田代亮平

日本茶大好きおじさん 山梨県→東京都→八女市星野村→福岡市 印刷→3DCG→日本茶→流…

田代亮平

日本茶大好きおじさん 山梨県→東京都→八女市星野村→福岡市 印刷→3DCG→日本茶→流しのお茶屋 日本茶の販売・出張茶会等 飲食店向けのメニュー提案、トレーニング、商品開発も承ります 日本茶セミナー・ワークショップの開講ご用命ください 日本茶に関する書籍等の執筆依頼承っています

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    白蓮の夢と急須玄のセット

    【白蓮の夢】【オープン急須 玄】 当店の一番人気、星野村のブレンド【白蓮の夢】と使い易いオープン急須のセットです。 急須をお持ちでなかったり、これからお茶を楽しんでいきたい方、新生活をはじめられる方に喜ばれるセットです。。 茶葉が見やすい急須で、蓋がないのでお手入れも簡単に八女の贅沢なお茶を堪能していただけます。 希望があれば包装紙に包んでお送り致します。注文確定画面のメモにその旨をご記載ください。
    3,900円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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    緑茶全種セット【深碧の紬】【光耀の季】【白蓮の夢】【緑陰の陽】【春陽の香】【彼此の縁】【雲間の月】【居間の灯】【朝夕の幸】

    蘊-on-日本茶専門店厳選の緑茶、全種類のセットです。 露地のやぶきたから伝統本玉露まで、日本茶の醍醐味を堪能できる豪華な緑茶全種セットです。深碧の紬、光耀の季、白蓮の夢、緑陰の陽、春陽の香、彼此の縁、雲間の月、居間の灯、朝夕の幸と、全9種類の緑茶がセットになっています。 一つ一つに特徴がありますので、その違いを存分に味わうことが出来ます。 その日、その時のシチュエーションや気分によって、好きなお茶を選べる贅沢ができます。 保存も効きますので、贈り物にも最適です。 ワンランク上の豊かな生活をお送り致します。
    13,600円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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    八女煎茶【緑陰の陽】50g

    優良品種としてしられる【さえみどり】 八女では玉露の出品茶用に必ずと言っていいほどよく選ばれるほど、旨味を蓄えやすい特性がある。 玉露のように日光を遮る被覆を一切行わず、茶葉本来の爽やかな渋みを後味に残している軽やかなお茶。 旨味も非常に優秀で深い滋味がある。 ふかしたさつまいもを思わせる甘い香りが特徴的。 夏の小川が流れる葉の木漏れ日を感じながら飲みたくなるような、すらりとしたお茶。
    1,600円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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    白蓮の夢と急須玄のセット

    【白蓮の夢】【オープン急須 玄】 当店の一番人気、星野村のブレンド【白蓮の夢】と使い易いオープン急須のセットです。 急須をお持ちでなかったり、これからお茶を楽しんでいきたい方、新生活をはじめられる方に喜ばれるセットです。。 茶葉が見やすい急須で、蓋がないのでお手入れも簡単に八女の贅沢なお茶を堪能していただけます。 希望があれば包装紙に包んでお送り致します。注文確定画面のメモにその旨をご記載ください。
    3,900円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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    緑茶全種セット【深碧の紬】【光耀の季】【白蓮の夢】【緑陰の陽】【春陽の香】【彼此の縁】【雲間の月】【居間の灯】【朝夕の幸】

    蘊-on-日本茶専門店厳選の緑茶、全種類のセットです。 露地のやぶきたから伝統本玉露まで、日本茶の醍醐味を堪能できる豪華な緑茶全種セットです。深碧の紬、光耀の季、白蓮の夢、緑陰の陽、春陽の香、彼此の縁、雲間の月、居間の灯、朝夕の幸と、全9種類の緑茶がセットになっています。 一つ一つに特徴がありますので、その違いを存分に味わうことが出来ます。 その日、その時のシチュエーションや気分によって、好きなお茶を選べる贅沢ができます。 保存も効きますので、贈り物にも最適です。 ワンランク上の豊かな生活をお送り致します。
    13,600円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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    八女煎茶【緑陰の陽】50g

    優良品種としてしられる【さえみどり】 八女では玉露の出品茶用に必ずと言っていいほどよく選ばれるほど、旨味を蓄えやすい特性がある。 玉露のように日光を遮る被覆を一切行わず、茶葉本来の爽やかな渋みを後味に残している軽やかなお茶。 旨味も非常に優秀で深い滋味がある。 ふかしたさつまいもを思わせる甘い香りが特徴的。 夏の小川が流れる葉の木漏れ日を感じながら飲みたくなるような、すらりとしたお茶。
    1,600円
    蘊-on-日本茶専門店 Japanesetea shop
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強い好意

