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映画感想

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#映画

映画『ぼっち・ざ・ろっく! Re:』感動@青春をかけるバンドに魅力ある

映画『ぼっち・ざ・ろっく! Re:』感動@青春をかけるバンドに魅力ある

■青春をかけるバンドに魅力ある・Re:Re:を観てから思ったが、本作はぼっちちゃんの成長物語で、ぼっちと虹夏メインだったのだと実感した。四人での初ライブ後の居酒屋の場面は、虹夏目線での話なんだなと。夢の語りは今見てもいい。

・虹夏の夢は、結束バンドとSTARRYを有名にすることだが、あの公園でのひとりと虹夏の出会いが運命的。二人が出会わないと結束バンドにぼっちちゃんか加入しなかったはず。結束バン

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映画『MEG ザ・モンスターズ2』感想@強すぎ主人公に安心感も大事

映画『MEG ザ・モンスターズ2』感想@強すぎ主人公に安心感も大事

■強すぎ主人公に安心感も大事・Netflixで配信されていて、映画館で観たときを思い出した。主人公のステイサムがいればいいのでは?と思うぐらい頼もしかった。なにせ短時間だが生身で深海を泳げるのだから。MEGが何匹いても勝てる気がした。それぐらい強い。サメより強い主人公がいると割と安心して観られるのが発見だった。

・サメに襲われるビーチが相変わらず出てきて、やはりサメ映画にはビーチなのかと納得して

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【生きがい】映画『お終活 再春!人生ラプソディ』感想

【生きがい】映画『お終活 再春!人生ラプソディ』感想

■元気がでる映画だった。やっぱり人間生きがいなんだなあと思った。千賀子と真一はそれぞれシャンソンと野球で人生に張りができて、それが生きがいになっている。人生色々あるからこそ、張り合って大事。

■終活がテーマだけど、コミカルに描いているからそこまで憂鬱にはならない。人生毎日同じようで、夢が叶わなかったことに後悔するよりも、今をめい頑張って生きるという前向きな姿勢。

映画「特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター」感想 デカレンジャー×特殊能力×デカマスター

映画「特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター」感想 デカレンジャー×特殊能力×デカマスター

バンの後輩のレッドがイライラしていた。そりゃデカレンジャーはひらめきとか感性、超能力で戦っているから、証拠から犯人捜索しない後輩から見たら違和感がある。まあ、それこそがデカレンジャーの魅力なのだけど、若いしエリートなら許せないよなあとは思う。

良く言えば感性で戦う、悪く言えば行き当たりばったりなのだがそれが意外に上手くいくからこそのデカレンジャー。といっても敵対組織が証拠とか残さない特殊能力持ち

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【映画】『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』の感想[テレビ版×映画館×音響]

【映画】『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』の感想[テレビ版×映画館×音響]

テレビ版をまとめただけだろうから一度観れば十分だと思っていた。しかし、何度も観るぐらいハマってしまった。それだけ構成とテレビ版の完成度が高いということ。ぼっちちゃんの青春ストーリーだ。

ぼっちちゃんが主人公として言うことがない。青春ストーリーで成長がバンドを通して見て取れる。本人は成長が何だか分からないみたいだったが、第三者から見たら明らかに成長しているからかっこいい。

テレビ版のライブまでが

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映画「ディア・ファミリー」感想 実話×医学×父親

映画「ディア・ファミリー」感想 実話×医学×父親

実話を元にしたストーリーで、大泉さんの演技が良かった。演じてるようで演じていない、どこかにいそうなおじさん。父親としての強い姿と後年の少し達観した姿のギャップが印象的だった。

人工心臓がテーマで1980年代ではまだまだ研究途中。かなり難しい分野だが、そこに挑戦する宣政の苦労。本心では協力に否定的な教授と人工心臓の製造に関する実験など様々な試練があった。無駄なことはなかったが、それへの苦悩があった

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映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」感想 歩くということ×大切な人×会いたい想い

映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」感想 歩くということ×大切な人×会いたい想い

昔の恩人に会うために歩き続ける。中々に普通はできないことだ。継続的に歩き続けると、怪我もするし、身体が言う事を効かなくなる。それでも歩き続けられるのは精神的に強靭な状態であり、確固たる信念を持っている証拠である。

歩くことは簡単に見えて難しい。800キロともなれば人間技ではない。そこに精神力を感じる。気づけばまわりに人が集まり、ハロルドは数多くの人と一緒に病院を目指す。良くも悪くもハロルドは知名

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映画「違国日記」感想 家族のあり方?×新垣結衣と早瀬憩×演技が光る

映画「違国日記」感想 家族のあり方?×新垣結衣と早瀬憩×演技が光る

■槙生の新垣結衣さんの演技と主演に抜擢された早瀬憩さんがとても印象的。新垣さんは姉との確執がありながらも、姪の朝を引き取るこてを本能的に決めるという矛盾しているような人間を見事に演じている。小説家の気難しい一面もあるが、あくま姪は他人であり一人の人間であることを尊重する姿勢はすごいなと感じた。いきなり姪が共同生活するとなれば、ストレスが溜まり喧嘩もよくするのかというイメージがあったがそんなことはあ

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映画「フォール」感想 落ちる恐怖×脱出不能×通信手段は?

