『あんたはドラクエ3から何を学んだんだ!諦めない心だろ!!』
ゲームで学んだことということで・・・。
いいですね~。
ゲームの話は熱くなります。
※イーブンは パルプンテを となえた!
まず自慢したいのは、
私は1983年生まれなので、
ファミコンと同い年っていうこと!
鳴り止まない歓声、どうもありがとう。
すいませんね、良い年に生まれてしまって。
ほんとに光栄です。
これはただひたすら光栄なことです。
ファミコンソフトの中で、
一番思い出に残っていて、
最も多くのことを学んだゲームは、
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』!!!
今日は、あの全国で大行列を巻き起こした、
ドラクエ3の発売日から、
ちょうど35周年に当たる日です
(おめでとうございます!👍)
ドラクエ3は定番ですよね。
『ぼうけんのしょ』(セーブデータ)が
突然消えるのも定番。
ファミコンをつけた途端に、
音割れした、不穏としか言いようのない音楽、
それから、真っ暗な画面に表れる白文字
『おきのどくですが ぼうけんのしょ1ばんは
きえてしまいました。』
・・・
セーブデータが消えた時、
私はアンガーマネジメントの旅に出ました。
ファミコンを雑に扱って、
兄のセーブデータを消してしまった時、
誠実な謝罪と、ごまかしながらの謝罪
という呪文を覚えました。
兄からセーブデータが消えたとの報告を聞いた時、
疑わない心と、許す心の経験値を獲得しました。
2人のセーブデータが一気に消えた時、
自分の悲しみと兄の悲しみがあらわれたので、
ホイミをとなえたり、道具を使ったり、
素早く身をかわしたり、身を守ったりして、
何とかやっつけました。
兄と1つしかないファミコンを分かち合うことで、
平等精神と、協調性と、時間管理の
レベルが上がりました。
お金を計画的に貯めて、
それを使う喜びも装備しました。
自分に何の落ち度がなくても、
セーブデータが消える理不尽に向き合い、
それに対して、すっぱりと気持ちを切り替えて、
またチャレンジすればいいという
人生の基本的な考え方を手に入れました。
そして、どんな困難があったとしても、
めげずにゲームをクリアしきる達成感を
こんな夜更けまで噛み締め、眠りにつきました。
中でも一番重要なことは、何十年経っても、
きっと兄と分かち合えるだろう、
思い出の宝箱の鍵を持てたことです。
宝箱の上で足下を調べれば、
なんといつでも思い出話が見つかります。
兄と私は、お互いの誕生日や正月やクリスマスに、
何のゲームを買うか話し合い、
道具屋で新しいゲームソフトを買いました。
その喜びは、本当にかけがえのないものでした。
(心のドラクエ4!永遠のドラクエ5!)
でも、そうやって買ったゲームも、
自分だけのものだという感覚は決してなく、
ゲームソフトは必ず私と兄が協力して集めた、
小さなメダルでした。
兄とは、苦楽を共にした仲間だという感覚が、
何十年経っても消えません。
2人で競争したり、
攻略のアイデアを出し合ったり、
兄が裏技を聞き込んできて、
それを試したり(失敗の連続)して、
お互いのつよさを確認した日々。
楽しい思い出が少ないからこそ、
ゲームの思い出は、私にとっては、
いつまでも預り所に大切に預けてある思い出です。
最近ゲームをすることは少なくなったとはいえ、
不安でしょうがない時、
何もやる気が起きない時、
ものすごく傷ついた時、
これは休むしかないなという時に、
それに備えてちゃんと充電されている、
ポータブルゲーム機を押し入れから出して、
音楽を聴きながら、ベッドに寝転んで、
何時間でもプレイしていいことにして、
自分の心にマホカンタをかけています。
そうすることで、返事のない、ただのしかばね
にならずにやっていけているのです。
とにかく非ゲーマーさんに伝えたいことは、
誰も誰かのゲームを取り上げないでほしい、
人の安らぎを盗むカンダタにはならないでほしい
ということです。
ゲームはスポーツであり、芸術です。
勉強ばかりではなく、芸術も楽しめる、
頼もしい勇者や賢者を
これからも見守ってください。
最後に、日本のお家芸としてのゲームを、
これまで以上に大切にレベル上げしていってほしい
と思います。
日本のゲーム産業が次のレベルになるには、
あと300の経験が必要です。
旅の無事を祈っています。
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