Orchid

私をインターネットに残しています。

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はじめに?

「インターネットに個人情報を載せるなんて」と頑固に思い続けてきました。けれども今の時代、自分自身のこんせきをインターネット上に残しておくのも悪い事では無いのかも…

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4年前
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俺の食べ物回想記vol.4~朝食編~

①ある民宿のパンケーキ 我々家族は、夏の北海道旅行が大好きである。各地旅行をしたが、結局北海道が一番イイネ!という結論に達している。 その理由の一端を担ってい…

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5か月前
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俺の食べ物回想記vol.3~アイスとジュース編~

今日は甘いものシリーズ書いちゃおうかな! ①ホームランバー 幼少期に面倒を見てくれていた祖父母が、決まって買ってくれたのがこれだった。あるいはソーダのアイス。今…

Orchid
10か月前
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雨の音

雨の音を聞いていると、過去にあったはずの大切なことを思い出しそうになります。 また今年も私の大好きな5月がやってきました。5月はちょっとわがままな女の子みたいなと…

Orchid
11か月前
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吹奏楽パート別カレー選手権

結構はっきりしたカレーの思い出がある。弱小吹奏楽部の記憶~番外編~ということで。 中学1年生の夏休み。部員の親睦を深める意味合いで、みんなで料理を作る会が催され…

Orchid
1年前
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雪融けの甘さに思うのは

どうにかテスト週間を乗り越えて、晴れ晴れした気持ちで下校していた(あんときはまだ勉強ついて行けてたのにね)。 入稿締め切りもまだまだだったので、直帰した。地元の…

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1年前

夏に沈む春の濁り

私は春が好きだ。春のことを年中考えている。頰を撫ぜる間の抜けた風や、陽光にほっくりした土の匂いや、店頭に澄ました顔の桃色の菓子たちや、散歩するうちにコートを脱い…

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1年前

コンクールの近くなったある日に

「元弱小吹奏楽部員の記憶(5)」です。ここ最近災害並みの酷暑が続き、私が小学生の頃、ほんの10年前はこんなんだっただろうか、と首を捻っているところです。 夏至を越…

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1年前

学校の石油ストーブ

先日は例のように投票に行きました。こっちに来てから初めての選挙だったので、近所の小学校に入ったのも初めてでした。(やっぱり人が多いんですね、校舎内も土足で上がれ…

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2年前

台風の去った空白の時間

本日は高3の時の記憶です。 高3の10月に、過去最大級の台風が直撃して、ここら一帯はかなり甚大な被害を受けた。全く思いもよらなかったところが浸水し、崖が崩れ、家が…

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2年前

アンコンの記憶

今日は「元弱小吹奏楽部員の記憶(4)」です。これは私が5年生の時の記憶で、吹奏楽に関する思い出の中で、一番幸せなものの一つです。この思い出を、一番文字にして残して…

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2年前
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夏休みに関する記憶(殴り書き)

いい加減限界だ。他の人が散々思っていることだろうが、時が止まっている気がする。受験が終わったら、ディズニーシーに行ってファンタズミックの最終公演を見届けて、友達…

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2年前

俺の食べ物回想記vol.2~給食編~

給食はまじで思い出が多すぎる。給食、また食べたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ①八宝菜八宝菜って家で作らんし、外食でもなかなか食うものではないので…

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2年前
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俺の食べ物回想記

①富良野で食べたアイスメロンパン 2016年の夏の家族旅行。めちゃくちゃ暑かったのもあるかもしれないが、とても美味しかった。冷たくて甘くて良い匂いがして、フカフカし…

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2年前
4

初めての一人旅

今日は私の初めての一人旅の経験を書いておこうと思います。これは今までの話に比べれば随分最近(?)の話で、大学1年の頃になります。 講義が休講になる、という連絡がた…

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3年前

ふゆのアイスと幼少期の洗脳

今日は冬あるある、暖かい部屋でアイス食べたい、に関する記憶です。 小学校4年生の冬、ものすごくアイスにはまって、2、3日おきには必ず食べていたことがあった。現在か…

Orchid
3年前
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はじめに?

