のゆき

読書の記録など。

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記事一覧

(読書記録) AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (成毛眞 著)

STEAM とは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)アート(Arts)、数学(Mathematics)の頭文字。これらの領域の重要性を解いた本です。 印象に残っ…

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2か月前
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(読書記録) 天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊 (山崎良兵 著)

読書家として知られるイーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツが推薦する本のあらすじを紹介した本です。いわゆる有名なビジネス書だけでなく、イーロン・マスクの…

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6か月前
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(読書記録) サクッとわかるビジネス教養 地政学 (奥山真司 監修)

印象に残った部分のメモ: ・地政学とは、アジア・中東・ヨーロッパという3大エリアで衝突に関係する国のふるまいの研究。 ・アメリカはかつて中東における石油利権確保…

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6か月前
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(読書記録) 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 (伊藤亜紗 著)

この本は、「できなかったことができる」とは脳や身体にどういう変化が起こっているのか?、どういう仕組みなのか?と言ったことをテーマに、著者が5名の研究者に話を聞く…

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1年前
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(freakonomics視聴記録) “A Fascinating, Sexy, Intellectually Compelling, Unregulated Global Market.”(EPISODE 484)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

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2年前

(読書記録) スリッパの法則 プロの投資家が明かす「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方 (藤野英人 著)

この本は、複数の会社でファンドマネージャーを務めた後にレオス・キャピタルワークスを設立した藤野英人氏が投資すべき会社とそうでない会社の見分け方を多数の「法則」と…

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2年前

(freakonomics視聴記録) Mayor Pete and Elaine Chao Hit the Road (Ep. 471)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

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3年前
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(freakonomics視聴記録) The Pros and Cons of America’s (Extreme) Individualism (Ep. 470)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

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3年前
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(読書記録) イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション): デジタル技術で爆発的に成長する産業、破壊され…

この本はDX(デジタルトランスフォーメーション)について、最近の動向を幅広く解説した本です。著者は企業での勤務を経て、フリーのコンサルタントとして独立した方で、…

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3年前
1

(freakonomics視聴記録) The U.S. Is Just Different — So Let’s Stop Pretending We’re Not (Ep. 469)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

のゆき
3年前
1

(freakonomics視聴記録) Nap Time for Everyone! (Ep. 468)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

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3年前
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(読書記録) ザ・フォーミュラ~科学が解き明かした「成功の普遍的法則」 (アルバート=ラズロ・バラバシ 著, 江口泰子 翻訳)

この本は、様々な分野(アスリート、芸術、ワイン等)において成功した人が、どういう法則に基づいて成功したのか、ということを膨大なデータをもとに説明した本です。著者…

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3年前
1

(読書記録) 予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ (矢野和男 著)

この本は、現代が先の読めない時代であるという前提のもと、著者ら自身が研究してきたデータに基づき組織や個人が幸せになるにはどうしたらよいかについて書いた本です。著…

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3年前
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(freakonomics視聴記録) She’s From the Government, and She’s Here to Help (Ep. 466)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、…

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3年前

(読書記録) 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本 (武田友紀 著)

この本は、様々な外部の刺激に対してとても敏感な人が、どのようにすれば生きやすくなるかを指南した本です。ここで言う敏感な人とは、アメリカの心理学者エレイン・アーロ…

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3年前
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(読書記録) スピリチュアルズ 「わたし」の謎 (橘玲 著)

この本は、新しい心理学に関する本と言えるかもしれません。著者は冒頭で、この本では、「わたしは何者か?」という人類史上最大の謎に挑む、と書いています。 僕は橘玲氏…

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3年前
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(読書記録) AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である (成毛眞 著)

STEAM とは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)アート(Arts)、数学(Mathematics)の頭文字。これらの領域の重要性を解いた本です。

印象に残った部分に関するメモ:
・同じアートでも、古典より現代アートがおすすめ。
・SFは科学的な発想を豊かにするためにおすすめ。イーロン・マスクやジェフ・ベゾスもSFはファン。
・私大文系では、受験

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(読書記録) 天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊 (山崎良兵 著)

読書家として知られるイーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツが推薦する本のあらすじを紹介した本です。いわゆる有名なビジネス書だけでなく、イーロン・マスクのおすすめ本にはSFやファンタジーが、ジェフ・ベゾスの部ではSFが、ビル・ゲイツの部では歴史の本がけっこう多く含まれてました。また、3名の生い立ちや人柄に関する記載も興味深いものでした。

* * *

紹介されている本の中には読んだことがあ

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(読書記録) サクッとわかるビジネス教養 地政学 (奥山真司 監修)

印象に残った部分のメモ:

・地政学とは、アジア・中東・ヨーロッパという3大エリアで衝突に関係する国のふるまいの研究。

・アメリカはかつて中東における石油利権確保に力をいれていたが、アメリカ国内でシェールオイルが発見されたことで中東への依存度は以前よりも格段に低くなっている。

・ロシアにとって「北極海ルート」は非常にメリットがある。以前は北極海は通航不能だったが氷が溶けて2000年頃に開通した

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(読書記録) 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 (伊藤亜紗 著)