映画「フォール」感想 落ちる恐怖×脱出不能×通信手段は?

■テレビ塔に登るのは分からないが、スリルのためというのは少しわかる。ほんの少しで、しかも安全性が担保されていたらだ。テレビ塔は安全性などほぼなく、今にもネジが外れそうなハシゴがあり、頂上でついにハシゴが壊れてしまった。そんな状態では安全ではない。そもそも前もって誰にも言わないで登るというのは信じられないし、怖かった。

■二人しかいないし、誰が下に人を待機させておけば良かったのにと、見ながら何度も

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映画「帰ってきた あぶない刑事」感想 今でも若い二人×舘ひろしと柴田恭兵×ダンディー

映画「帰ってきた あぶない刑事」感想 今でも若い二人×舘ひろしと柴田恭兵×ダンディー

◯年齢を感じさせない二人の演技が良かった。舘ひろしさんも柴田恭兵さんもかっこ良すぎ。劇中では定年退職した刑事なんだけど、アクションするわ、ボディガードするわ、最新技術で若返るわなとやりたい放題。でも、それが嫌味にならないのがいい。

◯ダンディーな二人だからこそ実現できるドラマになってる。ラストのラスボスとのカーバトルが最高だった。どう見てもタカは被弾しているのに物ともしない。バイクも何故かぐんぐ

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映画「ライド・オン」感想 ジャッキーの過去作品×俳優とスタントマン×人間ドラマ

映画「ライド・オン」感想 ジャッキーの過去作品×俳優とスタントマン×人間ドラマ

■ジャッキー映画のアクションが魅力だ。今回はアクションが少なめかなと思ったが、実はスタントアクションをバリバリしているので満足度が高い。アクションでも、その辺にあるものを使ったアクションとウマと一緒のスタントアクションがある。意外に多くスタントアクションのインパクトが強く、日常パートとの落差があってメリハリがある。スタントはある意味でジャッキーをイメージする。スタントなしが醍醐味の作品が多い。ジャ

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映画「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」感想 ぼっちちゃんの青春と結束バンド結成と運命の出会い

映画「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」感想 ぼっちちゃんの青春と結束バンド結成と運命の出会い

四回も観てしまった。かなり面白かった。ぼっちちゃんの青春成長劇が非常に素晴らしかった。もう学校に行きたくないなといっていたぼっちちゃんが、虹夏との出会いでリョウや喜多ちゃんと出会って結束バンドを組み、ライブを成功させる流れが最高だった。バンドをしてからは学校で喜多ちゃんにギターを教えているし、世界が広がったように見えたし、ぼっちちゃん良かったなあと普通に思えた。友達がいなくてバンドしたいけどできな

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映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」感想 パリオリンピックと臨場感とアニメで覚えたバレーのルール

映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」感想 パリオリンピックと臨場感とアニメで覚えたバレーのルール

パリオリンピック出場が話題になっているがハイキュー人気も一役買っているという。確かにハイキューは高校バレーの物語で日向と研磨のライバルと友情が描かれている。バレーのルールや見せ場もあり、実際のバレーの試合と同様に臨場感もあるから、バレーの試合の流れが知らず知らずにわかっていく。登場するキャラもカッコいいし、ファン人気もある。このバレーの試合の流れを知っている人が増えたのが人気の一因に思う。ルールを

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映画「違国日記」感想 二人の共同生活×私とあなたは違う×分かりあえなくても寄り添う

映画「違国日記」感想 二人の共同生活×私とあなたは違う×分かりあえなくても寄り添う

■小説家の槙生が姪の朝と一緒に暮らすのだが意外に喧嘩が少ないのがびっくりした。今までとまったく違う環境になるから、ストレス溜まりまくりで喧嘩するのかなあと見ていた。朝には自分の部屋はないし、中学卒業したばかりでかなり微妙な時期。その意味で、よく朝はイライラせずに槙生と付き合えたと思う。両親が亡くなってしまい、高校生活が始まる微妙な時期であり、二人の共同生活はよく成立したなと。特に朝が笑顔を絶やさす

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