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「再考」中の目標

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「再考」中の目標とタイトルがあるように、今後の目標、即ちこれから何をしようか考えているnoteです。結論が出るとは限りませんが、目標を考える過程は書けると思っています。その中で私…
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#臨床心理

『臨床に救われ、臨床に傷つき、臨床に再び救われる』

 最近、noteに臨床心理に関する事柄を書いていることが多いように感じます。『特集 被害者を支援するー性暴力や性虐待を中心に』(遠見書房)、『はじめてのメラニー・クライン グラフィックガイド』(松木邦裕監訳、北岡征毅訳 金剛出版)、『精神分析にとって女とは何か』(西見奈子編著  福村出版)、『心理臨床と政治』(信田さよ子・東畑開人編 日本評論社)を読了し、自分なりに考えて整理していきました。自分で

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2024年(令和6年)の「計画」

 石川県をはじめとする、令和6年能登半島地震は被害が明らかになるにつれ、かなり深刻な状況を呈しています。私も昨日からそのために心がざわついていました。Twitterで震災関連のツィートを細々としていますが、ほんの少しでも被災者に言葉が届けば、と思っています。被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。
 こんな状況下で2024年(令和6年)の「計画」を考えるのは気が引けますが、まずは私の心を少しでも

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「再考」中の目標 その9ー④ まとめ

 その9とその9ー①からその9ー③まで、保育士試験と私の原点である「臨床心理」「言葉」「音楽」のつながりについて整理していきました。その9でも書いたように、保育士試験は『楽しかった』ですし、その最大の理由は若い頃からの自分の原点である「臨床心理」「言葉」「音楽」にありました。そこで、もう少しこの3つの原点を振り返りたいと思います。
 保育士試験を終えてから、私はこの3つの原点が私の人生を形成してい

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「再考」中の目標 その9ー①

 前回のその9では今回の保育士試験について簡単に振り返りました。その中で、私の原点である「臨床心理」「言葉」「音楽」が保育士試験とダイレクトにつながっていることに気づき、その1つ1つを考察していくことにしました。今回はその1回目で「臨床心理」について評細に語りたいと思います。
 私は20代から臨床心理を専攻して臨床心理士になりたいと考えていました。実際、大学に社会人3年次編入学して臨床心理を学びま

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「再考」中の目標 その9

 保育士実技試験が10日(日)に行われ、これで私の保育士試験は全て終了しました。結果は来年1月中旬に分かるようです。ただそれは横に置いといて、今回は試験のことを簡単に振り返ります。
 振り返れば、この2023年は保育士試験対策に明け暮れました。免除科目は3科目ありましたが筆記9科目中6科目、実技3分野(音楽・言語・絵画)のうち2分野の計「8科目」と質量共にかなりハードなために、10月の筆記試験と1

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「再考」中の目標 その4

 前回はA型から転職するかそれとも現状維持かの結論が曖昧なことから「再考」中の目標には遠いけど、同時に中心的な興味・関心事である「非対称的(対等ではない)な関係」を考え続け深めていけば何とか生きていける旨を書きました。今回はこの興味・関心事に関連した私の過去に遡ってみたいと思います。
 私は愛知県の某外国語大学でフランス語を専攻していました。その大学は2回入学・退学しましたが今考えてみると実り豊か

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