真面目に生きることが辛い「そんな僕を描いてみてよ」
ただいま、、22:00⏰
書こうと思っていた内容を、2,000字ほど下書きしたところで、どうしても書きたくなった今日の記事。
方向転換することにし、23:59まで!と期限を決めて書いてみることにします(>_<)笑
ということで、今日は・・・
大切で愛おしい存在の、後輩を描いていきまーす🤭
─── 昨日の記事投稿直後
スマホを見ると、1通のLINEが💡
■ぼく、ダメなんだよね
─── ダメ。この2文字にすごく違和感を感じる。
お風呂に入るのを辞め、返事をしてみました。
おさや「ダメなんだね」
純「うんーなんかダメなんだよね」
ダメ・・・ダメ・・・
純とは昨年のGW、数年ぶりに会った以来、久しぶりの連絡。そんな私に「ダメ」と2回も言ってくる。純は学生時代7年行ったバイト先の後輩で、16歳から知っている。半端なくナルシスト(笑)ただ、何かあったことも、何に悩んでいるのかもなんとなーく予想できました。
【おさや】
敢えて聞くけどさ、何がダメなの?
純の考えていること、もちろん分からないけどさ。なんとなーく、それはダメなことではない気がするよ。
■キラキラ笑顔のタイムリミット
─── 15年前
はじめまして!純です。
〇〇高校1年。よろしくお願いします!
─── バイト先でできた、初めての後輩。
当時の私は高2。部活を辞め、後輩を亡くし、立ち直るための道中をもがいている時でした。
👉当時の出来事:人との繋がりを大切にする理由「16歳で亡くした後輩」
レーザーレーサーという高速水着を買うために、高1の終わりから緩く始めたプール監視バイト。引きこもりから脱却でき、やることもないので何となく2学期からバイトを再開。
そんなある日、きらっきらの笑顔で
まだ声変わりの途中であろう後輩が、アルバイトに入ってきました。
身長が武器になるチームスポーツを純もやっていた。ただ、170cmの純は「身長は関係ない!」って言ってたな・・・
と、この記事を書きながら思い出す私。
素直でまっすぐな純は、
当時「水泳を辞めた虚無感おさや」に、希望の光を差し込んでくれるような存在でした。夢と希望しかない純に、希望や純粋さをお裾分けしてもらっていた、という表現の方が正しいかもしれません。
そしてなぜか、純とはシフトがよく被る(笑)
純とはすぐに仲良くなり
バイト終わりは、いつも一緒に帰っていました。バイバイするのは純の家近くのファミマ。ファミマの前でしゃべってから帰宅するのがルーティン。ファミチキやピザまんを買う日もあれば、何も買わず話すこともありました。
【同期】
おさや~!
純ってさ、おさやのシフトと被ってないか、いっつも確認してるよ(笑)ちなみに今も。ほら。
(・・・だからよく被るのか笑)
【純】
おさやちゃーん!今日も一緒ですね🤭
─── 嬉しそうな純(笑)
この笑顔をずっと見ていたいな~。そう思いながら行くバイトはすごく楽しい時間でした。ただ、この溢れる笑顔を見れるタイムリミットが、すぐそこにあったことに、当時私は気づきませんでした。
■記憶を「高2の純」で止めている
─── 高3の夏
【おさや】
純~!私、彼氏ができたー!!
純と同い年でさ、純と誕生日が1日違いなんだよ!純に性格も似ていて、あ・・・でも背は高いんだよ~😎笑
いつも通り、ちょっといじる感じで純に話しかける私。
【純】
ふーん!
