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日記

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休職前の日々、復職後の日々、退職後の日々、就労移行支援に通っている日々です。
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2022年11月の記事一覧

復職日記34

復職日記34

わたしの仕事場は図書館だ。
児童フロアと一般フロアがあって、みんなで持ち回りでカウンターをやったり、フロアで本を書架に戻したり、ご案内したりする。

わたしは障害者雇用で、不安障害があるので、主に事務所での内勤(予約本の準備、納入されてきた雑誌の準備、本の修理、倉庫にしまう本の整理など)と、フロアワークをやらせてもらっている。

わたしが好きなのは、児童フロアのフロアワーク。小さな利用者さんが、て

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復職日記33

復職日記33

うつの大きい波が去ったので、心穏やかに仕事に向かった。

と、言いたいところなのだけれど、内心は、ああ、申し訳なかった、きちんと謝らなくちゃ、今度こそ呆れられたかもしれない、呆れられたとしても、自分のせいだから、きちんと受け止めようと、頭の中で何度も反芻しながら出勤した。

気忙しい通勤電車もなんのその、職場にきちんとたどり着けて、あいさつをする。
あいさつを返してもらえて、それだけで心がほぐれて

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【企画参加】編み物は、魔法

【企画参加】編み物は、魔法

くまさんのこちらの企画に参加させていただきます!

企画の参加じたいがはじめてで、ドキドキ。

※※※

編み物、と聞いて、図書館勤務のわたしがまず思ったことは、「人気のある種類の本」ということ。

編み物の本のコーナーは、平日でも土日でも、利用者さんが立ち止まって真剣に本を吟味している姿がよく見られる。

編み物の本はありますか?と聞かれることもあれば、かぎ針編みの本はありますか?や、孫に服を編

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復職日記32

復職日記32

我が家のいいところは、公園が近いことだ。

それはちいさなちいさな公園で、田舎育ちのわたしからしたら、これは公園と呼ぶのですか?と言うような、猫の額をちょっと大きくしたくらいの場所なのだけれども、キャッチボールできるスペースもあるし、ベンチも砂場もあるし、唯一遊具としてブランコがあって、大きな樹も生えている。

最初は、こんなところで誰が遊ぶんだろう、と思っていたけれど、それが、ここにみんな遊びに

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大泣きおわり(復職日記31)

昨日はこんな感じだった。

今朝から、涙がぴたっと止まった。
ほろほろ、と泣いてしまう瞬間もあったけれど、それはやさしいコメントを読んだからで、昨日のギャン泣きとは違った。

本当は今日も仕事なのだけれど、お休みした。

涙が収まって尚、頭の中で自分を責める言葉が止まない。止められなくて、ソファの上で布団にくるまっていると、同居人氏1や同居人氏2が、おーい、どうだい、どんな塩梅だい、と次々に訪れて

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大泣きばかり(復職日記30)

大泣きばかり(復職日記30)

昨日の夕方、同居人氏2が仕事に行ったあと、同居人氏1も仕事でいなかったから、久しぶりに家にひとりになった。

最初は調子がよかった。

午前中に洗い物も終わらせていたし、はためく洗濯物を取り込んで、畳んで、掃除機をかけて、家がピカピカになって、ふむ、わたしもやればできるじゃないか、と思って悦に入っていた。

そして明日は仕事だし、でももうやること全部やったし、この調子なら行けるぞ、よしよし、と思っ

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復職日記29

復職日記29

今週は週末なのに同居人氏1がお仕事。
しかもいつもは在宅勤務なのに、なんとお外でみんなで仕事をすると言う。

いつも始業時間ぎりぎりに起き出して、着の身着のまま仕事をしている同居人氏1。

しかも最近は、わたしはよくわからないけれど、株のチャート?かなんかを夜中によく見ており、寝るのが遅い同居人氏1。

わたしが夜中に起きてぼんやりトイレに向かうと、同居人氏1の部屋からこうこうと灯りが漏れており、

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おまじないのうた(復職日記28)

