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胸のつかえがとれました

今回は後輩指導時の先輩の悩みが解決したという話です。

もくじ
1.問題
2.理由
3.未来

1.問題

 これは架空の話かもしれません。現実の話かもしれません。筆者の話かもしれません。そういうスタンスで気軽に読み流してください。

 過去の指導を反省する事は大事です。何がよくて何が悪かったのか。

 これは臨床で患者さんと向き合う臨床推論と同じです。

 過去の指導の過ちをずっと反省し、深い闇から抜け出せず、ずっと苦しい日々を過ごしてきました。どうしてあの時、あんなことをしてしまったのだろう… 

 自分では反省できても、周囲の本音をどうしても聞きたい。あのときどんな空気感があったのか。

 これを聞き出すことは実はものすごく勇気がいることです。場合によっては現実の話を知ることにより、指導者は更に自分のマイナス部分に気が付いてしまうからです。過去にはそんな経験もしました。無記名のパソコン上のアンケート。ホントにいろんな意見がありました…

 でも現実を知ると、辛かったです・・・


2.理由

 自身の胸につかえていたものが、やっと取れました。

 上手に指導出来なかったその理由。何がきっかけでそうなってしまったのか。どうしても知りたかった。でも誰も教えてくれなかった。

 どうして?なんで?自分の何がいけないの?反省して今後に生かしたいだけなのに…

 気を使われている自分に気が付きます。

 上司の汚点を、さずがに面と向かって話せる人はいないんでしょう。

 怒らないし、すべて受け入れるから教えてください・・・とお願いしても、だれも当たり障りない話ばかり・・・

 でもやっと本音を打ち明けてくれました。

 長年心のモヤモヤがスーッと晴れていくようでした。そっかあの時から空気が変わっていったのかと・・・

 話してくれた人には、感謝の言葉しかないです。

 ありがとう・・・


3.未来

 役職、立場、はあっという間に変わります。異動の習慣がない職場では、もしかしたらずっと同じ役職のまま生涯社会人人生を終えるかもしれません。

 しかし、それでも必ず役割は変わります。

 人材育成に限らず、臨床の知識・技術、全てにおいては、自ら学ぶ姿勢、自らアウトプットする勇気がないと真の成長にはなりません。

 臨床・教育・研究の三本の矢のバランスが大切と教え込まれて卒業したのに、社会人になるとバランスが非常に悪くなってきます。

 人材育成なんて・・・教育なんて・・・そう思っている若手職員の皆さんは、できるだけ早いうちから管理職のイメージを持てたほうがいいと思います。

 外から見てる印象と、実際自分が行う立場では、世界観がガラッと変わります。

 今まで凄く慕われてた中堅職員が、トップになってしばらくすると、なんか違う空気感になることもあります。

 スポーツ業界をみても分かるように、組織トップが変わればガラッと雰囲気は変わります。企業も政界も同じことです。

 しかし、他者依存になる前に自分自身がどうやってたくましく成長するのかを考えないと、いつまでたっても「誰が悪い」「何が悪い」と、事の原因を他人の責任に押し付けようとします。

 これではいけません。

 過去と他人はかえられません。 だ  か  ら  !

 自分が上手に変わっていくしかないんです。

 どうかわるか?

 まずは過去と他人の変えられない出来事の自分の「解釈」を変えてみることから始めると、案外その後の自分の行動の変化を起こしやすくなるかもしれません。

 過去の原因がやっと分かりました。長年モヤモヤしていた胸のつかえがとれました。自分の劣等感にやっと向き合えました。

 更なる研究を続けて、よりよい臨床指導に生かせるように尽力したいです。それが僕のライフスタイルですから…

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