今でこそ日本茶を取り扱う事を仕事としているが、もともとはただお茶が好きなだけの人間だった。 大学でデジタル制作を学び、印刷、3DCG制作と仕事を選んできたが、お茶をやってみたくなった。 やってみたくなった、というのは適切ではないかもしれない。 お茶に仕事として関わったらどうなるのだろうか、という実験だったのかもしれない。 お茶は買って、急須で淹れて、飲む。それだけが関わりだった。日本茶インストラクターという資格の勉強もしたりしたが、接点は飲む、というところにしかない。 お

    • お茶の栽培

      日本で言う【お茶】とは様々ありますが、一般的にはチャノキ(カメリアシネンシス)から作られる蒸製の煎茶が直感的だと思います。 栽培方法と製造方法により、細かく分類されていきますが紅茶もウーロン茶も、抹茶も玉露もほうじ茶も全てチャノキ(カメリアシネンシス)からできています。 逆に、チャノキ(カメリアシネンシス)以外のものは厳密には【お茶】ではありません。麦茶やルイボスティー、ハーブティーなどはチャノキ以外の茶です。植物を乾燥させて湯で抽出するもの、を広義で茶と呼ぶことがあるので度

      • 水出し茶はどうなのだろうか?

        水出しのお茶は最強だと思っています。 手軽で、美味しく、再現性が高いので、技術も手間もあまり必要なく期待値を裏切らない方法です。 前項で散々細かい話をした後ですが、日常で続けられるものとはなんだろうと考えると水出しは十分検討する価値があります。 お茶を淹れる時に二の足を踏んでしまう理由ってなんだろう、とよく考えます。大体、次のような理由になると思います。 ・準備が面倒 ・淹れるのに時間がかかる ・片付けが面倒 水出しをした時の大きなメリットとして、作り置きができると言う

        • お茶の淹れ方をより深く考える

          前回はお茶の淹れ方を説明しましたが、この項はかなりニッチなお話になると思います。お茶の淹れ方はシンプルで誰でもできるものですが、シンプルだからこそ僅かな要因で味が大きく変わってしまいます。 では何がお茶の味に影響を与えるのか、普段私が気をつけていることを列挙していきます。こんなにあるのか、とゲンナリするかもしれませんが、取り入れられそうな部分から初めていけばいいと思います。シチュエーションや環境によって、そこまで気配りができないこともありますので、私もいつでも全てに配慮して

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          お茶の淹れ方

          お茶の淹れ方は極めて単純です。 茶葉をお湯に浸して、注ぐだけ。 手順としてシンプルだからこそ、僅かな淹れ方の差異で全く違う味・香りになってしまいます。 まずは急須を用意します。 急須でなくてもお茶は淹れられますが、急須はお茶を淹れるために作られた道具ですので、効率よく便利に考えられています。 急須も様々ありますので、選び方も大事になってきますが、長くなるのでまたの機会に。 基本的には、常滑焼か萬古焼の横手のものが使いやすいでしょう。 お茶を淹れる際に、まずどんな茶葉を使う

          お茶の淹れ方

          淹れ方・味の考え方

          ようやくですね。 日本茶の淹れ方を考えていきましょう。 これまで話してきたように、日本の緑茶はさまざまな工程を踏んで家庭ないしお店までたどり着きます。その最後の部分、お茶を淹れるところでうまくいかなければもったいないですよね。 ・緑茶は蒸されて揉まれている 畑で収穫された時の茶葉は楕円形を成している一枚の葉です。これが蒸されて揉まれています。生の状態のフレッシュな香りを残し、製造不良による苦味なく仕上げられたものが良茶と考えられます。揉まれた茶葉は紡錘状に伸び、撚られた状態

          淹れ方・味の考え方

          荒茶製造のお話

          さて、お茶を淹れる、ってどういうことなんでしょう。 日本茶大好きおじさんとしては、お茶が美味しいから大好きなのであって、淹れるのが楽しいから大好きなのであって、始まりはやはりここからなんです。これまで製造の話ばかりしてきましたが。。。 お茶を淹れるという行為は、お茶の製造をさかのぼる事だとも言えます。なので、お茶を淹れる為にはどうやってお茶が作られているかを考えなければなりません。 あれ? お茶の淹れ方は? また今度ですね。 日本の緑茶は基本的に、3~5月の新芽が伸びてき

          荒茶製造のお話

          大事な袋詰め

          これまで数度に渡り、問屋の仕事をご紹介してきました。 あまり注目されることがないので見落とされがちですが、大事な大事な袋詰め。これも問屋の仕事です。問屋だけでなく小売店、専門の袋詰め業者などもありますが、品質を一番に保って出荷するまで管理するという点でみると問屋にとって欠かせないお仕事です。 精撰加工・火入れ・合組(ブレンド)まで終えたお茶は20~40kg程度の大きなサイズで管理されるのが主流です。現代では窒素ガスを充填した密閉アルミ袋に入れた上、段ボールで冷蔵保存するこ

