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初詣は鉄道会社の戦略だった

初詣に行かれた方は多いと思います。初詣について調べてみると、明治の頃に鉄道が開通したことから始まったようです。鉄道会社が宣伝したようですね。成田山新勝寺(千葉県)の参拝客を狙って、成田鉄道と京成電鉄が誕生したのだそうです。また、京浜電鉄は川崎大師への初詣を汽車賃大割引と、盛大にアピールしたそうです。

「明治18年(1885)1/2。この時元日に初めて参詣することを“初詣”と呼ぶようになった」という記述を見つけました。大勢の人たちがこぞって神社仏閣に参拝するようになったのは、まだ100年ほどしか経っていないのです。

お正月は家族揃って自宅で過ごすのが一般的であったのが、鉄道会社の策略で「行楽」という意味での初詣が企画されてきたと言っても良いでしょう。だから、まだ初詣に行っていないと焦る必要はまったくありません。神様を自宅にお招きするために、年末に大掃除をしてしめ縄や鏡餅を飾っているのです。

さて、参拝の作法についてはご存じの方がほとんどだと思います。神社では手と口をすすぎ清めた後は、お賽銭を入れてから「二礼二拍一礼」です。神社は柏手を打ちますが、お寺では合掌ですので間違えないようにしましょう。

実は、京都で私は間違えて参拝をしたことがあります。それも外国からの観光客さんの前で、不動明王様に拍手をしたのです。「しまった」と思っても、遅いですね。いろいろあちこち参拝して回っていたら、不動明王様が神様か仏様かわからなくなっていたようです。不動明王様は仏様ですから、合掌なんですよ。まったく申し訳ないことをしてしまいました。ごめんなさい。

冷静な気持ちにしてくれる色は青です。興奮しすぎていると思ったら青い空を見つめましょう。

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