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ゆめいるか書房(岡田美幸)
2023年7月19日 12:00
新しい創作のヒントを得る為に、現代俳句協会の講演会に行きました。そこで得た経験を、ざっとアウトプットします。雑感① ルビや詞書について。賛成、反対、自分はどうか?自分はルビや詞書はあまり使わない。Wordで詠草集を編集する人が大変なので。作品本体に注力しているので。(精一杯?)でも、面白いルビを開発して使ったら面白いだろうなという憧れはある。② 分かち書きの効果。
2023年7月14日 12:00
『現代俳句女流百人』より、俳句を紹介する連載。好きな句と作者を紹介したいと思う。今回は鈴木真砂女氏。選小料理屋を営んでいただけあって、美味しそうな料理の句。「風を貰う」や「夏のれん」の爽やかさ。風を感じる句。結句に海の事が来るかと思いきや、「雲の峰」で意外性があった。景も良い。郷愁を、鯛の目から感じる面白さ。小料理屋の為に仕入れた鯛だろうか。鯛の目を瞳とした点に
2023年7月12日 12:00
『現代俳句女流百人』より、俳句を紹介する連載。好きな句と作者を紹介したいと思う。今回は野澤節子氏。選神話的な擬人法。天地の部分をあめつちと読ませる工夫も、厳かさがあって良い。生活の一場面における切実さがある句。本によると病気が回復した後の句のようだ。その背景を加味すると、さらに切実に思える。髪とさくらの取り合わせが、上品で良い。赤ちゃんの、ものすごい握力を思い出
2023年7月10日 12:00
『現代俳句女流百人』より、俳句を紹介する連載。好きな句と作者を紹介したいと思う。今回は、桂信子氏。選蛍のイメージと人と「逢う」イメージが合っている。俳句や和歌で長い髪の美しさを題材にした作品は多い。だが、この句はそれを逆手に取った逆説の句。分つことと意を決すことの取り合わせは相性が良いと思った。手袋をする動作で、この後出かけるという行動も予想出来そう。押入れとい
2023年7月5日 12:00
今までnoteで紹介した句集・俳句などの一覧のリンクです。noteのマガジンです。各記事のURLを貼ろうと思ったのですが、マガジンのURLを貼れば良いと気づき、note特有の便利機能を使いました。この記事を書いた時点が6月末で「半年分のまとめ、書きたいなー」と思って作りました。