おまじないのうた(復職日記28)

昨日は、こんなかまってほしい子みたいな記事を書いてしまった。

でも、読んでくださるみなさんがやさしくて、あたたかい言葉をたくさん頂いて、わたしのなかの小さなわたしは、ちゃんと、泣き止みました。

みなさん、本当にありがとうございました。

※※※

一度「かなしい」の蓋が開くと、とめどなくなってしまうことが度々ある。
ふだんはきっと、ぎゅっと蓋をしめて、その「かなしい」が詰まったビンを、小さなわ

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153センチ、63キロのわたし(復職日記27)

153センチ、63キロのわたし(復職日記27)

以前、こんな記事を書いた。

わたしはここからさらに太って、タイトルの通りの体型になった。

抗うつ薬を飲み始めて2年くらいで、15キロ太った。
過去の人生で1番やつれていた時に比べると、20キロ増えたことになる。

今日は、このことについて、わたしのなかの小さなわたしが、「かなしい」と言って聞かないので、かなしい気持ちを、かなしいまま、書いてみようと思う。

ボディポジティブ、という言葉がある。

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読書遍歴(復職日記26)

読書遍歴(復職日記26)

引き続き今日もお休み。

同居人氏1、2はともにお仕事。
早朝同居人氏2を昨日のようにお見送り。
胃腸の調子はまずまずのよう。
太田胃酸+第一三共胃腸薬をダブルで飲んでいた。
そんなに飲んでいいのか疑問だったけれど、人一倍体調管理に敏感な同居人氏2なので、黙っておいた。
ダブル胃腸薬のおかげなのか、今朝は昨日よりも軽快な足取りで出て行った。

同居人氏1は、今日は朝寝坊。
在宅勤務といえど、出社時

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復職日記25

復職日記25

いま、お気に入りのソファに座っている。
これはわたしにしては、とても珍しいこと。
だいたいがソファに寝そべっているので、今日は元気がある日なのだな、ということ。

今日は同居人氏1、2ともに仕事。
わたしは休み。
早朝、同居人氏2をいってらっしゃい、と見送る。
同居人氏2は自分の体調管理に人一倍敏感だ。
昨日から胃腸の調子が悪いらしく、今朝も朝ごはんをほとんど食べずに出て行った。
ずっと胃がむかむ

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今日は全部やだの!(復職日記24)

今日は全部やだの!(復職日記24)

前回、こんな記事を書いた。

それで昨夜、ためしに同居人氏2に、一緒にテレビ見ない?と言ってみると、いいよ〜とのことだったので、本当に久しぶりにテレビを観た。

調子が悪くなってからというもの、テレビを観ることも辛くなってしまって(音や光の刺激がつらい、内容が頭に入ってこない)、全くテレビを観なくなっていた。動画も一緒で、観てるとどんどん疲れてしまい、何もみたくない!となる。

ので、昨日のテレビ

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大人だってさみしい(復職日記23)

大人だってさみしい(復職日記23)

最近、同居人氏2がふと、「さみしい」と口にするようになった。

私たち3人は、どちらかというと全員インドア派で、何よりわたしは寝るのが大好きなタイプだ。

同居人氏1は、大好きなトカゲちゃんたちのお世話をしたり、添い寝をしたり(なぜかとかげちゃんと一緒に寝る時は寝返りをうたない、同居人氏1の謎の特技)、トカゲちゃんたちの動画を黙々と作っていたり、こちらもインドア派。

対して同居人氏2は、基本テレ

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復職日記22

復職日記22

眠くて眠くて仕方がない。
冬眠にむかっているのか?というほどの眠気。
今朝なんか、仕事へ行く準備を全部整えて、家を出るまであと15分くらいあるからといって、二度寝した。そして自分のイビキで起きてびっくり。
あわや遅刻にならなくてよかった。

※※※

連休ではない週の真ん中の祝日は、いつもの土日よりも館内は落ち着いていた気がする。
みんな、たった1日の祝日ならば、おうちでゆっくりするのかもしれない

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