OKOPEOPLE - お香とわたしの物語

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記事

「墨香」~ ゆららさららと ~

在宅勤務生活から2ヶ月。リモートワーク前の朝の時間、この頃は気軽なお習字の稽古に充てている。

新型ウィルスのニュースにも何だか疲れてしまった。
「毎日誰かが誰かを責めている」のが辛くなったのかも知れない。

趣味で続けている「香道」には、嫌でもお習字が付いてくる。組香(くみこう)という”香り当て遊戯”のスコアシートを、筆書きしないとならないからだ。稽古熱心でない私の書は相変わらず拙い。それでも手

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withコロナ時代にお香ができること

こんにちは、お香の専門店・香雅堂の山田悠介です。前にnoteの記事を書いた頃とは、社会の状況が一変してしまいました。私たちの店にも大きな影響が出ています。この記事では、新型コロナウイルスの流行以降、香雅堂に起きた変化や、これからのお香の役割について出来る限り前向きに考えてみたいと思います。

コロナウイルス流行への対応と経営への影響

緊急事態宣言が出る前から、自分たちにできそうな対応として、店舗

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千手観音の御手に山菜

2020年春、海辺から山間部に家族で引越した。
同じ高知県内とはいえ、環境が驚くほど違う。

以前は冬でも夏のような日差しが注いだ温暖なところだったが、今いるところは春先に雪が降ったり水道管が凍結するような山の上だ(引越し早々、水道管破裂の洗礼を受けた)。

山の上から土佐湾を臨む

引越し作業は、田舎でも疫病のニュースで持ちきりとなった頃で、お世話になった人にろくに挨拶もできないままだ。未だ「引

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普賢菩薩✨
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ゆびさきとタブレットは苺の匂い、味はどこまで味なのか

子どもがわたしの頰に手をおくと、ふわっとただよう苺の匂い。手づかみ食べの季節は過ぎて、フォークで食べているはずなのに、しっかり香るこれはたしかに甘酸っぱい、間違えようのない苺のもの。

苺の匂いはとても強いんだなあと思って、それから、匂いからこんなにはっきり想起される苺とはつまり、この匂いなんではないか、と思った。

ためしに鼻をつまんで苺を食べてみる。甘みと酸味のあるジューシーな何かだとは感じる

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٩( ᐛ )و٩
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