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小説「ランダム・ライフ」第1話
「……。…きてください。…さん起きてくださいよー」
誰かの声がする。
誰だろう、聞き覚えはないんだが…。
ん?
ちょっと待てよ?
寝ぼけた頭で思考する。
‘‘聞き覚えのない声‘‘だって?
僕は急いで起きて、周囲を確認する。
どうやら今いるのは円形の部屋らしく、壁際には本がびっしり詰まった本棚が所せましと並んでいて、部屋の中央には1つの机と、それに向かい合うような形で椅子が2つ置いて
皆さんお久しぶりです。しらたまです。
私事なのですが、仕事が忙しくなってきたこともあり3月上旬ほどまで更新が途切れがちになりそうです。
しかし、ペースが遅れる分、しっかりとした内容のものを作り上げていくので、どうか楽しみに待っていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
あの日あの時、本気で言ってくれたあの人へ
①
「ねだってばっかいるんじゃねぇ!」
この言葉は僕に突き刺さった。
深く、深く、心の奥底までずっぷりと。
だが、それを言われてもあまり不快には思わなかったし、ましてや腹が立つこともなかった。
むしろ痛いほど現実を突きつけられたことに納得すらしていた。
そう、これが現実。
それにこの現実を作り出したのは、他でもない自分自身なのだから・・・。
②
ことの発端は11月25日の朝、すな
お久しぶりです、しらたまです。
現在執筆中のものが、あと少しで完成です。
来年に持ち越さないよう、頑張らなくては・・・!!
僕はエシディシだった。(一部ネタバレ注意)
自分はエシディシだった。
唐突にこのようなことを発言すると妙に思われるかもしれないが、そう気づいた時はとても納得がいった。
言い忘れていたが、ここでのエシディシとは漫画「ジョジョの奇妙な冒険・第二部・戦闘潮流」(作/荒木飛呂彦)においてのエシディシである。
彼について簡単に説明すると、立場は主人公に立ちはだかる敵集団の幹部ということになるのだが、特筆すべきはここではなく性格面である。
彼は
小説「おんなじもの」
「お客さん、なんでまたこんな古いもん使おうと思うんだい?新しいもんに買い換えればいいんじゃねぇか?」
僕は、さっき店主に言われたことを思い出す。
今は〇〇電機を訪れた帰りで、午後5時を少し過ぎたくらい。
店に行った理由は、とある商品を修理してもらうためだ。
その商品というのはデジタル時計のことだったのだが、この商品は他の元ちょっと違う。
というのも、25年前の旧型で、既に販売終了となって
お知らせ
お久しぶりです、しらたまです。
諸事情あって、最近、投稿ができていませんでした。
先にお知らせできていなくて、すみませんでした。
来週か、遅くても再来週ごろには活動を再開いたしますので、温かい目で見守っていただけたら幸いです。
どうかよろしくお願いします。
短編小説「時間と時短」
ガチャ。ガチャ。キィー。
少し立て付けの悪い扉が、音を立てて開く。
「ただーいまー」
まぁ、1人暮らしをしているのだから返事があるわけもないのだが。
“雀百まで踊り忘れず”とはよく言ったもので、習慣になったものは中々忘れないらしい。
今日は休日で大学は休み。いつもなら学食で昼食は済ましていたが、そういうわけにはいかないので、急遽スーパーに行ってレトルトカレーを買ってきた次第である。
手