濃い夏の序章、変わってしまったのは私の方だった 〜ナオ編 エピソード18〜

2018年8月後半、
この年の夏はたくさんの懐かしい人、
大切な友達と会う機会が多く、
とても充実した夏を過ごせた。
友達は今のありのままの私を照らす鏡だった。
私にとって自分自身を見つめ直し
考えさせらる良い機会になった。


8月16日(木)
だいちがわたしの家に泊まる。(2回目)
この日もセックスしたかは定かでない。
(いやそんなことはどーだっていいw)


8月17日(金)
小学生の頃からの友達のたかちゃんと飲み。
一体何年ぶりに会うのだろう。
めちゃくちゃ久しぶりに会う。
たかちゃんは小・中学時代によく話をした幼馴染の1人だ。そして高校は違えど、夜、よく塾の帰りのタイミングが同じで最寄駅で鉢合わせることが多かった。
面白くて優しい子で純粋に友達！
だけれど、たかちゃんの親友の男の子のことが好きだった時代はある。それをたかちゃんは知っていたし時々相談もしていた。

私の小中のイメージは優等生の真面目キャラの印象がとても強い。しかし時に全力でふざけてはしゃぐので、おてんば娘の印象もめちゃくちゃあると思うw 
特に小学校時代は、ある男の子のことが好きで、隠す気もなくストーカー並みに毎日追いかけていたせいで、そのことをクラス中、いや、学校中が知っていたww
クラスの男子や女友達全員が私の片思いを面白がって煽ったり、からかったり、イタズラに協力してくれたり、時には告白に協力してくれたり(何回したかも分からんw)、私はそんな感じの究極のいじられキャラで、私自身も全力で楽しんでいた🤣w(片思い相手が学年で1番ヤンチャで不良っぽい男子の中のリーダー的な男の子だったっていうのもある)

そんな時代から私のことをよく知る
たかちゃんとなぜ飲む流れになったかは
覚えてないし日記にも書いてないけど、
この日なぜかサシで飲んでいた。

高校卒業してからは
全く交わることのない人生を歩み、
たかちゃんは静岡の大学で数学の研究をし
大学院を出ていた。

19:30〜23:00まで
積もる話を話して楽しい時間を過ごした。
話題はもちろんたかちゃんの1番の親友であり
私が好きになった男の子の話にも！

(※ここだけの話、その男の子は今、
日本モンキーパークの飼育員をしている。
ちょっと前にとあることで炎上してしまったがために今はもう更新されてはいないが、
モンキーパークの公式裏チャンネルというYouTubeで「しゅーと」という名前で
活動している、めちゃくちゃのイケメン‼︎
もしあれならぜひ見てほしいですw
ちなみにたかちゃんは全くイケメンでは
ありません🤣🤣)

そんなたかちゃんと私の間柄。
"まちがい"なんて起きるわけもなく、
(期待に添える展開ではございませぬw)
この日はお互いに終電間近でバイバイした。


8月18日(土)
大学1年の頃からずっと仲の良い
1番の親友のかほちゃんと飲んでわたしの家でお泊り。わざわざ静岡から来てくれた✨
かほは大学時代何でも話せる唯一の友達で
共通点がとても多い。すごく心優しい子。
そして面白くてちょっと天然な子☺️変な子w
リアルに大学時代の1/6はかほんちに住み込んでいたと言っても過言ではない。ダイエット合宿とか、単位取得のテスト前の合宿とか、国試前の合宿とか、何かにつけて長期滞在していたし、それ以外も何でもない日に泊まりまくり、夜な夜な語り尽くすという、楽しくて仕方ない日々を共に過ごした大切な友達。

会うのはめちゃくちゃ久々だった。

かほはあの頃と変わらない。
すごく落ち着く雰囲気。話題は尽きない。
彼女といると尽きることがなかった。
話し上手で聞き上手。
そんな彼女が女の子からも男の子からも
モテるのはとてもよく分かる。
彼女は人を惹きつけるそして愛される性格の
女の子だった。私が男ならかほちゃんを彼女にしたいと思うもの😶

かほにとって私は今でもあの頃のように変わらないで見えるのかな？
それともすごく変わってしまったように見えるのかな？

大学時代もお互いに激しい恋愛をしていて、
一緒に何度合コンしたかも分からないし
出会いの場にたくさん行った。
お互いの恋愛を包み変わらず共有して
恋愛する度に悩みまくってお互いに相談しまくって、笑い合っていた。
私たちはお互いをとても良き理解者だと感じていた。かほと話すと心が安らかに溶けていく。かほもそう思っていただろう。