「インターネットに個人情報を載せるなんて」と頑固に思い続けてきました。けれども今の時代、自分自身のこんせきをインターネット上に残しておくのも悪い事では無いのかもしれない、と考えが変わってきました。

そこで、このノートに私自身を記していこうと思います。私が居なくなったとしても、こんせきは全世界に公開された状態で残ってくれるわけです。(あるいは犯罪で逮捕されたらこれが特定されて報道されるのでしょうね

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俺の食べ物回想記vol.4~朝食編~


①ある民宿のパンケーキ

我々家族は、夏の北海道旅行が大好きである。各地旅行をしたが、結局北海道が一番イイネ!という結論に達している。

その理由の一端を担っているのが、富良野のとある民宿でだ。我々はここの大・ファーンである。ここ数年行っていないが、何度も宿泊しており、また行きたいなと思っている。設備はガタガタな部分もあるが、素晴らしいサービス、温かなおもてなしがあり、こぢんまりとして大変居心地

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俺の食べ物回想記vol.3~アイスとジュース編~

今日は甘いものシリーズ書いちゃおうかな!

①ホームランバー

幼少期に面倒を見てくれていた祖父母が、決まって買ってくれたのがこれだった。あるいはソーダのアイス。今調べたけど多分角10棒だと思う。

下校してまずはおやつタイムで、それらを1つ食べることにしていた。ばあちゃんたちは何個でも食べて良いよという。でも学校で再三「お菓子は良くない」と教えられていたので、私は自分なりに自制していたのである。

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雨の音

雨の音を聞いていると、過去にあったはずの大切なことを思い出しそうになります。
また今年も私の大好きな5月がやってきました。5月はちょっとわがままな女の子みたいなところがあります。昼夜の寒暖差が大きかったり、日差しが眩しすぎたりするのね。こないだまで冬だった気がするのに、実は日がとても長いし。まだ5時だっていうのに空が明るくなっているのを見ると、朝だよ!と大声で叫ばれている気分になります。降ったり止

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吹奏楽パート別カレー選手権

結構はっきりしたカレーの思い出がある。弱小吹奏楽部の記憶~番外編~ということで。

中学1年生の夏休み。部員の親睦を深める意味合いで、みんなで料理を作る会が催された。記念すべき第1回のお題は「カレー」だった。
パートごとに、「楽しく作ろうね」ということで始まったのだったが、いつの間に「どこのパートが一番旨いカレーを作れるか」と趣旨が変わってきていた。パート別カレー選手権の開幕である。

このカレー

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雪融けの甘さに思うのは

どうにかテスト週間を乗り越えて、晴れ晴れした気持ちで下校していた(あんときはまだ勉強ついて行けてたのにね)。

入稿締め切りもまだまだだったので、直帰した。地元の駅に降り立つと、空は冬にしては珍しい抜けるような青空だった。雲1つ無く、まるでそれが当然かのように、澄ました顔で広々と居やがるのだった。
数日前に降った雪がまだそこいら一面に残っており、踏むたびに粒子の粗い「ざくざく」という音がした。電車

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夏に沈む春の濁り

私は春が好きだ。春のことを年中考えている。頰を撫ぜる間の抜けた風や、陽光にほっくりした土の匂いや、店頭に澄ました顔の桃色の菓子たちや、散歩するうちにコートを脱いでしまう瞬間のことを、私はずうっと考えている。ああまた季節は巡ってきたと、気だるい希望が満ちた僅かなひとときを、いつだって渇望しているのだ。
私は、私の中に思い浮かぶ光景を(あるいは私による感覚そのものを)、寸分の狂いもなく記憶し思い出すこ

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コンクールの近くなったある日に

「元弱小吹奏楽部員の記憶(5)」です。ここ最近災害並みの酷暑が続き、私が小学生の頃、ほんの10年前はこんなんだっただろうか、と首を捻っているところです。

夏至を越えた、ちょうど今の時期が予選大会のラストスパートだったはずです。私達は3階の音楽室から楽器を全て運び出し、体育館で練習していました。(ミニバスやママさんバレーで使うときは会議室へ移動)しょっちゅうあるホール練習の度に3階から運搬しなけれ

