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セフレに本気で恋した思い出の日々

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仕事に忙殺される時期に出会った同じ会社の1人の男の子。彼と過ごす時間は心から楽しくて1番自分らしくいられた。出会って2日でセックスから始まった私たちの関係だけど、夢中で恋をして、…
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#性愛

セフレと"好き"の境界線で揺れる心 〜ナオ編 エピソード⑤〜

セフレと"好き"の境界線で揺れる心 〜ナオ編 エピソード⑤〜

それからというものの、
ナオとは職場で毎日のように顔を突き合わし
カップルの喧嘩のような意見のぶつかり合い故の口論(笑)を繰り返していくうちに、
さらに心の距離も縮まっていった。

周りはそんな私たちを見て爆笑していたw
川越さんは
「2人の絡みほんと面白いです。
ずっと見てられます。」と言ってくれた😅

これでも、私もナオもいたって
大真面目に仕事していた。
生意気なナオはついいじりたくなるw

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並行してセフレをつくってしまう体質だったあの頃。〜ナオ編 エピソード⑥〜

並行してセフレをつくってしまう体質だったあの頃。〜ナオ編 エピソード⑥〜

なおと関係を切ってからというものの、
同期で同い年のの"ゆう"という男の子と
急激に仲良くなりつつあった。

5月9日になおの連絡先を完全抹消した
1週間後、私はゆうと居酒屋で飲んでいた。
話が盛り上がり、2軒目にお洒落なバーで
飲み、ちょっと良い雰囲気になって、
その夜、ゆうの家に泊まった。

実はゆうとは、付き合っていないけど
セックスする関係が4月29日から始まっていた。
それまでに、何度か

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楽しい夜もあれば、どうしようもなく辛い夜もある。〜ナオ編 エピソード⑦〜

楽しい夜もあれば、どうしようもなく辛い夜もある。〜ナオ編 エピソード⑦〜

2018年も5月に入り、
私とゆうは遊ぶ頻度がさらに多くなった。
友達でも恋人でもないよく分からない関係は、
より曖昧さを極めていった。

👇5月のゆうとの予定はこんな感じだった。 

5月1日(火)
ゆうと緑区お散歩50分。
さらに吹上-御器所間往復ランニング🏃‍♂️
その後名駅のオシャレな居酒屋でごはん。

5月14日(月)
ゆうと栄の磯丸水産で飲み。
伏見の堀川沿いのおしゃれバーはしご。

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恋は"盲目"じゃない、"深く知ること"だと思う 〜ナオ編 エピソード⑧〜

恋は"盲目"じゃない、"深く知ること"だと思う 〜ナオ編 エピソード⑧〜

今回でなおとの渾身の別れは3度目となる。 
(5月31日で別れる。前回のエピソード⑦参照)
出会ってたった3、4ヶ月の出来事なのに目まぐるしく感情が揺れ動き、その度に私は本気で悩み苦しみ、そしていつも今生の別れとばかりに真剣に自分の気持ちに区切りをつけようとしていた。

2018年6月の出来事(前半)👇

この月は珍しくセキララな感想を綴った思いのままの日記があまり残されていない。
しかし、相変

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万年モテ期!思い込み最強説 〜ナオ編 エピソード⑨〜

万年モテ期!思い込み最強説 〜ナオ編 エピソード⑨〜

河西さんが完全プロデュースしてくれた
神戸・大阪デートはそれなりに充実していて
息抜きとしてはすごく良い時間を過ごせた。
彼は大人なので男女の恋愛関係なしに
"この子の知らない世界を教えてあげたい"
っていうサービス精神が強かったんやろうなぁ。

歳が離れた人と付き合うメリットは
自分が知らない世界をたくさん知れること。

でもそれを言ったら、なおだって8歳しか離れてなかったけどすごく色んな世界に

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結局"気持ちいい"には敵わない〜ナオ編 エピソード⑩〜

結局"気持ちいい"には敵わない〜ナオ編 エピソード⑩〜

片思いのセックスは薬物と一緒。
一度ハマったら抜け出せない。
してる時が1番満たされていて幸せなの。
だけど終わった後の虚無感ときたら
それはそれは耐え難いもの。
またすぐ欲しくなって求めてしまう…

すごく危険な快楽。
身を滅ぼしかねない遊び。

だから女の子は如何なる時も
きちんと自分は価値のある女だと
自覚を持ってほしい。

未来の私が、過去の私に言うように。

2019年7月1日(土)
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渇いた心はまだ潤わない 〜ナオ編 エピソード11〜

