おわり

冷凍睡眠のあと、だれが起こしてくれるの?

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冷凍睡眠のあと、だれが起こしてくれるの?

記事一覧

あなたの好きな煙草じゃなくて あなたが好き

好きな少女が吸っていたのは 確か赤と白のパッケージの煙草で わたしは煙草を吸う友人に これって何て煙草なの?と尋ねて それが赤マルなんだと知った わたしは呼吸器系…

おわり
3か月前
3

大好き愛してるが白けたのはきっと絶望のせい。

20万を正社員でなくてつくることは わたしには難しいみたい 体が強くない体力がない だからバイトを詰めすぎても体調を崩すし 病院に毎月通っていて毎日薬を飲んでいる …

おわり
11か月前
6

今日もわがまま

聞き分けのいいこになったら あのひとにとって都合のいいこになれたら ごめんね、ぱぱ まま 今日もだれにとってのいいひとにもなれなかったよ 思いやりをもたせてくれたの…

おわり
1年前
4

ださいモノマネ

きみがカメラをやっていたから わたしは写るを安易にはじめて 結果的に、写るにどっぷりはまってしまった きみの カメラに写したい にはなれないだろうけど 私をみつけてく…

おわり
1年前
4

つづきはまた今度

ありきたりな愛 かなりヘビーなベイベー どこもかしこも かしましいや きみのことばは魔法なんかじゃない 法律なんだよ わたしを独裁して 分かってる分かってる わかって…

おわり
1年前
2

満たされない つぎの味は?って

わたしは終わりたい。 この、やけに わたしのことを追い回す もやもやの正体とお別れがしたい。 終わりたいという願望は、しにたいだとかそういうのじゃない。 嫌いと好き…

おわり
2年前
5

何度しんでもいいから

わたしは髪は明るいし今なんかはピアスもいくつか開いているけれど、ひとに怖がられた試しがない。 あんまりにもたれ目で、圧がないからかもしれない。 道や電車を尋ねら…

おわり
2年前
7

まさに今すれ違って行くいま

なんでなんでって、本当になんでも理由を知りたがる子供だった。周りの大人たちに用意できるこたえのものならよかった。親戚に教師や博士がいるわけでもない。特別な回答が…

おわり
2年前
6

終わらせたいわけじゃなかった

わたし自身は特になんてことない宗教観の持ち主だ。神道と仏教とをつまみ食いする、どこにでもいる日本人 母はよく、なんちゃらの神様、みたいに 場所やものの神様をたく…

おわり
2年前
7
あなたの好きな煙草じゃなくて  あなたが好き

あなたの好きな煙草じゃなくて あなたが好き

好きな少女が吸っていたのは
確か赤と白のパッケージの煙草で
わたしは煙草を吸う友人に
これって何て煙草なの?と尋ねて
それが赤マルなんだと知った

わたしは呼吸器系が強くないし
いっしょにいることができないだろうからと
煙草を吸う男の人を好きになれそうになかった
だから一昨年までは1本も口にしたことがなかった
おじいちゃんとおばあちゃんも
わたしが喘息持ちだったからと煙草をやめた
避けてきたから

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大好き愛してるが白けたのはきっと絶望のせい。

大好き愛してるが白けたのはきっと絶望のせい。

20万を正社員でなくてつくることは
わたしには難しいみたい
体が強くない体力がない
だからバイトを詰めすぎても体調を崩すし
病院に毎月通っていて毎日薬を飲んでいる
気を使う体はお金もかかる
代わりにもらえるものと言えば思いやりくらい
しんどい人のしんどいが どれくらいかは分からなくても しんどいことを分かることはできるから
出来ないことがあるって、わたしもそう思うよ

自分の力で生きることが出

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今日もわがまま

今日もわがまま

聞き分けのいいこになったら
あのひとにとって都合のいいこになれたら
ごめんね、ぱぱ まま
今日もだれにとってのいいひとにもなれなかったよ
思いやりをもたせてくれたのに、わたしやっぱり
勝手に生きたいなって思ってしまうの
わたしに振り回される世界じゃなきゃつまらないよ

ねえきっとわたし
もうお母さんだったはずなんだけど おかしいな
未来を決める年齢をどんどん追い抜いて
もっと大人なはずのわたし

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ださいモノマネ

ださいモノマネ

きみがカメラをやっていたから
わたしは写るを安易にはじめて
結果的に、写るにどっぷりはまってしまった
きみの カメラに写したい にはなれないだろうけど
私をみつけてくれた写すひとや写るひとたちが
たくさんの素敵な表現に出会わせてくれた
わたしの頭の中をずるずると引き出してくれた
でもきっといつまでもきみの 撮りたい にはなれないし、もうなろうとしないと思う

きみは写るのをやめてと言うけれど

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つづきはまた今度

つづきはまた今度

ありきたりな愛
かなりヘビーなベイベー
どこもかしこも かしましいや
きみのことばは魔法なんかじゃない
法律なんだよ わたしを独裁して

分かってる分かってる
わかってないのはわたしだけ

ああ生きたいな この際
期待してないけど 足りない
ここももう安全じゃないや
きみのことばは魔法なんかじゃない
安心させてよ かなりハードなお願い

満たされない つぎの味は?って

満たされない つぎの味は?って

わたしは終わりたい。
この、やけに わたしのことを追い回す
もやもやの正体とお別れがしたい。
終わりたいという願望は、しにたいだとかそういうのじゃない。
嫌いと好きと、その間に興味が無いがあるみたいに
関心がないことがいちばん健全なんだと思う。
わたしは死どころかあの世のことばかり考えている。
俗世でのあれこれなんかは、自分の頭を悩ませるばかりで、わたしの決して多くない考える余地を奪ってしまうか

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何度しんでもいいから

何度しんでもいいから

わたしは髪は明るいし今なんかはピアスもいくつか開いているけれど、ひとに怖がられた試しがない。

あんまりにもたれ目で、圧がないからかもしれない。
道や電車を尋ねられるし、席がいっぱいでなくても隣にお年寄りも座る。それで知らないひとといつのまにか話してしまうところがある。自分の存在を脅かすかもしれない、という気配が少しもしないんだろう。

だれかとの競争心をほとんどなくし、まえの自分と比較するのみ。

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まさに今すれ違って行くいま

まさに今すれ違って行くいま

なんでなんでって、本当になんでも理由を知りたがる子供だった。周りの大人たちに用意できるこたえのものならよかった。親戚に教師や博士がいるわけでもない。特別な回答がある訳じゃないけれど、親しい人から聞いた言葉は私にとっての答えにもなった。分からないことはなんでも分かりたいし、分かることが出来るようになる、そう思えた。簡単に答えをくれる大人たちが側にいたから、簡単に賢くなれた気がした。

なんでも不思議

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終わらせたいわけじゃなかった

終わらせたいわけじゃなかった

わたし自身は特になんてことない宗教観の持ち主だ。神道と仏教とをつまみ食いする、どこにでもいる日本人

母はよく、なんちゃらの神様、みたいに
場所やものの神様をたくさん私に言った
"〜の神様ごめんなさい、〜の神様ありがとう、
って心の中で言うんよ?"
よく使う場面としては、ごはんを残してしまったとき、服を処分するとき。

そう教わった私は、無意識にいまでもそれをやっているし、心の中で言う分にはひとに

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