あ、見てみて!今日も〇〇ちゃん(バイト先の先輩)かわい~!!🤭
この会話をした時のことは、すごく覚えています。周りにも惚気たり、前略プロフィール(←古っ)にも投稿し、有頂天の私。
ただ、この頃から純はちょっとずつ変わっていきました。笑顔も減ってきて、言葉遣いも悪くなってきた。
純は、私の同期や大学生の先輩たちにものすごく可愛がられていた。先輩たちに甘えることは良いんだけど、甘えるというか・・・何もしないというか・・・純の素直さや積極さが、どんどん失われていく感じがしました。
違和感を覚えたまま、その秋
私は受験の為バイトを辞めました。最終出勤日には、純もシフトを入れてくれていて、ファミマで話したことを、今思い出した。
何を話したんだろう・・・
思い出せないけど、純がすごく悲しそうな目をしていたことや、好きだったキラキラの笑顔が見れなくて、私も悲しかったことを覚えています。そして、ファミマで語ったのはこの日が最後でした。
ただ、家に帰ると純からすごく長いメールが来ていた。メールはもう見れないけど、すごく嬉しかったことは鮮明に覚えているんだよなぁ…。純は不器用だしアホだし…、ただ言葉の選び方が丁寧。きれいではないけど、慎重に選んでいるのが伝わる。
「ずっと、おさやちゃんらしくいてください」
そう書いてあったことを、今思い出す。実家に帰ったら当時のガラケーあるかなぁ…見てみるか(笑)
お話は少し逸れましたが、
その後、純が大学を卒業するまでの6年間、なんやかんやで関わりは持っていました。私がバイトに復帰して、バイトメンバー何人かで遊んだことは何回もあった。4回生の時、純がアメリカに留学し、その時にも何度か連絡を取った。私が先に社会人となり、仕事の話をしたこともある。
ただ、私の記憶は「高2の純」で止まっています。
正確には、止めている。高3以降の純は、髪を金髪に染めたり、タバコを吸うようになったり、セフレをたくさん作ったり、まるで別人になっていた。
そして私も変わっていった。
高校卒業後の浪人中はギャルになった笑。純に劣らないほど、私の言葉遣いも汚くなっていった。きっとお互いを傷つけあっていたと思います。
「純は何で変わってしまったの?」
「ぼく、何も変わっていない!おさやちゃんが美化しているだけ!」
「ぼく、おさやちゃんのこと好きだったんだよ!」
「純、そういうのいらない」
この会話、実は30歳となった昨晩まで続き、堂々巡りな関係を築いていってました。純と最後にファミマへ行ったのは、もう14年前。あんなにたくさん話したのに、14年も経つと何を話したのか忘れてしまう。
そして、大学当時も日々忘れていきました。
純のことをどれだけ傷つけてしまっても、純に傷つけられても、純が変わってしまっても、それでも私の中の純は「16歳のキラキラ笑顔」でいたかった。チャラチャラしていても、カッコつけていても、垣間見える純粋さだけを見るようにしていました。
そして気づけば、6年が経っていました。
■6年ぶりの再会。別人の純。
─── 2023年GW
幼なじみの親友と、バイト先だったプールへ!親友も、プール監視バイトをしていました。「地元に帰って、大学生当時の遊びをしよう!」というコンセプトのもと、バイト先のプールやサイゼに行き、純と語り合っていたファミマの前も通過。笑
プールを後にしようと、施設を出ようとしたその時・・・
え!!!!!!!!!!!!!!!!!!Σ(•ω• ノ)ノ
施設の看板に、純が写っている!なーんてこったい
スポーツのコーチをしているとのこと。これにはびっくりΣ(・ω・ノ)ノチラシの写真を撮って、すぐに純へLINEしてみた!何年ぶりだろう・・・
えええええええΣ( ̄ロ ̄lll)
地雷を踏むとはこのことだ・・・純ごめん純ごめん純ごめん純ごめん、、と呪文のように唱えながら謝罪LINEを送ると、電話がかかってきた。
特にためらいもなく受電した。
普通に楽しかった(笑)ただ、帰省していた私はご飯の時間になり、30分くらい話したところで切った。電話の最後に「会いたい~」とか言っていたけど、またいつものチャラ発言だと思い、スルーしていた笑
─── 同日23時
おさやちゃん、会おうよ!