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学校の石油ストーブ

先日は例のように投票に行きました。こっちに来てから初めての選挙だったので、近所の小学校に入ったのも初めてでした。(やっぱり人が多いんですね、校舎内も土足で上がれるようにしてあって、順路もあって、人も各所に配置して非常にスムーズに投票できるようにしている。それともコロナだからなのか?地元の集会所みたいに悠長に靴なんか脱がないんだわ。投票の時に他の住民に会ったことって、ほとんどなかったし)

それで、

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台風の去った空白の時間

本日は高3の時の記憶です。

高3の10月に、過去最大級の台風が直撃して、ここら一帯はかなり甚大な被害を受けた。全く思いもよらなかったところが浸水し、崖が崩れ、家が壊れた。幸いにも、私の家がある辺りは河川からも遠く、山もない平地に位置するために、そういった直接的被害はほとんどなかった。けれども、通学に使う電車・バスは水に浸かって、まるっきりダメになってしまった。

それでも2日ほど休校になったくら

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アンコンの記憶

今日は「元弱小吹奏楽部員の記憶(4)」です。これは私が5年生の時の記憶で、吹奏楽に関する思い出の中で、一番幸せなものの一つです。この思い出を、一番文字にして残しておきたかった。削るべきところも全部書いてるから、激長になっちゃった。

また当時の仲間に会えたら、私は感謝の気持ちを伝えたい。こんなにも楽しい思い出をありがとう。どうしようもないクズの私だけど、あの時こんなにも温かく接してくれてありがとう

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夏休みに関する記憶(殴り書き)

いい加減限界だ。他の人が散々思っていることだろうが、時が止まっている気がする。受験が終わったら、ディズニーシーに行ってファンタズミックの最終公演を見届けて、友達と遊んで、家族で温泉も行って、大慌てで引っ越しして、入学式に出て、新歓に参加してサークルに入って。そうして2020年が始まるはずだった。誰も悪くないし、全ての事実を飲み込んで新たな道を切り開くことが求められているとは理解できる。生きるしかな

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俺の食べ物回想記vol.2~給食編~

給食はまじで思い出が多すぎる。給食、また食べたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

①八宝菜八宝菜って家で作らんし、外食でもなかなか食うものではないので、給食で食べられるのを私は本当に楽しみにしていた。給食の中であんなにアツアツで提供される汁物ってなかなかないし、やっぱり”ウズラの卵”がね…ウズラの卵の宝物感ってすごい。八宝の序列はウズラの卵が頂点である。次がイカかな。アミアミに切れ目が

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俺の食べ物回想記

①富良野で食べたアイスメロンパン
2016年の夏の家族旅行。めちゃくちゃ暑かったのもあるかもしれないが、とても美味しかった。冷たくて甘くて良い匂いがして、フカフカしている天国の極みみたいなパンは我々の体に染みわたった。ああ、こんなにも贅沢な食べ物を口にしても良いのだろうか。サイコロ状のメロンがごろごろ挟んであって、その圧倒的な姿を写真に収めるべく、父は一眼、母はスマホ、私はデジカメを構えてパンを取

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初めての一人旅

今日は私の初めての一人旅の経験を書いておこうと思います。これは今までの話に比べれば随分最近(?)の話で、大学1年の頃になります。

講義が休講になる、という連絡がたった今入ってきた。

バイトでお金がある程度貯まったら、とりあえず、近場に旅行に行こうと思っていた。けれども講義もバイトもあるしで、2連休はどこにも作れそうになかった。冬休みに入っちゃうと料金が高くなるし。今年中はもう無理か〜、と思いつ

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ふゆのアイスと幼少期の洗脳

今日は冬あるある、暖かい部屋でアイス食べたい、に関する記憶です。

小学校4年生の冬、ものすごくアイスにはまって、2、3日おきには必ず食べていたことがあった。現在からすれば「すごくはまってるのに、2、3日おき!?」と思うのだが、当時からすれば、これは凄まじい頻度と言って良い。

「お菓子の食べ過ぎはいけません」とさんざっぱら指導されている中で、砂糖の塊を食らう罪悪感。スーパーやコンビニに行って、一

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