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          火入れ(仕上げ乾燥)とは

          お茶の味を決めるのに、一番重要だともいえるのが、この火入れの工程です。荒茶の段階では5%以下になっている水分含有率ですが、火入れをすることによって3%以下まで引き下げていきます。 荒茶の段階で残っている青臭みを取り除き、火香(火入れによってつく芳香)や甘さを引き出す為に仕上げがあります。お茶は実は含水率4~5%程度の方が保存が保ちます。なので、荒茶の状態で保存し、必要分だけを逐次仕上げしていくのです。とは言っても乾物。脱酸素状態で密閉されていれば美味しく飲むことは出来ます。

          火入れ(仕上げ乾燥)とは

          精撰加工とは

          荒茶を仕上げ茶にするために、精撰加工という工程があります。 荒茶というのは農家が茶畑で摘み取った葉を蒸して揉んで乾燥させた状態です。漢字の通り荒い状態の葉なので、このまま店頭に並ぶことはほとんどありません。荒茶には様々なパーツが残されており、綺麗な状態ではないからです。 ①粉(軽い葉) ②茎 ③芽(小さな葉) ④本茶(仕上げの主になる葉) ⑤頭(大きな葉) ⑥古葉・硬葉 ⑦異物(茶ではないもの) 荒茶のパーツは大きく分けると上記のように分けられます。⑦異物以外は全てちゃん

          精撰加工とは

          問屋のお仕事

          お茶業界は大きく3つの業態に分かれます。 ①農家 ②問屋 ③小売店 かなりおおざっぱですが、以前の記事に書いております。(また詳しく書くときがあるかも) 今回は問屋に就職した上での経験を踏まえて、問屋の仕事内容に触れていきたいと思います。 ※個人の見解を含みます。また、地域や会社・人によって一般化されない部分があることもご承知ください 問屋さんの強みとしては大きな貯蔵庫を持っていることです。 大きな貯蔵庫があるということは、たくさんのお茶を仕入れることが出来るということ

          問屋のお仕事

          お茶屋さん(お茶業界)とは

          星野村のお茶屋さんに就職しました。 お茶屋さんって何するんだろう、って実はわかっていませんでした。 なので入社当初は毎日どきどきしながら会社に向かい、言われるがままに働いていました。 新卒の頃を思い出しましたね。叱られながら、かつて後輩に冷たくしてしまっていたなと、改めて自戒なんかもしました。人に叱られる事が無くなってくると、自分が一番正しく思えてきてしまうから良くないですよね。 私が入社したのはお茶屋さんの中でも『問屋』と呼ばれる立ち位置の会社です。お茶屋には大きく分

          お茶屋さん(お茶業界)とは

          日本茶を仕事にするまで

          ものを作る事が好きでした。 小説を書いたり、紙面デザインをしたり、3DCGを専攻したり、写真を撮ったり、色々好きだったりします。 私、どちらかというと、どデジタルな人間です。 でもデジタルな仕事をしていると、アナログな事を却ってやりたくなります。般若心経、料理・菓子作り、手紙など手書きで。。。 小説も手書きで書くときもありますし、写真もフィルムカメラを使うときもあります。3DCG→造形までさすがには手が出ませんでしたが、今は金継ぎもしています。 大学は3DCGやエデ

          日本茶を仕事にするまで

          なぜ日本茶だったのか?

          『日本茶大好きおじさん』などと名乗っていますが、そもそもなぜ日本茶だったのか。 よく訊かれるのですが、実はそんな大層なエピソードはありません。残念ながら。 実家の隣が祖父母の家で、暇さえあればこたつに入り、出されたお茶を飲んでいました。 なので、飲み物といえばお茶、というのが日常としてありました。もちろん牛乳や麦茶など、他の飲み物も飲んでいました。 大学に入ると一人暮らしを始め、自然と急須を手に取っていました。見知らぬ土地ではじめての一人暮らし。心細さもあってか、近所のス

          なぜ日本茶だったのか?

          日本茶大好きおじさん

          はじめまして。 日本茶大好きおじさんです。 ………と言っても、正体不明と思います。 流しで、日本茶の販売をしています。 お茶屋さんです。 言ってしまったらそれだけですが、日本茶が好きで業界に入ってきた人間です。お茶屋の息子ではないんですね。 知っているようで実はあまり知らない日本茶のことを、ぼやぼやと発信していこうかと思ってNoteを始めました。 普段飲んでいる緑茶、ペットボトルでもティーバッグでも急須でもなんでもいいのですが、元々は木に生えている葉っぱだってしってい

          日本茶大好きおじさん