こうして、私の実家近くに住んでいる純と会うことに。
集合は、私の実家近くにあるファミマ。ここで会うのは初めてだけど、思い出のファミマで語ったことを思い出すよねっ。
あの時楽しかったな~
でももう純は変わっちゃったしな~
変わった29歳の純はどうなっているんだろう…
と思いながら待っていると、
真っ暗な深夜の雨空に負けないほど、負のオーラしかない純がいた笑
ま、まじかよ・・・( ;∀;)
いやー生気吸い取られるかと思ったわ(←本人にも言った笑)
■「助けて・・・!」心の声が家に溢れ出ている純
会わなかった6年の間に何があったのか、純は淡々と話してくれた。
おさや!よくここまで書ききった!笑
約1年後の今、書いている私の心はすごく痛い…。それほど当時は、涙をこらえるのでいっぱいいっぱいでした。雨も強くなり、純の家を見に行くことになったのですが・・・
家の外観から、負のオーラが…
私、生きてカエッテコレルヨネ?( ;∀;)
こんなことある?初めてこんな分かりやすく、純の心の内を表す有形物を見たわ…。そして、電気もつけず階段をのぼる純。お化け屋敷を1人で回っているようで怖い!!!怖いって言っちゃったもん笑
家の中は、お子さんの学習帳であふれていた。
何よりも切なかったのが・・・
2階で出迎えてくれた、元気良すぎるワンちゃんと猫ちゃん!!深夜1時だぞ(笑)ただ…すごく元気に吠えているんだけど、すっごく悲しそうに私を見ている。すぐおとなしくなるんだけど、悲しそうな眼でずーっと私を見ている。猫ちゃんに限っては、5分に1回くらい
「にゃぁ・・・」
って言うもんだから、もう涙堪えるの大変すぎたわ!!
純の「助けて!」っていう気持ちが、360度どこからでも聞こえてきた…
この日もこんな会話をしていたな。
純に流されないよう、学生時代の思い出話をちょくちょく挟んでみた。その時だけは、純も笑っていて、やっぱりこの笑顔が好きだったなぁ~と。来てよかったと思い、生気吸い取られハウスを後にしました。笑
掃除したい気持ちはいくらでもあった。
でも今回は、純が「自分の意志」で動かないと、また同じことの繰り返しになる。自分の感情をグッと堪え、私の言えることを伝え、生気吸い取られハウスに手を付けなかった。
(※”生気吸い取られハウス” って・・・書きながら爆笑している私です。でもふざけないとやってられないのよ!それほど心が痛くなりました。)
ちゃんと掃除していた純。
やっぱり純は純だ!
一言だけ伝え、この日から連絡を取らなかった。
「笑っている純、ずっと見ていられるくらい可愛かったよ。純らしくね。」
■純の言う「寂しい」って、何だろうね
─── 昨晩
僕はダメなんだ・・・ダメ、、と連呼する純。
ダメって何だろう?純は悪いモノと思っているだろうけど、本当はとても良い感情なのでは?と、コーチングを受けた経験から感じ、冒頭のように投げかけてみました。
純:うーん。なんか寂しいって感じ
(これだけ聞くと、ただのチャラ発言。でも多分違う気がする笑)
おさや:純の言う寂しいって、何なんだろうね~
純:何だろう…甘えたい
(チャラい!変わらずチャラいのよ笑 ただ言いたいことは多分そうではないのよ…もう少し我慢してみよう、、)
純:演じなきゃいけない人間関係に囲まれちゃって、息苦しいのかな…
(おっ!いい兆し!)
純:素を出せないのは自分の問題なんだけどさ。おさやちゃんがGWに言ってくれたこと思い出したんだ。それで連絡してみたの。
(まだまだ不器用!でもよく自分の言葉で言えたよ純……と、感動に浸っているおさやさん)
おさや:仕事が人生である純にとって、素を出せない状態が続くことって、すごくしんどいだろうね。
純:おさやちゃんがGWに言ってくれた、カッコつけず子どもみたいな自分が本当の自分なのに、表向きの自分や、SNSの自分は別人。
でも朝が来たら、業務用の自分で目覚めている。
(※純の本業コーチ職は、SNS活動が欠かせない)
おさや:「朝が来たら、業務用の自分で目覚めている」この言葉、文字で見ると刺さるわ…。でも素直に嬉しい。覚えていてくれてありがとう。
(GW、純にはかなりたくさんのアドバイスをした。プライドを傷つけてしまった面もあったと思う。それでも約1年経って、覚えていてくれたことがすごく嬉しかった。高2の純を見ているような感じがした。)
純:多分さ、人のこと信用できなくなっていると思う…。寂しいからって、一瞬の居心地の良さを求めても、寂しさは埋まらないんだよね。
(埋まるどころか、むしろ穴は大きくなる一方だろうな…)
純:でもね。今日試合をしたの。自分がプレイヤーね。相手が強くてさ。なんか・・・この感じが懐かしいっていうか、、純粋にスポーツを楽しんでいる少年みたいだったんだ、僕。勝ちたくて、勝ちに集中してたら、パフォーマンスもすっごく良かったの!
