東京装甲少女 EPISODE 0 第1話 【 邂逅 】
シュボッ!! という音をたて、ライターでタバコに火を付ける。
屋上のビルの淵に足をかけ、「荒廃した地上」を
見つめる、 咥えタバコの不機嫌そうな顔。
ビルの屋上で警戒任務にあたる、 友花里・山本・アルトマンがそこにいた。
友花里が「あの事件」から、
この第壱師団の部隊に配属されて、どの位が
経つのだろうか。
時折、 あの時の光景と言葉がフラッシュバックして彼女の頭をよぎる。
【 力のないものは去れ!! 】
ちっ!! 思い出す度に、悔しさで唇を
かみしめる。
彼女にとってそんな日々があの日から
続いていた、、、、。
そして、「荒廃した地上」の旧東京永田町へ任務に来る度に、 顔を知らぬ両親は、この荒れ果てた
東京に住んでいたのだな、と思いを馳せていた。
彼女たち Generations of cherry blossoms
< G・C・B >
そう呼ばれる世代にとって、 地上にある
旧東京永田町は、「荒廃した地上」の都市の残骸というイメージでしか、 記憶の中に存在して
いない。
しかし、「ある事件」が起こるほんの数年程前までは、 誰もが地上というものが本当に存在するという事を信じていなかったのである。
数年前
<第2生存都市 内閣府 戦略特区復興再生都市東京>
MARUNO Re TOKYO3街区内にある政府の
運営する学校での事
※「政府の運営する学校」
Re:TOKYO Special Public Security SCHOOL
通称:R・S・P・S 2
政府は,先の地上での大戦を生き延びた人類が
再び地上へ出た際の
戦闘に備えるため、 訓練及び、戦術に特化した、
小、中、高、一環の警察士官学校
「R・S・P・S 2」を第2生存都市内に創設した。
当時、彼女はその第1期生であり、
来年、学校の名前にも記載されている
「 S・P・S 」への入隊試験を控えている
状況だった。
※「 S・P・S 」 特別公安委員会が組織する
公安警察の中でも更に特殊な位置付けがされた、 公安機動捜査隊 特別装甲機動鎮圧隊。
「公共の安全と秩序」を維持することを目的とする警察である。
国家体制を脅かし得る集団を専門に取り締まる
組織であり、 活動内容を秘匿しているため実態が表立って知られていない。
機密性が高く、高度な情報収集能力や知能、
身体能力、戦闘技能、人格が要求されるため、
警察組織の中でも相当に上位の実力を持つ者しか
配属されない、狭き門である。
ただ、R・S・P・S 2 第一期生は、 ここへ入隊するための訓練を受けた特殊な生徒たちではあるが、 すべての第一期生が入隊できるわけではない。
そんな入隊試験を控えたある日 同級生であり、
幼馴染でもある、
友花里・山本・アルトマンと堀あやめは、
学校の師団訓練という科目の激しいトレーニングを終え、 他愛ない会話をしながら、
ロッカールームまでの道のりを横並びに
歩いていた。
最後尾にいた彼女たちは、 先にロッカールームに吸い込まれていった
他の生徒たちと同じように、 ロッカールームの
ドアに手をかけたところで、同期であり
幼馴染の嶋田つかさに呼びとめられた。
二人は上着の袖を引っ張られ、廊下に
連れ戻される。
さらにつかさは、彼女たちの手を引っ張り、
2人を自分の所へ引き寄せた。
そして、周りをキョロキョロ警戒しながら、
誰もいないことを確認すると、二人に向けて
小さな声でコソコソと話しかけてきた。
つかさ
「あのさ~。今日の訓練が終わったら、
4街区行かない?」
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東京装甲少女EPISODE-0という作品ですが
物語の初まりのOpening Part から
現在のストーリーまで今の所
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是非、東京装甲少女
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始まりから
お読み頂ければ幸いです。
今後は有料化も予定しておりますので
期間限定の今のうちに
お読みい頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
ここから、初めのストーリーを読む
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東京装甲少女という作品ですが、
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また来年も展示されるのを目指してまいりますのでご協力
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました🙇
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