この本は、「できなかったことができる」とは脳や身体にどういう変化が起こっているのか?、どういう仕組みなのか?と言ったことをテーマに、著者が5名の研究者に話を聞く、という内容です。5名の研究者は工学的に脳の仕組みを解き明かそうとするようなアプローチで研究しています。

この本では、「できなかったことができるようになる」とは意識が体に先を越されるという経験だ、と書いてます。つまり、できないことは意識で

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(freakonomics視聴記録) “A Fascinating, Sexy, Intellectually Compelling, Unregulated Global Market.”(EPISODE 484)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

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今回は、美術品という不

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(読書記録) スリッパの法則 プロの投資家が明かす「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方 (藤野英人 著)

この本は、複数の会社でファンドマネージャーを務めた後にレオス・キャピタルワークスを設立した藤野英人氏が投資すべき会社とそうでない会社の見分け方を多数の「法則」としてまとめた本です。これらの「法則」は著者の多くの投資経験に基づく経験則で、タイトルになっている「スリッパの法則」もその一つです。もともとは2004年に出版された本です。

さて、僕自身は個人投資家として株式投資はするものの、著者のように社

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(freakonomics視聴記録) Mayor Pete and Elaine Chao Hit the Road (Ep. 471)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

* * *

今回は、アメリカにおけ

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(freakonomics視聴記録) The Pros and Cons of America’s (Extreme) Individualism (Ep. 470)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

* * *

今回は、前回(Ep.

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(読書記録) イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション): デジタル技術で爆発的に成長する産業、破壊される産業 (兼安暁 著)

この本はDX(デジタルトランスフォーメーション)について、最近の動向を幅広く解説した本です。著者は企業での勤務を経て、フリーのコンサルタントとして独立した方で、これまでに200以上のDX案件に携わった経験があるそうです。ちなみに、この本は2019年10月に出版されたものです。

DXって最近よく聞くし自分でも何となくこういうことかな、という漠然としたイメージはあったのですが、ちゃんとした情報を仕入

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(freakonomics視聴記録) The U.S. Is Just Different — So Let’s Stop Pretending We’re Not (Ep. 469)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

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この回のテーマは、他国

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(freakonomics視聴記録) Nap Time for Everyone! (Ep. 468)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

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この回のテーマは昼寝で

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(読書記録) ザ・フォーミュラ~科学が解き明かした「成功の普遍的法則」 (アルバート=ラズロ・バラバシ 著, 江口泰子 翻訳)

この本は、様々な分野(アスリート、芸術、ワイン等)において成功した人が、どういう法則に基づいて成功したのか、ということを膨大なデータをもとに説明した本です。著者はノースイースタン大学の教授でネットワーク理論を研究している人です。

以下、印象の残ったことのメモです。

・トップクラスのワインや音楽家の演奏だとその評価はかなり偶然に左右される。
・パフォーマンスが測定できないような芸術の分野では、ど

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(読書記録) 予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ (矢野和男 著)

この本は、現代が先の読めない時代であるという前提のもと、著者ら自身が研究してきたデータに基づき組織や個人が幸せになるにはどうしたらよいかについて書いた本です。著者は、日立製作所フェローであり、さらに日立から派生したスタートアップ、株式会社ハピネスプラネットのCEOでもあります。

僕は、この著者の前著「データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会」が非常に面白かったので、今回の本

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(freakonomics視聴記録) She’s From the Government, and She’s Here to Help (Ep. 466)

freakonomicsは、スティーヴン・J. ダブナー(Stephen J. Dubner)というアメリカ人の作家、ジャーナリストがホストをしているラジオ番組のタイトルです。freakonomicsは、日本では「ヤバい経済学」として本になっていますが、オリジナルはラジオ番組です。

以下は、英語の勉強のための個人的記録です。標題の回について要約しています。

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この回は、バイデン政権

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(読書記録) 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本 (武田友紀 著)

この本は、様々な外部の刺激に対してとても敏感な人が、どのようにすれば生きやすくなるかを指南した本です。ここで言う敏感な人とは、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSP (Highly Sensitive Person)のことで、この本では「繊細さん」と表現されています。また、「繊細さん」ではない人のことを「非・繊細さん」と呼んでいます。

橘玲氏の著書「スピリチュアルズ 」の中の内

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(読書記録) スピリチュアルズ 「わたし」の謎 (橘玲 著)

この本は、新しい心理学に関する本と言えるかもしれません。著者は冒頭で、この本では、「わたしは何者か?」という人類史上最大の謎に挑む、と書いています。

僕は橘玲氏のファンで、その著作を何冊か読んでますが、この本はその中でも力作と言えると思います。前述の冒頭の記載にもそれが表れていると思います。実際、僕も面白くて一気に読み進めてしまいました。

著者は最近の人間のこころの理解には、パラダイム転換が起

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