渇いた心はまだ潤わない 〜ナオ編 エピソード11〜

2018年も7月に入りいよいよ夏本番。
陽光が燦々とふりそそぎ、草花の香りと共に思い起こされるのは、はっきりと自分で脳裏に焼き付けたある言葉。

夏は苦手な季節——---。

楽しい思い出としんどい感情の記憶が同時に大量に混在し、夏の空気と共に何年経っても色褪せることなくやってくる。

それは大学1年生。
"カエ"と"リナ"に本気で恋した時の思い出。
リナのエピソードはnoteでシリーズ化したけど

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あの快楽をまた味わいたいってきっと思う 〜ナオ編 エピソード12〜

あの快楽をまた味わいたいってきっと思う 〜ナオ編 エピソード12〜

恋がしたいのか。
セックスがしたいのか。
彼氏がほしいのか。

いや、たぶんどれも違う。
私はただ、心を満たしたかっただけだった。

いつも心のどこかで感じている激しい寂しさ
"飢え"を満たせるものなら何でも良かった。

ただ、一時のセックスや一時の恋心では
それを失った時に逆に寂しさを助長させる。

もっと絶対的な安心感が欲しかった。
"好きな人と付き合いたい"
これが1番近い答えだったのかもし

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セックスは心を開くコミュニケーション 〜ナオ編 エピソード13〜

セックスは心を開くコミュニケーション 〜ナオ編 エピソード13〜

2018年7月24日(火)

この日は夕方からアプリでマッチした人と
初めてごはんに行く予定があった♪
私は心底落ち着ける彼氏が欲しいと思っていた。
ナオのことを四六時中考えなくてもいいように、ナオ中心にならないように、早くナオ以外の人と恋をして、ナオのことはどーでもいいし!って言いたかった。

朝は10時起床。
ゴシップガールをシーズン2の6話まで見たところで12時45分家を出発!
まずは大好き

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毎晩溶けるようなセックスをしていたかった。〜ナオ編 エピソード14〜

毎晩溶けるようなセックスをしていたかった。〜ナオ編 エピソード14〜

2018年7月30日(月)

もう会えないと思っていたこうきさんと
再び星ヶ丘で会うことになった。
深夜の1時、こうきさんの家に泊まる。

なぜそんな流れになったかと言うと
あれから1日2.3通のLINEをしていて、
恋人としてまだチャンスがあるんじゃないかと、どうしても諦め切れなかった私が再びチャンスをせがんだからだと思う。。
(実はこの日だけ具体的な日記が残っていない)

でもだからと言って彼

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セックスしたいけど彼氏も欲しい、夏。〜ナオ編 エピソード15〜

セックスしたいけど彼氏も欲しい、夏。〜ナオ編 エピソード15〜

2018年8月7日(火)

夏休み初日はこうして終わる。
セックスからのスタート。
いつもと変わらない日常。

ゆうとオケオールした後、始発で帰り、
お風呂に入った後1時間だけ寝て再び行動開始‼︎ 我ながらめちゃめちゃ元気やと思う😳
AM 11:00 おうちを出て名古屋駅へ。
気の向くままに見て周り、
矢場町に移動してお決まりコースで買い物♪
服にアクセにランジェリーに化粧品✨
ひたすら見てと

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夏の夜長で麻痺する心 〜ナオ編 エピソード16〜

夏の夜長で麻痺する心 〜ナオ編 エピソード16〜

夏はいつもあっという間に過ぎ去る。
待ちに待ってようやく始まったと思ったら、
風のように一瞬。

この夏も毎日を無我夢中で生きていた。
炎天下で枯渇するのは水分だけじゃない。
常に潤いを求めて求めて求めて、
時間を意識する暇なんてこれっぽっちもない。
思い立ったら行動の連続だった。
衝動的に、情動的に、
水を飲むように愛とセックスを求め続けた。

2018年8月9日(木)

10:30 起床。

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濃い夏の序章、変わってしまったのは私の方だった 〜ナオ編 エピソード18〜

濃い夏の序章、変わってしまったのは私の方だった 〜ナオ編 エピソード18〜

2018年8月後半、
この年の夏はたくさんの懐かしい人、
大切な友達と会う機会が多く、
とても充実した夏を過ごせた。
友達は今のありのままの私を照らす鏡だった。
私にとって自分自身を見つめ直し
考えさせらる良い機会になった。

8月16日(木)
だいちがわたしの家に泊まる。(2回目)
この日もセックスしたかは定かでない。
(いやそんなことはどーだっていいw)

8月17日(金)
小学生の頃からの友

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やっぱり好きだと再確認した夜の、求めるようなセックス 〜ナオ編 エピソード21〜

2018年9月6日(木)

約2ヶ月ぶりだろうか。
ナオと会うのは、あの渾身の別れのLINEを送った
7月10日以来だった。

どうしてまた突然に…
私はもうとっくに気持ちの整理がついていたのに、ナオはいつもかき乱す。
この2ヶ月の間、お互いそれぞれの職場で多忙な日々を過ごしてきたことは間違いない。
そんな中で、私のことをずっと考えてくれていたのだろうか。
寂しく思ってくれていたのだろうか。

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