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Saori Ogataテキストまとめ

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民話、雑記、歌詞など。
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#日本文化

秋田街道夜話【岩手の伝説⑫】

秋田街道夜話【岩手の伝説⑫】

参考文献「いさわの民話と伝説」 編:胆沢町公民館

※夜話・・・やわ。夜の余暇にする話。

秋田街道といえば、水沢を南北に通ずる往還(現在の国道四号線)を、

駒形神社あたりから右折して、板谷林(いたやりん?)、浅野、

広岡を経由、尼坂にある追分(指導標)を左に見ながら、

林福野(りんぶくの)を通って、供養塚の東端に入り、

あとは一直線に出店(でだな)、土橋(どばし)、愛宕、

市野々(いち

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狢(むじな)にばかされた話【岩手の伝説②】

参考文献「いさわの民話と伝説」 編:胆沢町公民館

昔、水沢の殿様は藩の家中の薪を、己の持ち山を伐採してきて、供給しておりました。

しかし持ち山といっても、場所は殆んど遠い下嵐江(しもおろしえ)にあったものですから、運搬には大変なものでした。

道らしい道もない上、馬の背か冬の橇(そり)に頼っていたので、運搬のこととなると、いつも心痛の種でありました。

ある年、利巧な家来が、経費も人足※も少な

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悲恋の作神さま【岩手の伝説①】

悲恋の作神さま【岩手の伝説①】

参考文献「いさわの民話と伝説」 編:胆沢町公民館

昔々ある所に、サワという美しい娘がありました。

顔が美しいばかりでなく、気立てもよく、それに利巧で働き者でありました。

そんな訳ですから、縁談は降るようにありました。

「あの娘と一緒になれないなら死んでしまう。」

などという、のぼせ上がる若者も十人も二十人もいました。

そんな果報者のような娘でありながらサワは、持ってくる縁談、持ってくる

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アオバト【衣川の民話/おまけ】岩手/民俗

アオバト【衣川の民話/おまけ】岩手/民俗

昔、山の奥さ男が住んでた。男はマオどいう馬を飼っていだ。

男はマオのこどをうんと大切にしていだ。

ある日、マオがいねぐなってしまった。

森の中さ入り込んでしまったど思って、マオを探しに行ぐごどにした。

「マーオーマーオー」

ど呼びながら探したども、マオは見つからない。

山の森の中を歩ぎ回っていぐら探しても、マオは見つからない。

それでもマオが大切なので諦められず、

「マーオーマーオ

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天女の妻【胆沢の民話㉜】岩手/民俗

昔一人の百姓があったど。

畑さ稼ぎさ行って、小昼休みだで休んでたれば、そこの松の木さ美しいえしょ(衣装)掛かってた。

手で取って見たれば、今まで見たこともない、うすけくて(薄くて)やっけえ(柔らかい)えしょだ。

これぁきっと天の羽衣に違いないと思って、家さ帰って長持※の一番下の方さ隠してしまった。

※ながもち・・・衣類を入れる木箱。

晩方になったれば美しい女ご来て、着物失くして帰らえなく

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