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2016年6月の記事一覧

【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

【特集】「熊本地震」被災日記(2)避難所生活で水・食糧の問題に直面

前震と本震を経て、避難所での生活が始まった。震災そのものを生きて乗り越えても、次に乗り越えなければならないのが、水や食糧といった物資の不足だ。

私たちが最初に直面した問題は飲料水だった。

市内ほとんどの地域が断水しており、スーパーやコンビニなどの飲料水は1回目の地震後にほとんど売り切れていた。

それからしばらくして、午前8時を過ぎた頃、区役所から一時的な食糧が届いた。

水を入れるだけで米が

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自己満足でもある被災地支援。

自己満足でもある被災地支援。

6月5日、熊本県嘉島町に行ってきました。

先日香川真司が訪れて話題になった嘉島町民体育館です。
熊本での被災地支援は今回が初めて。
お世話になっている、青島モノラルのオーナーさんのつながりで、半九レインボーをご紹介いただきました。
活動内容は避難所で暮らしている子供達とのレクリエーションと、宮崎の食材で作る炊き出し。

子供達は本当に元気で、"あだっちあだっち"ってくっついてくる姿がたま

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熊本地震について

熊本地震について

前回より書き足しました。相当長い文章なのですが出来れば読んで頂きたく心よりお願いします。

6月2日

飛行機で

熊本に行って来ました。

小さめの飛行機でしたが

天気安定していて

快適なフライトでした。

途中

天気だったので

地上の様子が

見えました。

明石大橋それに

伊方原発が見えました。

細い半島の中程に

伊方原発があって

万が一事故があって

そんな時に海がシケてい

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「ありがとう」と「こちらこそ」そんな言葉に溢れた熊本での復興支援活動。

先々週、私は週末を利用して熊本県の被災地を訪ねました。

阪神淡路大震災を知らない私。

東北大震災のころは、まだ中学3年生だった私。

「被災地のために何かしたい。」

そんな想いは、想いだけで終わってしまい、
消化不良でもやもやしている気持ちさえも忘れてしまっていました。

そんな最中に、起きてしまった震度7の熊本地震。


「今度こそ、なにか被災地の力になりたい。

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罪悪感の行方

罪悪感の行方

旅に出る予定です。
けれど、熊本で今も暮らす人たちのことを考えると、とても申し訳ない気持ちになってしまいます。

ゴールデンウィークのあと、熊本に行って知っている人たちに会いました。お家の状況を聞きました。震度7で揺れたこと、家の一階が潰れたこと、電信柱が目の前で大きく弧を描いたこと、避難所では電気がついたまま寝ること、犬が怖がること、一千万のローンが残っている家が住めなくなったこと、食べ物がなか

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