(勝ちたくてさ!って、そういえばファミマでもよく話してくれたなぁ)
純:大人になるとさ、諦めというか…冷めるラインがあると思うんだけど、今日そういうのなくて、良かったな…。
でもさ、周りの反応がさ「純くん、プロリーグでやっているし、そりゃすごいよね!」で終わっちゃって、、お母さん聞いて!って感じで、出来の良い子どもが親に褒められたい感じの、”寂しさ”なのかな…
(純が自分の口で、”寂しい”を言語化できた!)
おさや:純はセフレじゃなくて、彼女じゃなくて、家族が欲しいんだね!周りの反応も、ちゃーんと気にするんだね(笑)
純ってさ、セフレ作るほど寂しさとか不安とかは増す一方で、生きる気力失う道を自ら進んでいるように見えるよ、私には。
純:全く同じこと、カナダ人のスピリチュアル関係の人にも言われた。こわっ!何者!
(純くんよ…もう少し良い言い方はないのかね( ;∀;)笑)
おさや:純ってさ、すごくポジティブだし、自信も持てるほどたくさん努力してきたと思うのね。
ただ、”ポジティブ”という大きい声って、小さい声をつぶしちゃうから…
大きい声は一旦脇に置いて、今のような小さい声を聴くことをしてみたら、今はまだ見えない ”また違った未来” が見えて来るんじゃないかな?希望が。
純:ポジティブな僕、強すぎて聴こえなくなっちゃってたのかな…。でもポジティブな僕も体力持たないしね。
あー、おさやちゃん隣にいてほしい~
─── (;・∀・)
最後の一言、ものすごくいらない笑 ただ、純の言う「隣にいてほしい」というのは、言葉のママ受け取らない方が良いことに何となく気づき、もう少しLINEを続けてみるのでした。
■真面目に生きたって、辛いことの方が多いんだもん
おさや:「素を出せないのは自分の問題なんだけどさ」ってさっき言ってたこの言葉、もっと大事にした方が良いと思うよ。
(私、同じことで挫折したしな…自分のこと少し話してみるかぁ!)
おさや:純と会わないこの数ヶ月で、完全に自分に自信を失っちゃったんだよね、私。GWあんなに自信満々に話したのも、もはや申し訳ないくらい笑
でもね、プライドと見返りぜーんぶ捨てて、自分の声を聴き続けたら、秋には想像できなかった幸せな毎日しか、待っていなかったんだぁ~!
純は、仕事や以前築いた家庭、その前の元カノさんとかの話だと、言葉に深みがある。一方で、それ以外の言葉には深みが全くない、薄っぺらいのが純。そこを本気で変えないと、時間だけが過ぎて、プライドだけが上がっていっちゃうんじゃないかな。
(きつい言葉だけど、純だからかけてみました。挫折した私が言えることはこれだ・・・と思い、結構考えてLINEを打ってみた。いつか伝わりますように…と思い、そろそろお風呂入ろう!と脱衣所に行くと・・・)
~~~~♪
で、電話(;・∀・)
さすがに予想を超えてきてビックリ!でも私はすっぽんぽん!笑
「今の純と話すと、私自身も何か気づけるかも!」と思い、受電しました。
電話を切ったのは・・・まさかの5:30!笑
でもそれくらい、すごく楽しい電話だった。まず、私の挫折のこと。すごく簡単に説明し、GWに発言したことも、正論かもしれないけど申し訳なかった・・・と話すと
うわぁ・・・やばい。
書きながらウルウルしている私が、、(笑)そしてこのお話を聞いている時も、必死で涙をこらえていました。堪えなくて良いのかもしれないけど、この時は純の話をちゃんと聞きたくて、感情的になるのを抑えた。
そして多分、この言葉は純自身が求めていることかもしれない、と気づきました。
そして、気づけば私はコーチングをしていました(笑)純が、私の発言をもとに頭に浮かんだ思ったことをつらつらと話してくれる。それを私が言語化する。問いを投げる。純が答える。自分の言葉を自分の耳で聞く。
すると、たった数十分の間に純がどんどん高2の時のように戻ってきて、ファミマで語ってた時の気持ちになってきました。嬉しかったなぁ。
純:僕さ、バイトでも末っ子キャラだったじゃん。ずっと、おさやちゃんにも先輩たちにも褒めてもらってきて、チヤホヤされないと頑張れないの!
