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取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

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本当にただの日記です。自分のために、(なるべく)毎日、寝る前だったり、寝落ちしたあと夜中起きた時だったりに書いたものです。
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#浪人

11月18日「実家に帰る⑤」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月18日「実家に帰る⑤」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

昨夜は実家に泊まって、今日は名駅でパスポートの申請をした。
んでまた来週、パスポートの受け取りに来なければならない。

実家に行くと何が嬉しいかって、母の旨い料理が食えることと、大きな風呂に入れることだ。しかし実家ではついつい飯を食べ過ぎてしまう。

んで夕方からは、久々に北高のバスケ部で集まってガストで飯を食った。
トモミと会うのは卒業以来だ。トモミは浪人生として本当にストイックに頑張っていた。

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11月1日「裸のままで」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月1日「裸のままで」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

井上の野郎のメールのせいで、今日は一日中滅入った気分になっちまった。

朝起きてケータイ見たら、「みんなお前のこと終わったと思ってる」とか言われたらさ、そりゃもうスゲーずーんってなるじゃん。ずーんて。
バイト中もそのことばっかり頭にあって心ここにアラズって感じだったし。

なんやかんやでヤツラとは長い付き合いで、深い付き合いだし。このままフェードアウトして会わなくなっちまうってのはあまりに寂しすぎ

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10月31日「さっさと書いて寝ちまえ」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

10月31日「さっさと書いて寝ちまえ」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

タイトル、今のオレの気持ち。

昨日、井上から急にメールが来やがった。
「お前 将来はどうすんの」ってさ。

今のオレのこの状態を、井上や、佐藤、Kたち幼馴染のヤツラには言えそうもない。今のままではオレは彼らの前に立った時、劣等感を感じるのは間違いないからだ。ヤツラと対等になった時にだけ、オレはヤツラに会えばいい、と思う。

土日はやっぱ疲れるから、日記書くのしんどいんかな?
なんか今日は集中力な

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10月2日「回顧」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記 

こうして日記を書くことで、オレはかろうじて月日を感じることができている。
夜、日記のタイトルをつける時に、「あ、今日は〇日か」と初めて気づく。もう一日も終わろうとしているタイミングで。

最近のオレは精神的にかなり弱ってきている。それは、自分の、将来への不安が原因だ。

オレはこのままどうなるのか。将来何をしているのだろうか。いや半年後は何をしているのか。どうせ困ったら大学に行けばいいと思っている

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【7月18日】取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記 「大学とオレ②」

今日発見したことは、大学受験失敗の理由。
つまり、今年なぜオレがS大学に落ちたかという理由だ。

それは、高3の秋からつけ始めた自分の日記にすべて書いてあった。そこに書いてあった一日一日をここに改めて書いても仕方がない。もう一度その日記を読めばいいだけだ。

ある意味面白いなと思ったのは、受験が終わったあと、結果発表の前日までは毎日日記をつけていたのに、(不合格の)発表の日からはパッタリと書くのを

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【6月2日】取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記 「大学とオレ」

【6月2日】取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記 「大学とオレ」

いつもどおり。
朝ブルーベリートースト。7時からバイト。休憩でパンとタバコ。4時から立ち読み。5時帰宅。

夜、トシさんの後輩の小林さんという方が来てオレに話をしに来た。
小林さんは大学のことを熱心に話してくれた。大学のすばらしさ、楽しさ、大切さ…。
大学に行くと本当にいろんなメリットがあるということがわかった。でも、それはある程度知っていたことだ。オレの心に響きはしなかった。

でも、小林さんの

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