2023年6月の記事一覧
押しボタン式信号機で甘い考え
押しボタン式の信号機がございます。歩行者が車道を渡りたい場合、ボタンを押すことによって信号機の色を変え、車を止めてから渡るタイプの、皆さんご存じのやつです。
当然ながらボタンを押さないと歩行者側の信号は赤のままですから、普通は押すんです。しかし、厄介なことに世の中は押しボタン式でない信号機のほうが多い。だから、押しボタン式の信号機にやってきても、いつもの癖で待っていれば自然に信号が変わると思
真逆の絶叫マシン体験
「真逆」にもいろいろあると思うんです。私が印象深い真逆のひとつに、ジェットコースターを始めとする絶叫マシンに因んだ真逆がございます。
私の友人、ここでは三原君としておきますけれども、三原君と私は絶叫マシンにおいて真逆の人でありました。みんなで遊園地だのテーマパークだのに行けば三原君は絶叫マシンへ真っすぐに突撃するんです。私はと申しますと、絶叫マシンが嫌いというわけじゃないんですが、毎回誰より
今やらかしてる失敗をしているのは自分だけじゃないかもしれない
自分だけかと思っていたら意外と他の人もやってた、みたいなことがあるわけです。「すごいアイデアを思いついた」と思ってネットで検索してみたらもう思いついていた先人がたっぷりいた、なんてこともあるでしょう。オリジナリティを出すって大変だな、と痛感してしまう。ただ、「自分だけかと思ったらそうでなかった」が自分にとってつらい方向に影響するとは限らないわけです。
例えば、私は無意識に自分の顔を触る癖が昔
Googleのお陰で憧れのキャラクターに近づけていたらしい
たくさんのコンピューターに囲まれた部屋にひとりいて、仲間との連絡は基本的に通信だけ。それでも、助けを求められれば山盛りのコンピューターを駆使して状況を即座に分析し、的確な指示を送る。こんなタイプのキャラクターをフィクションでたまに見かけます。そういうキャラクターで私がパッと思い浮かぶのは、クリミナル・マインドのガルシアとパーソン・オブ・インタレストのフィンチ、更にさかのぼりますとエネミー・オブ・
もっとみる若者も言う「最近の若者は」
「最近の若者は」という常套句があります。ベタベタすぎて丸々そのまま使う人は逆に少ないんじゃないかと思えるほどです。そういう意味では、唐草模様の風呂敷包みを背負った泥棒と一緒で、既にひとつの記号になってしまっているのでしょう。ただ、似たような意味のことを言われた方は多いと思います。私も言われてきましたし、それに対して「何でそんなこと言うんだろう」みたいな感想を抱きました。
もちろん、「自分も大