記事一覧
装具作製のメモ「1本目は、医療保険」
装具を一度も作製したことがない場合は、医療保険で作ることになります。
医療保険で作る場合、身体障害者手帳での作製(更生用装具)と比較して完成までの期間が短い特徴があります。
実例では、装具外来受診日に採型まで行い、翌週には完成(仮)することも可能です。
入院中に装具を作製出来なかった(状態不良等で)けど、家や施設で少しずつ改善して「立位」「歩行」練習ができるようになる方は意外と多いです。
短下肢装具で底屈を出す意味はあるの?
結論、底屈を出す意味は、僅か(症例数は限られるけど)ながらあるかと。
脳卒中片麻痺者の歩行と短下肢装具の関係脳卒中片麻痺者の歩行再建を考えると、短下肢装具は大変有効な手段だと思ってます。
今日は、短下肢装具でも、ダブルクレンザックの底屈の意味について、症例を通して検討します。
そもそも、支柱付き短下肢装具において、底屈方向に動く意味ってどのようなことが考えられますか?
基本的には、底屈を「
脳卒中の理学療法で学ぶポイント10選
私の脳卒中理学療法の経緯脳卒中理学療法に、10年以上携わってきました。
ICUからの介入を含めた急性期病院から、回復期病棟、訪問リハビリ、自費リハビリ(今ここ)、とほぼ全ての時期で脳卒中の方に対するリハビリを実施してきました。
回り道もありましたが、それくらい臨床に向き合っていると、重要なこととそうでないことが見えてきます。
私が経験から重要だと思っている項目を挙げてます。
興味がある方
一撃で分かる!!脳卒中片麻痺-立位の謎を解く!!
はじめに|フローを使用して立位の本質を見抜き、基本動作が劇的に変わる!!脳卒中を患うと、座ったり、立ったり、歩いたりと基本動作がとても難しくなります。
座位、立位、歩行どれも大事ですよね。この中で「立位」保持機能は座位・歩行に大きく関わってくるためとても重要です。
一方、立位の重要性は分かっているものの、「歩行」のみに着目しがちです。
「歩行」を獲得するためにも、「立位」を見ることは最重要課
脳卒中片麻痺者の歩行の問題点が一瞬で分かる!?片麻痺者専用歩行フローを緊急公開!
はじめに〜脳卒中片麻痺者の歩行評価をする時に、フローがあれば見方が劇的に変わる〜脳卒中片麻痺者の歩行再建に歩行練習は大切です。
脳卒中治療ガイドライン2021でも、片麻痺者の歩行障害に対するリハビリテーションに関しては以下のように記載されています。
エビデンスを詳しく見てみましょう。
とだけ記載されています。
訓練量を多くすると歩行改善に効果がありますよ、と述べられているものの、どの
長下肢装具を「カットダウン」するタイミングに悩んでいたけど、作った「フロー」で臨床が変わった
20名以上の方に購入していただき、大変好評です‼
はじめに〜カットダウンを行う時に、フローがあれば患者の歩行は劇的に変わる〜脳卒中片麻痺者の歩行再建へ、装具は大切です。
装具を使用することで歩行速度が上がったり、歩行が自立します。
脳卒中ガイドライン2015でも、装具については以下のように記載されています。
ただ、これは短下肢装具だけなのです。
長下肢装具装具に関して、脳卒中ガイドラインで