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【目印を見つけるノート】120. 「おがた」という名字のこと

とあるチェーンのファーストフード店、うちの最寄り数店は立て続けに先週、2日間休業になっていました。少し前には別のチェーンでも最寄りが半分ぐらい立て続けに休業していました。感染症がらみで。

そうですね、日常の光景になりました。

きのう、ちょっとへこんでいる九州在住のライバルに、へたっぴぃな九州弁でエールを贈りました。
へこむこつなかよ。

8月になりましたね。


⚫「おがた」という名字

寝落ちしがちなグータラさんが最近の私です。

あ、『肥後の春を待ち望む』という自分の小説のダイジェストをnoteに出します。市原悦子さんばりの(文字ですが)ナレーションで導入するつもりです。構想段階ですが。

グータラですが、今月肥後(熊本)のことは載せておきたいと思うのです。

あのお話はサイトに出している以外、賞や同人誌にも提出していないのですが、このためだったのかなと納得しています。

さて、
「おがたさわ」というのは筆名です。漢字ですと「尾方佐羽」です。本名は全然違います。
名字の「尾方」については理由があります。私の父方が昔、「尾形」という名字だったのです。それをなぜか父の4代前ぐらいに変えてしまったとのこと。
そのことと、「山形の足軽だった」というのが父方の言い伝えです。

歴史に興味を持っていますので、少し調べて江戸末期からのご先祖ラインは分かりました。思っていたより、すごくおもしろそうなのでじきに書きますね。

母方もおもしろいのですけれど、
さらに母方の母方はもう、伝奇小説が書けそう。

それをまんま使ってしまうのも何なので、「尾方」にしました。100年以上を経て先祖の名を部分的に継ぐーーというと大げさでしょうか。
佐羽にはそこまでの根拠はありませんが、有吉佐和子さんにあやかったということにしておいてください。

なお、「おがた」という名字にはいろいろな字があてられますが、元はひとつだと言われています。
緒方三郎惟義(おがたさぶろうこれよし)さんです。
平安時代後期~鎌倉時代の九州の大豪族で、源義経が失脚するあたりで出てきますね。今でも緒方さんは九州に多いのではないかと思います。私の知り合いにもいます。

そうしたら、他に同じことを調べている方がいらっしゃるのに気がつきました。ネットのニュースだけで、ご本人が書かれたものではないですけれど。
緒形拳さん(故人、俳優)です。
緒形さんは、みちのくにルーツがあるのでしょうか。山形の地方紙のサイトに出ていらっしゃったと記憶しています。そこから九州の地方紙のサイトにも。ご名字の話がどちらにも出ていたと記憶しています。
もうだいぶ前のことなので、詳しい内容や出典を明らかにできなくてごめんなさい。

同じようにみちのくから九州へ、
ルーツを調べていらっしゃる方がいるんだと心がほの明るくなりました。

一方、「尾方」は熊本に多い名字です。九州ではなくて、熊本です。元は緒方だったのかもしれませんが、そこは調べていません。何かあったのかな。私が書いた小説には出てきませんでしたが、肥後南部の豪族で相良藩にいらっしゃったそうです(2020年11月18日修正、わざわざコメントをいただきご教示ありがとうございます)。

このような作業は、老いを感じてからされる方が多いように見受けられます。それは自然な部分もあるでしょう。

私の場合は変わりものなのか、20代後半から、しかも自分のルーツではないところから入りました。それから歴史を書くようになりました。
あとからどうこう言うものでもないのですが、「そういうことなんだな」と思うばかりです。

筆名の名字は私のご先祖さまへの愛ということでしょうか。


  盆の風 たどりつ進む 遊子ある


⚫お籠りクラフトとばら

買ってしまいました。真田紐。
やっぱり、魅せられちゃった。


チョーカーとブレスレットを作ろうと意気満々です。
このシリーズを少しやってみようかな。

ばらは暑そうです。梅雨も明けたのでしょう。

被災地のみなさま、どこもかしこものみなさま、どうかおからだおだいじに。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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