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【目印を見つけるノート】549. ばらへの視点と川縁のブルース

きょうも朝は晴れています。
きのうは、本当に久しぶりにフードコートといわれる場所に行きました。あんまり久しぶりすぎて、ショッピングモールのカードのポイントが一部失効しておりました。

ハワイアンフードのお店で、BBQチキンとガーリックシュリンプのプレートをいただきました。おいしかったです。

ごちそうさま🙏

けさはばらが1輪ですが満開になっています。

さて、これを見て文章にしましょう。
このばらについて書くにはどれほどの方法があるでしょう。
オレンジ色だな。ベランダが立て込んでいるなというのは見ていただければわかるでしょう😅
洗濯物を干したらもう写せないですね。
余分な情報でした。

⚫名前の地について

このばらの苗をいただいたときに、『鞆の浦(とものうら)』と写真付きの名札がついていました。この苗はばらで鞆の浦というのだと私もわかりました。ばらの苗にはこのような名刺がついていることが多いです。種類が多いので後から調べるのが難しいというのがあるでしょう。

鞆の浦は広島県福山市の景勝地です。もっといえば、沼隈半島の先にあって古くから潮待ちの港(津)として人が多く上陸するところでした。今も古い町並みがよく保存され、瀬戸内海エリアきっての海辺の景勝地となっています。
織田信長に対抗した将軍足利義昭が1576年、一時的に室町幕府の機能を移したところです。また幕末(1867年)には坂本龍馬の海援隊が曳航していた蒸気船いろは丸(伊予藩船)が、紀伊藩の船と近隣の笠岡沖で衝突して沈没、いろは丸の乗員が紀州船に移って一同上陸したのが鞆の浦です。

このできごとだけで、短編小説がふたつ書けるかもしれません。

⚫福山とばら(上記の補足)

広島県福山市は神戸や横浜と並ぶ「ばらのまち」です。おお、簡単すぎました。
戦争で荒れてしまった市街地の公園にばらを植えはじめたのが、「ばらのまち」のそもそものきっかけです。公園だけでなく、街並み、学校や個人のお宅にもばらがたくさんです。『ふくやま』と名のついた品種もあります。
官民一体となった取り組み……というと固い感じですが、市では継続して積極的に取り組まれています。それは福山市のHPを。
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/rosetownfukuyama/22285.html

⚫わたしとばら

去年までわたしと「ばら」はほぼ無縁でした。
これはもう何回も書いているのでクドイのですが書きますね。
例年5月に開催される『福山ばら祭』が去年はオンライン開催になりました。それで、現地で販売する予定だったばらの苗が行き場をなくしてしまったのです。そしてネット販売されました。新聞記事でそれを知って、ばらどころか朝顔すらまともに育てたことがないのに、注文してしまいました。
(このような様子を「考えなし」といいます)
そして、おまかせで購入した『ニコル』というドイツ生まれの品種を育て始めました。おかげさまで2年目になりました。
🌹🌹
そのニコルの写真を今年の『福山ばら祭』の公募に出してみました。載せていただいて、それで舞い上がっていたら、何と、抽選でばらの苗をいただきました。こちらは8月のニコル。

いただいた苗が『鞆の浦』です。こちらは7月のもの。

⚫ばらのプロフィールについて

こちらのばらは調べたところ、廿日市市のばら園で作られたようなのです。どうしてこの名前にしたのかなど知りたかったので、電話してみたらつながりませんでした。外に出ていらっしゃるのでしょう。
(結構、知りたいことがあるとどこでも電話して聞きます)
それはまたの機会に。
このばらはハイブリッドティーという品種の末裔です(系統)。ハイブリッド・パーペチュアルとティーという種類のばらを掛け合わせたもので、とてもたくさんの品種があります。ちなみにニコルはフロリバンダという系統です。
育ててみて、そうですね、花が咲く期間は短い(1週間ほど)です。あっという間に満開(3日ほど)です。花は大きめ(10cm~)で、香りは控えめ。ひとつの枝にひとつの花が咲きます。虫がつくことがありましたので、オルトランという殺虫剤を使ったら以降はつきませんでした。咲ききるとオレンジ色は抜けていきます。
上記形容部分はニコルとの比較になります。

⚫なぜこのように書いたかというと

さて、ばら『鞆の浦』にまつわる話を違う角度から見てみました。生み(交配)の親にお話が聞けなかったのは残念ですが、ばらひとつ取ってもたくさんの角度から話が書けます。
よく自分でも「視点」を切り替えることをしています。

もちろん、ものを書くのに本を参考にすることは多々あります。詳しい方に話を伺うこともあります。そして、観察して考えるというプロセスが自分の場合は必要だと実感しています。

⚫眺めていて思うこと

『鞆の浦』というばらを見て、ぼんやり思うことで締め括りましょう。

鞆の浦には2014年に行きました。
その後で、ある方が描かれた鞆の浦のスケッチを拝見しました。
その方のスケッチで、自分が歩いた鞆の浦が見事に再現できたのです。常夜灯に吹く潮風、赤いポスト、荷掲場のところに腰かけてのんびり海を見ているとか、かなりリアルな景色。描いていた方は荷掲場に腰かけていたのかな、写真を撮ったのかななどとも想像できました。

そこにもこのばらが咲いているといいな。

何の論理的帰結もない、果てしなく空想に近い、個人的な感覚の塊です。いくらでも説明的文章は書けると思うのですが、私の結論は、
「そこにもこのばらが咲いているといいな」
なのです。



今日もブルースでいきますか。
大御所対決?
ROBERT JOHNSON『Traveling Riverside Blues』

この曲は確か、私が初めて買ったレコードには入っていませんでした😊
(昨日の本項参照)
こちらが起点かはわかりませんが、ブルースは川べりが多いように思います。seaside bluesってあまり聞かないですが、もしご存知の方がいらっしゃいましたらご教示くださいませ。

そして、そのカヴァー……といえないような気もしますが。
LED ZEPPELIN『Traveling Riverside Blues』

ツェッペリンについては控えめに語ろうと思いますが、ギターの音が歪んでない、きれいだ(いや、いつもダーティみたいな言い方😅)と思いました。こちらはおそらくかなり前、そうですね……ⅢとかⅣの頃の録音では。この曲が入っていたアルバムは持っていないのです。えーと……録音は1969年、ビンゴ?ニアピンか。ギターは何かしてるでしょう。リマスターのマスターのような方ですから。
原曲とは違うのですが、
きれいなカヴァー……トリビュートです。

これから急いで図書館です。
蝶の写真、きょうもけっこう撮れましたがまた明日。
お読みくださって、ありがとうございます。

尾方佐羽

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