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臨床実習指導のネタ帳

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#作業療法塾

療法士リーダー10の習慣 2012[無料公開版]

療法士リーダー10の習慣 2012[無料公開版]

*注意*こちらは「療法士リーダー10の習慣2018年改定版」の無料公開版です。
無料版なので、追記や更新はいたしません。
また、2012年執筆当時の考えや内容です。
JIR協会は現在「一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会(IAIR)」であり、現会長は創始者の仲村ケイではなく、二代目の森本義朗会長です。
現在のIAIRの考え方とは異なる表現をしている部分もあります。
更新され続ける現在の考え

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時代とともに変わるもの

時代とともに変わるもの

あなたは、時代とともに変わるもの、
とお題を出したら、
真っ先に何を思い浮かべますか?

僕は『常識』です。常識程不安定で、
時代時代によって変わるものはありませんよね。

例えは悪いでしょうが、
戦争中に多くの敵を倒せば英雄視され、
平和な時代に多くの人を殺せば殺人鬼です。

もう少し身近な話題にすれば、
ドラクエなどの勇者は魔王を倒すまでは英雄で、
平和な世界では役立たずです。

おっと、あま

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恐怖の意味はFEAR!

恐怖の意味はFEAR!

学生さんにとっては、
臨床実習は未知の環境。

恐れ以外の何者ではないでしょう。

ですが、恐れ、って一体何者?

何処から湧いてくるのでしょう?

・怖い先生がいる?
・怖い体験をしたことがある?
・まんじゅう怖い?

いやいやいや、
どれもこれも違う違う。
自分自身ですよね。恐れの元は。

それ以外の何者でもありません。

恐怖の意味のFEARとは、

「 Fantasized Experie

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愛のある臨床教育を

愛のある臨床教育を

さて、この数回、
僕の歴史や、考え、経験の一端をお伝えしてきました。

じゃあ、結局僕はなにをしたいんだよ!

ってことですよね。

ぼくがやりたいこと、
それは……

 ・臨床教育を変える。
 ・落ちこぼれにされてしまった学生に本物の学びを伝える。
 ・落ちこぼれ療法士に逆転劇の主人公になってもらう。

これです。

僕が行なう目標の具体化セミナーでは、
自分だから救える人は誰か、を徹底的に浮き

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罪悪感を感じた時

罪悪感を感じた時

あなたは感じたことはありませんか?

患者さんに、『申し訳ない』と……

僕は、いつも感じていました。

もともと精神科の現場で作業療法をしてきたわけですが、
ただ、作業活動が好きだから、という理由で選んでしまったこともあり、
現場の問題に直面すればするほど、甘かったな、と思いました。

ですが、それ以上に感じたことは、
患者さんに『申し訳ない』と思い始めたことです。

僕自身の甘い気持ちに気付い

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歩を犠牲に王が生きる

歩を犠牲に王が生きる

臨床共育に犠牲はいらないと言いながらも、
使わざるを得ない状況だってある。

それは、何を優先して物事を行なうのか、ということ。

臨床実習のように期限がシビアに設定されている場合、
何かを優先させる為に、
何かを犠牲にしなければならない。

例えば、将棋を例にしてみれば、
超初心者ほど、歩など駒を取ることに終始してしまい、
王に隙が出来てしまう。

目の前の取りやすい駒に飛びついてしまうのだ。

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