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私の大切な人。

2022.10.08-09

私は大切な人と1泊2日の旅行に出かけました。
場所は愛知県の常滑市。

音声配信アプリstand.fmで出逢った友人が、常滑は素敵な場所だと教えてくれました。
教えてくれてありがとう。

そもそも大切な人って.....?と思われる方も居るかもしれませんね。お伝えしたいところなのですが、言葉にできないんです。。周りから見たら、きっと恋人って言われると思います。でも私たちの中では、恋人という言葉がしっくりこない....。じゃあ、友人?親友?家族?それともツインレイ?んんんん....正直どの言葉もしっくりハマるものが見つかりません。。

私にとって、楽しさも、愛しさも、寂しさも、怖さも、、いろんな感情を与えてくれた人です。今まで生きてきて、心から大好きだと想える人に、私は初めて出逢いました。そして、こんなにも失うことの怖さを感じるのも初めてでした。

たった一人のことが大好きで大切になればなるほど、不安や恐怖も生まれるようになったのです。
だから、私は強くなりたい、そう思う気持ちも大きくなっていきました。大切な人が側に居なくなっても、一人で歩いていける芯の強さを。
そう考えるときの私は、いつも孤独です。たとえ誰かが隣に居ても、孤独なんです。

常滑旅行について綴ろうと思っていましたが、大切な人のことで伝えたい想いがたくさんあって、なかなか本題にいけていません(笑)
ということで、そろそろ本題に入ります。

今回の旅行もとっても楽しくて、美しくて、愛おしくて、守りたくて、、大切な人への想いがさらに大きくなった空間でした。

まず駅での待ち合わせ。大切な人を見つけた途端に心から喜びと恥ずかしさが湧きあがってきます。

その後はカフェで美味しいご飯を食べて、泊まるホテルへ電車で向かって、、何気ない日常が堪らなく愛おしい。。そして、カフェへ向かう道や電車で、大切な人の大きな手に触れて、自分の小ささを感じていました。

ホテルに着き、部屋の窓からは海が広がっていました。海が近いことは知っていたのですが、窓から見えるとは知らず、、感動していました。

少し休憩した後、海へお散歩に出かけました。空気が美味しくて、景色も美しくて、音が綺麗で、とっても心地良かったです。

大切な人と手を繋ぎながらの海散歩は幻想的でした。いつも私たちのことを、大切な人は“映画になりそう”と言います。私も本当にそうだなあと想います。一緒にいるときは、不思議と自分の目から映し出される世界だけでなく、空から私たちと私たちを取り囲む世界を見下ろしている感覚があるからなんだと思います。

海のお散歩を朝もすることを約束し、夜ご飯を近くのイオンモールへ買い出しに行きました。焼き鳥とお刺身と豆腐ハンバーグとスープと、、完全にお酒のつまみ..でもお酒は飲んでいません(笑)

美味しいご飯を食べ、テレビを観たり、お風呂に入ったり、、夜が深まるにつれて、色も音も静かになり、私たちの空間だけが濃くなっていきました。

手を繋いで、ハグをして、キスをして。
大切な人の匂いと温もりを感じて、静かな愛を伝え合いました。

次の日、目が覚め、私の隣には大切な人が眠っています。それが嬉しくて愛おしくて、でも今日で旅行が終わってしまう寂しさを感じていました。

朝食を食べ、海のお散歩をし、その後はやきもの散歩道という場所に出かけました。

道中のやきものや土管に目を奪われながら、ギャラリー、雑貨、、いろんなお店をまわりました。大切な人は天使の置き物に惹かれ一生懸命に選んでいました。大切な人と天使、、なぜかすごく似合うんです。。

楽しい時間が過ぎるにつれ、さよならをする時間が近づいていました。常滑駅から名古屋駅に帰る電車は、本当に寂しかったです。自分の目の前にいる大切な人とあと数時間でお別れだなんて。

大袈裟って思われるかもしれませんが、人はいつ死ぬか分からないから、次逢える保証なんてどこにもないと思います。それがいつも怖いんです。次に逢えるのは年末年始かな、一緒に暮らせるとしたら早くても2年後かな、そんな会話に心を弾ませながらも、それまでに消えて居なくなってしまったらどうしようって、大切な人がいない世界で私は生きていけるのだろうかって。

だから、だから、、私は強くなりたいです。

名古屋駅でハグでお別れをして一人新幹線に乗りました。溢れそうな涙を抑えながら時間を過ごしました。


どうか、私の大切な人、生ききってください。
私も頑張るから。

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