でも、大学卒業後はお互いの人生を各々に歩むことになり、お互いに社会に揉まれていった。大変なことを共有してもまったくもって身をおく世界が異なると、分かろうにも分かり合えないことが多い。

お互いの状況はここ数年で大きく変わり、
連絡をとること自体少なかった。

そんなかほちゃんとの久々の再会だった。

かほは社会人も3年目に突入し、落ち着いたように見えた。
1人の良いパートナーと巡り会えて、
とても幸せな毎日を送っているという。
一方で私はというと、
大学からさらに加速して落ち着くところを知らずに迷宮に迷い続けている😇

しばらく会わない中で、
同じ日本の空の下なのに、境遇の違いがすれ違いとなり、かつて親友だった友達との関係を微妙に変化させるのであれば、それは悲しきことかな。
でも、どうやったらこのすれ違いの溝を埋められるのだろう。
その術は私には分からなかった。

(おそらく私自身の意識の問題だとしても、
その頃の私はそれに気づけなかった)

心が変わらなければ、
一生変わることがないのに、
変わってしまったのは、
きっと私だけなのに。
それに気がつかないなんて
なんて愚かなのだろうか。
いや、気づいたところで、
どうやって昔の私に戻れるだろうか。
そんなことはありえないことだった。



8月ももう終わろうとしていた。

そのあとだいちと会ってデートしたり
お泊りしたりしたのは、
20日、21日、28日。

8月最後の31日だけはなぜか私は1人、
ラブホに泊まっていた(笑)
翌日が超大事な仕事のキャンペーン初日で
とんでもなく高い売上目標をクリアしなければいけない勝負の日だったからだ。
夜遅くまで準備に明け暮れて、翌朝も早朝出勤だったため、第二の家であるラブホに気付けば迷うことなく飛び込んでいたwww


そしてその翌日。
9月1日(土)

22時まで働いた後、
新栄にある行きつけのGoogleマップにさえ載っていないオシャンな隠れ家バーに1人で行き、仕事の疲れを癒すべく物思いにふけってオリジナルカクテルを飲んでいた🍸

ちなみにそこのマスターには過去1年間の私の男関係の全てを悟られている。
特に普段言葉を交わすことのない無口で紳士なマスターだったが、恐らく彼は気づいている。

私がこれまでバーに連れてきた男の人数は
10人はくだらない。

そのバーの裏がラブホ街になっていて、
私はいつも狙った男を落とす時にこのバーを
利用していた。
営業時間が3時までオープンしているため、
終電を逃すにはもってこいの、しかも雰囲気も抜群に良いバーなのだ。(あれ？この話前もしたような…たぶん前にも書いてますw)

いつも決まって男の子と来ていて、
同じ男の子を連れてきたことは1度としてなく毎回違う男の子と来ていたが、
1人で飲むのは初めてのことだった。

そのあとまさか2日連続でラブホに泊まることになるとは思わなかったけれど(笑)、
深夜0時過ぎ、だいちと合流してホテルに入った。
次の日が休みだったため、
お菓子やお酒や軽食を色々と買い込んで
夜中じゅうはしゃいでいた😆
売上目標を達成したテンションで
その夜はどこかネジが外れていたw


9月2日(日)
この日はわたしの誕生日🎁💝
大学時代から仲良しのはなとみかこと3人で
みかこんちでホームパーティー✨✨
みかこんちはめちゃくちゃ綺麗‼︎
シンプルかつオシャレであるのに加えて
とても整理整頓と清掃が行き届いていて、
彼女の几帳面で丁寧な性格は絶対に真似できない😦すごすぎっ
彼女はこの家で婚約者と同棲している。

2人は管理栄養士の友達で
私たちは何かと食べ物に関するパーティーを
大学の時からよく開いていた。
私が企画好きで、よく〇〇パーティーしよ🥳
って提案していた学生ノリが今でも私たちの中に染み付いていて、楽しいことをすること、美味しいものを食べることが大好きな3人組が私たちだった♡


そんなこんなでだいちとの思い出以外でも
充実した夏を過ごせたのだけど、
9月に入っても夏はまだまだ終わらなかった。

9月6日、思わぬ出来事が起きた。


次回につづく。
(※一気に話が濃くなる予定です)