(???なんか違和感)
おさや:純って、チヤホヤされるっていう見返りがないと頑張れないのか~
純:うん!だって頑張ってるもん!・・・あれ、、僕って見返り求めているのかな?
(可愛い笑 私がコーチング受けている時、コーチもこんな感覚なのか笑)
おさや:SNS集客、私も今の仕事でやっているんだよね。これって人を数字で見ることになるし、数字が高いコンテンツを応用させていく手法をとると、だんだん素ではなくなってきちゃいがちだよね~
純のインスタとYoutube、なんか全然笑ってないね。
純:確かに・・・!僕さ、お客さんのことすごく好きなのに、数字で見たり、数字の為に演じるのしんどい。
(おおっ!いい感じ!)
でもさ、何なんだ!自己啓発女!おさやちゃん真面目なんだよ!僕はただ、隣にいてほしかっただけなんだぁ!でもダメならさ、僕は拗ねてさ・・・
・・・(;・∀・)ジコケイハツオンナ涙
突っ込みをたくさん入れたい気持ちは抑え、きっと「自己啓発」が足りなさすぎる純は、自己啓発がしたいからここに反応して、いつものように私をいじってくるんだ…と高速フル回転で考えた私。
純の求めることをしたら、また同じことの繰り返しになるから、私は必死に感情を抑える。偉いぞおさや(*'▽')おさやがおさやを認めればそれでいいんだ!そーだそーだ! ・・・と
「僕がそう思っていればそれで良くない?」
と言ってくれた言葉を、自分に言い聞かせたのでした笑
おさや:SNSの投稿1つ1つにちゃんと分析してさ、純も真面目だね~
純:そうだよーーー!僕だって真面目だよ!でもさ、でもさ・・・
真面目に生きてたって、辛いことの方が多いんだもん。
私は我慢していた涙を流してしまいました。ミュートボタンを押して。この後話していた純の言葉は、あまり聞けなかった。ごめんね…純。
そう言っていた時の純は、すごく悲しそうだった。心の底から言っているのが伝わった。高2から変わってしまった理由も分かった。
そして、私も同じことを今思っていた…
ただ、私が純にかけたい言葉は違かった。
■同じことをしていても、同じことしか待っていないよ
おさや:私ねっ、最近人を選ぶようにしているんだ。
尊敬しているOJTさんが言ってくれて、最初は腑に落ちなかったけど、最近腑に落ちて選ぶようにしている。分かりやすく言うと、NO って言えるようになった、ということ。
(私の話をすると、純は自分事として捉えるから、もう少し話してみよう)
私が、今回の挫折から立ち直ったきっかけは、コーチングとnoteだった。コーチングでは、自分の気持ちを自分の耳で聞く。だから納得感がある。
そしてnoteでは、自分の気持ちを文字に起こす。もう70記事も書いたんだけどさ、落ち込んだ時これを見たら、自分のことなのに他人事に良い意味でとらえている自分がいて、元気になれるんだよね~。自分がかけてほしい言葉がここに書いてあるから。そして、自分のことだから鮮明に想像もできる。
noteもコーチングも、恥じらいとか見返りとか何も求めず、書き方伝え方もなーんにも気にせず自分の想いを発しているの。そしたらさ、残るのは1つしかないんだよね。「自信」だけ。
純:僕も自信持ちたい!僕、プライベートはダメダメだけど・・・仕事を言い訳に、恋愛は2番手。2番手を認めてくれる人しか無理だ…って思っちゃってたけど、本当はどっちも1番手で頑張りたい。
でも離婚しちゃって・・・子どもももういなくて・・・怖いのかも。
おさや:怖い。怖いんだね…。
純:いやっ!怖くないし、幸せだけどさ・・・
(また、ポジティブな声で押しつぶしちゃってる笑)
純:僕もおさやちゃんのように、一歩引いて、俯瞰して自分を見てみたい。どうすればいいのかな?
