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神様と仏像と神社仏閣を巡る旅

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#京都

妖怪に会いに行く

妖怪に会いに行く

※2013年に書いた記事です。

「来年は京都へ月に一度は行こう」と決めた私。新しい年は2月からということで、京都本を中古で買いこんで読んでいます。四日市市からは近鉄特急で3時間以内に着くので、日帰りが可能ということもありますが、自分の好きな街を思う存分楽しむこともそろそろ必要かなと思ったのです。何しろ、あと10年で還暦という年がやってきます。還暦はまた一からスタートする年ですから、それまでにやり

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初詣は鉄道会社の戦略だった

初詣は鉄道会社の戦略だった

初詣に行かれた方は多いと思います。初詣について調べてみると、明治の頃に鉄道が開通したことから始まったようです。鉄道会社が宣伝したようですね。成田山新勝寺(千葉県)の参拝客を狙って、成田鉄道と京成電鉄が誕生したのだそうです。また、京浜電鉄は川崎大師への初詣を汽車賃大割引と、盛大にアピールしたそうです。

「明治18年(1885)1/2。この時元日に初めて参詣することを“初詣”と呼ぶようになった」とい

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太宰府天満宮は御墓所である

太宰府天満宮は御墓所である

※2013年に書いた記事です。

先日、太宰府天満宮を参拝しました。無実の罪で太宰府に流された菅原道真公の御霊をお祀りしている神社です。

「門弟であった味酒安行(うまさけ やすゆき)が御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。」という記載が太宰府天満宮のサイトにありました。ということは、社殿が御墓所でもあ

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おみくじあれこれ

おみくじあれこれ

私は神社仏閣に行くとなるべく「おみくじ」を引くようにしています。それは今の自分に必要なメッセージを受け取るためです。もう随分昔になりますが、私の知り合いで霊感がある人が数人いました。彼らはお互いに面識がないにも関わらず、神様からの御言葉を受け取るための手段として「おみくじ」を引いていました。

特に印象的だったのは、事代主神 【ことしろぬしのかみ】と同一視されている恵比寿様をお祭りしている神社の「

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京都にも熊野古道があった。熊野古道は三重県が本物である。世界遺産もどき?

糺の森を歩いてきました。

四年前に賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)を参拝しました。京都市左京区にある神社で、通称は下鴨神社(しもがもじんじゃ)。御祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、玉依媛命(たまよりひめのみこと)です。

賀茂建角身命は、神武東征の際、八咫烏(やたがらす)に姿を変え、天皇を導いたとされています。玉依媛命は、川上から流れてきた丹塗矢によって神の子(賀茂別雷命)を懐妊したそうなのです。処女懐胎が日

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