![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107010655/rectangle_large_type_2_572c4b81b1c6267ae9c30107cc41dcf2.png?width=800)
梅雨の体の重だるさに対抗【とうもろこし・梅雨の薬膳】
私は季節の中で1番不快だな〜と感じるのが梅雨です。
梅雨は独特の不快さや気候、体調をベストに持って行きにくい季節だと感じています。
体が重く、湿気がしんどかったり、体の水分が増えることによるむくみや頭痛。蒸せるのに寒い、湿度で空気が重くて酸素が薄い。なんとなく調子が悪いという声もこの時期チラホラ聞きます。
ここは、栄養学だけではなく薬膳の力を借りて、季節にあった食べ物を取り入れる。旬のものは自然と体に合う効能を持っているので、梅雨の時期はより意識してしまいます。
とうもろこしには、梅雨独特の湿気を体から追いやる効能を持ち、とうもろこしのひげもその力を発揮します。
とうもろこし3点セット
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107005206/picture_pc_c17b6481df47a0930e389ba94bc7736f.png?width=800)
1つのとうもろこしから3つ。もろこしご飯コチュジャンそぼろ乗せ、茹でたもの、とうもろこしのひげ茶🌽
とても甘かった長野のとうもろこし。もう少ししたら値段も落ち着くかも。初もの買いです。
ひげは軽く炒りました。香ばしさと土くささ、ほんのり甘みで野生的な味が美味しい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106953466/picture_pc_d1a608e817bb641d98342ac858a6d7a2.png?width=800)
梅雨の体の重だるさを追いやるには、ぜひとうもろこしやコーン茶を。
下記に書いていますが、ハトムギ茶もこの時期に効果的です。お茶だと取り入れやすい。爽健美茶にハトムギが入っています👌
夏野菜には、利尿作用(カリウムが特に豊富)のある野菜が多いので、むくみにも良いのですが、体を冷やしてしまう性質も合わせもっています。
梅雨は体は冷やさないようにして、余分な水分だけを追いやってくれる食材が良いとされています。
梅雨の時期によい食べ物の選び方
・湿度による重だるさを追いやる食材
とうもろこし・とうもろこしのひげ・じゃがいも
さつまいも・里芋・冬瓜・にんじん・アスパラ
もやし・小豆・緑豆(緑豆春雨)はとむぎ(茶)白身魚・アサリなど。
・香りで湿度を追いやる(芳香化湿)
香味野菜…しそ・パクチー・山椒・パセリ・三つ葉などのハーブ
・スパイスで発汗作用を高める
スパイス関係全般・胡椒・シナモン・唐辛子など。
・消化器の疲れや食欲不振をいたわる食材
胃をいたわるビタミンU、キャベツのキャベジン
消化酵素を豊富に持つ大根・消化液を活発に出す酸味。(酢や柑橘)
・胃腸や体を冷やしすぎる生の物や冷たい物を控える
・消化器の負担になる脂や揚げ物を控える
・塩分の高い食事はむくみやだるさの元になる
これは、私の手持ちのノートの丸写しです😅
見てわかるように1Pにまとめています。
スパイスは意外に梅雨の時期に1番適していて、不要な水分を発汗します。カレーも良いと思いますし、今の時期に、発汗作用を期待して湯船に浸かるのも良いですね。
香りというのも、モワッとジメジメしてる空気の中、いい匂いをかぐと気分がリフレッシュ。
梅雨の献立
上記の食材をなるべくとりいれた献立です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107007155/picture_pc_1473dbd30b311649925a7d8a3c2045ce.jpg?width=800)
オールスパイスが隠し味。
大根の八角煮、パクチー&花
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106951745/picture_pc_71398cb45dee194bb5d9ff8482f7c6ea.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107008618/picture_pc_fd7c3c6fd0f24b91a94fe541c3c56dee.png?width=800)
緑豆(ムング豆)の薬膳スープ/なつめ、クコの実
大葉、ピクルス(香味野菜、酸味)
緑豆は春雨にもなっているので、日頃から緑豆春雨の方を選んでいます。冷えてもボソボソになりません。
とうもろこしは水から茹でています。
でんぷん質を多く持つものはβアミラーゼという甘味に繋がるものを持っていて、より甘くなる温度帯が60〜75℃なのです。焼き芋が甘いのも同じですが、この温度帯をゆっくり通過させるとより甘さが引き出せます。
好みなので、沸騰した湯から茹でるとシャキシャキさっぱりしたとうもろこしになります。
そして、とうもろこしは野菜ではなく穀物に分類されてます。
🌽
薬膳で言っている事を栄養学と照らし合わせながら、栄養学にないものを薬膳で補足する。といった感じです。
栄養学には土地や季節のことは入っていないため、季節を意識すると、旬のものは体に寄り添う効能を自然と持っているなぁとひしひし感じます。日本に近い土地の考えでもあるので、日本人の体にも合うのではと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106952509/picture_pc_f111d6a794aec2373852582d288d381e.png?width=800)
ヤングコーンの方が好きだったりします🌽
残り物アレンジ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107004458/picture_pc_63db898d17838930ba52d1f378b629f6.png?width=800)
木の芽と黒胡椒をプラスした もろこしご飯。
緑豆にトマトとにんにくオイルをプラスして
サラダ仕立て。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107004695/picture_pc_72c91f2eba04ec4f3cd28890c8a20459.png?width=800)
酒粕パルメザンチーズ、
頂き物のオリーブとニンニクのオイル(既製品)
中の柔らかいひげがたまらないですね!
ひげで余分な水分を排出🌽
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?