おさや:もしさっきの私の話、腑に落ちたのなら、純も自分の気持ちを文字に起こして、自分で見返してみたら?
純:えー。ぼく前にブログやってたけど、いいね数のびなくて途中でやめちゃった。インスタ見返しても、僕きもっ!って思っちゃうしなぁ…
おさや:えーっと…(;・∀・)笑
自分の気持ちをアウトプットするのに、自分の正体をさらけだして見られ方を気にしたり、分析する必要ってあるのかな?業務用の自分が映っているインスタを、見返す意味ってなんだろう・・・
純:あ、そっか。これ見返す必要ないわ(笑)
(あー良かった!( ´ー`)フゥ)
純:じゃあさ、おさやちゃん描いてよ!書くの苦手だもん!
なななななんで私が描くんじゃー!!!意味ないやろがボケぇ!!!(-"-)
と、実際に言いました(笑)
おさや:純が仕事など以外のことになると、薄っぺらい言葉になっちゃうのって何でなのかっていうと、ただ「引き出しが少なすぎる」だけなんだよね。プライドもないだろうし、ポジティブが勝っちゃって「チャラい言葉一言で片づけちゃう」純がいると思う。その方がラクだし。自分のせいにした方がラクだし。
ちょっと難しい話になっちゃうけど「思考の自責」がない。偉そうに言っちゃっているけど私も同じで、会社で指摘いただいたばかりなんだ。
純の思考癖の1つに
「過去の経験」をもとにした仮説をたてて、実行することが多い。0→1が苦手。過去上手くいったから・・・過去がこうだったから・・・。TTPも勿論大事だけど、同じことをしていたら同じことしか待っていないよ。
この令和の時代、消費者の行動や思考が目まぐるしく変わる世の中において、同じやり方・・・というのは仕事でも通用しないこと、私より純の方が分かっていると思う。仕事では、無意識にできているとも思う。
過去の成功、失敗、周りの目、一般常識・・・そういうの全て忘れて、自分の気持ちを文字に起こす、というのを自分の意志でやってみたら、何か変わるんじゃないかな?
ありのままの自分に対して、批判してくる人と仲良くする必要あるかな?正論が全て正しいのかな?
正論を述べているけど、映っている話者の顔が笑っていない業務用SNSと、今この電話で話してくれた口ベタな純、どっちの方が「人間の心」には刺さるんだろう。純は、どっちが刺さるんだろうね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
なんと1万字!!!笑
コーチングでない記事に、1万もの字を書いたのは初めてです。それくらい思い入れのある後輩だったのだと、書いて気付けて一石二鳥(*'▽')
実は・・・
「純」というのは、本名ではありません。note上での彼を何と表現しようか…。文章を書いた後に考えました。純の本名をネット検索してみると、花言葉があり、色によって意味が変わることを知りました。
信頼、純粋、平穏
親御さんはこういった意味を持って、純の名前を付けたのかな~と考えると何だかほっこり🤭(知らんけど)
花言葉を見て、やっぱり私の中の純は「キラキラ笑顔の素直で純粋」な高校2年生なんだ!と思い、純粋の「純」を取りました。
「純」という字は、「飾らない、けがれがない」という意味を持ち、純にも ”ありのままの純でいてほしい” という想いを込めてつけました。
今日書く記事を考えた時、最初はコーチング5回目後編を書こうと、2,000字くらい下書きが進んでいた。ただ、書いている途中で、純のことを、タイムリーな昨晩のことを、文字に起こさなかったら忘れてしまう!
スルーだらけの人生を送ってきてしまったことを、昨日の記事を書いて気づけたので、22:00に方向転換して書きました!笑
書いて、描いて良かった!
純が「おさやちゃん描いてよ」って言ってくれたからなのかな~。多分、純は「書いて」じゃなくて「描いて」って言っていた気がして、私も描けたのだと思います。
まさに、生きていることがコンテンツ!
ということで・・・この後は、今日初日だったお相撲のハイライトをもう一度見返して、24:45~のLiverpool v Man city戦に備えるぞー!!
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