させられる現象をいう。主に偏見や差別、いじめ、レッテル貼り、ネガキャンなどによってもたらされることが多い。
正確には社会的スティグマと「社会的」がつくが、「社会的」という言葉を省略して単にスティグマという説明がなされることが多い。
アンチスティグマというのだから、スティ

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小山田圭吾氏の問題を受けて 「精神障害・発達障害」という立場の1人から発信する

小山田圭吾氏の問題を受けて 「精神障害・発達障害」という立場の1人から発信する

障害者いじめと報じていたけれど… 私は、この「いじめ」を武勇伝のようにして語っていたサブカル雑誌をたまたま読んでいたのだが、もはや「いじめ」じゃなく性非行自慢のごとし内容だった。その雑誌の出版社も謝罪表明をしている。
そんなことを考えれば、もともと私はオリパラの理念に相応しくないと思っていた。最近の報道を「いじめ」として報道したため曖昧な議論なまま情報が流れてしまったことにもモヤモヤ感が残る。私

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最近の心の通院後に遭遇した色んな問題

最近の心の通院後に遭遇した色んな問題

現在、私は広汎性発達障害の二次症状が起こることと、それに複合している自律神経の機能不全、不安神経症と恐怖症性不安障害にかかわる症状の緩和のために通院中である。

感覚過敏と緩和ケアを受けたことについて 私は、コロナ禍の防疫方法を受けて不織布マスクがつけられないという感覚過敏の症状と、マスクをつけた時に身体中にビリビリするような感覚と細かい不随意運動が出てしまうため、昨年5月から感覚過敏の症状緩和

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コロナに乗じた怖い問題を「バリバラ」が教えてくれた《24分テレビ》

コロナに乗じた怖い問題を「バリバラ」が教えてくれた《24分テレビ》

まず、私はもともと「バリバラ」推しである。立場は「発達障害」と「神経障害」であり、性的自認は「ジェンダークィア」をオープンにしている。発達障害は定義によると「重度」ですが、自分でも何で「重度」なのかぼんやりしています。(ジェンダークィアに関しては、障害だとか社会的少数者だとかという感覚はない)

(私の場合の発達障害に関してはこちら参照)

なぜ「バリバラ推し」なのかというと、「きらっといきる」

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今年も直面「8月末に村八分」問題

今年も直面「8月末に村八分」問題

私は、発達障害・神経障害をオープンにしているが、この時期は非常に憂鬱だ――「感動ポルノ」のもう一つの問題に直面している 近日は通院日だった。
カウンセリングの先生と悩みを話したり、同じ心の生きづらさを抱えている人たちとの悩み共有で一緒にコミュニケーションをとったりもした。
あの番組の名前が出る。私もその番組によって非常にいやな気分にさせられることが多いので遠ざけているのだが、その理由というのは

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