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《適当雑記92》2022年1月31日(月)【かつて郵便局は貯金箱だった】

〚1190文字〛 
こんにちわ。入谷です。
昨日、お年玉付き年賀状の当選確認を行い、切手シートが当たったものの、郵便局にはあまり行く機会がないと書きましたが、子供の頃は足繁く通っていた場所でありました。

教育の一環からか、自分でお金の管理をしなさいということで、小学校入学と同時に郵便貯金の口座を与えられ、お小遣いの残りを貯金していました。

小学校低学年の頃のお小遣いと言うと毎月大体1000円。
筆記用具を買う分も含まれていたので、おそらく他の子よりも多かったと思いますが、必要なものを買い揃えると残りません。
また両親は共働きで帰りが遅く、買って食べるようにと別にお金が置かれていることもありました。

当時の僕の趣味は貯金
如何に買い物を安く済まして、どれだけ貯められるかというゲームを楽しんでいました。
それが楽しい楽しい。
残高が増えていくとドラクエやポケモンのように経験値が増えたような気がして嬉しかったんです。
貯金が趣味のしみったれた子供だったんですね。

節約のために教科書に板書を書き込んだり、コンビニで弁当を買うのをスーパーの安いカップメンにしたり、子供ながらにあらゆる工夫をしながら、浮かした小銭をポケットに詰め込んでは、ワクワクしながら通帳を持って郵便局のATMへ向かっていたものでした。
なので郵便局は僕にとって貯金箱のような存在だったんですね。

と言っても月に数百円。微々たるものです。
もっと貯められないかとお手伝いの駄賃を画策したり、とにかく守銭奴な子供時代だったように思います。 

そんな小学校時代の中で最も貯金ができる時期がありました。
それは夏休み
夏休みと言えば、格安の市民プールに友達とほぼ毎日通っていました。
プールの料金は50円。飲料代は110円。ロッカールーム代が10円。つまり夏休みはプールに行く度、毎日170円もらえるわけです。
まさにボーナスタイムで、
飲み物はスーパーの20円のウーロン茶を買い、ロッカーは友達と共有する感じで、毎日100円貯めることができました。
ひと夏で3000円ですから、小学生にはすごく大金に思えたんですね。

自分の工夫や努力でお金が貯まるその実感が多分自信と喜びを与えてくれたのだと思います。友達は迷惑していたと思いますが・・^^;。

なお、お年玉は残念ながら親に取り上げられていました。
今思うとそこから渡されていたのだと思いますが、こういったやりくりと貯金の習慣は現在にも生きており、病気で働けない時期も割と堅実にいられたのは、郵便局のおかげなのかもしれません。

が、数年前からゆうちょ銀行の経営方針や運用について自分なりに疑問点や不安があり、残高を全て他行へ移動しました。
今は懐かしい思い出の中だけで輝く郵便局であります。

ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そして明日が皆様に素晴らしい1日になりますように。。



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