579.みんな、自分の色はな~に~オリジナルカラーを持ってみない~
【お馬鹿なcoucouさんのアイデア論⑧】
1.人の心を掴む、驚きの仕掛け!
アイデアって、考えただけじゃあ終わらない~
そしてね、それを形にしてはじめて、はじまるんだ~
そして、考えたものを形にしてみるんだ。
それは絵でも図面でも、立体的な試作でもいいよね。
自分のやりやすい方法で形を考えてみるんだよ~
すると、どんなものでも大きさが必要になるよね。本だって、新書版の小さな本か、絵本のような大きな本か、それによって伝わるイメージ、使い勝手も違うもんね。
それに、その形にしたものを売るわけなんだから、戦略が必要になる。
大手の企業だって、必ず、そのアイデア、発明品、新商品の形やサイズを計算に入れている。
ならば我われ素人だって、最低限度、その部分を戦略として考えるべき気がする。
また、もうひとつ、
考えているだけで、アイデアや発明の人々がまったく考えていないのが色彩だよね。
色は商品の生命(いのち)なんだよ~
色には「暖かい色」と「冷たい色」、その他、様々な色があるよね。
市場に流通している商品のほとんどが、この色を意識(計算)している。
一番わかりやすい例が薬局。
風邪薬をよく見てみると、
《暖色系》の色が使われているのがわかるはず。
風邪と言えば寒い時期ですから、冷たい色が使われていない。
暖色系を見ると、人は温かさを感じるからなんだ。
風邪を引いて熱が出ると寒気がして、
冷たい色だとさらに寒く感じてしまうもんね。
逆に、夏場はブルー系のものが多いのがわかるはず。
市場全体を注意してみると、圧倒的に暖色系が多いのですが、真っ赤が少ないのは血や傷をイメージしてしまうために、使用するのを避けている気がする。
どう?
みんなは、どう思う?
これらも人の心をつかむ、仕掛けアイデアだと言える気がする。
さて、みんなはデザイン(形、サイズ、色彩)を取り入れて考えているかな?
また、自分オリジナルカラーって、なに?
2.強烈なインパクトを残すために
色で強烈なインパクトを与える企業が世界中にあることを知っている?
まず、世界中に赤と白のイメージを広めたのはどこの企業かな?
coucouさんはこの企業の色彩を参考にして「イタリアントマト」のイメージと自社マークを考えた。
赤は情熱、愛情、生命を表し、白は真実、正義、清潔の意味合いを込めた。
その参考にした企業はね、コカコーラなんだ。
赤と白には世界中で有名なサンタクロースもいるよね。
4世紀ころの東ローマ帝国・小アジアの司教ニコラウスがサンタクロースのモデルだったといわれている。
ある夜、二コラウスが貧しい家の煙突に金貨を投げ入れたことで、その家の娘たちが身売りをまぬがれたというんだ。後に彼の命日を祝ったことから、クリスマスに贈り物をもたらす習慣が定着した。
やがてそれがサンタクロースのイメージにつながり、1849年に米国コロンビア大学の教授が「クリスマスイブ」という本を書き、その挿絵には赤い服を着た白ひげのサンタクロースが描かれていた。
1931年、コカ・コーラ社がサンデーイブニング・ポストという雑誌の広告に、赤い服を着て白ひげをはやしたサンタクロースを起用したことから世界中に広がり、それが現在のコカコーラのイメージとなった。
当時、coucouさんが最も苦労したのがコカコーラの赤色だった。
どうしても、その赤色が存在していない…。
パッケージや自動販売機、コーラの運送トラック、看板、ベンチなどのすべてが赤色で作られており、その赤色を使用したくて、様々な塗料屋、印刷屋、インク屋などに出向いたけれど、どうしても同じ色が出せないんだ…。
そこで、印刷や看板塗料で表現する場合、微妙な調合によって同じ色が出せないことがわかった。
そして、コーラに近い赤色を使おうとすると、中華料理屋の柱の色になってしまうんだ。
さんざん悩んだ末、一部オレンジを入れて似せはしたけれど、同じ色は出せなかった…。
のちにその理由が判明したのだけれど、コカコーラ社は膨大な費用をかけて、誰にも出せない特色を開発し調合がわからないようにしていたんだ。
これはコカコーラ社の企業秘密のひとつで、コーラの成分でさえ特許出願せず、すべてを隠し通している。
(特許に出願すると公表しなければならないため、企業秘密がバレてしまうために公開しない戦略を取っている。ケンタッキーフライドチキンのスパイスも企業秘密)
コカコーラ社は、この赤と白の色彩計画で世にアピールして拡大していった。
もうひとつ色の話をするね。
それは誰もが知っているお刺身。
これは昔からの演出方法だけど、料理店でマグロを注文すると、必ず大根のツマやワサビなどと一緒に大葉がつく。
スーパーなどで売っている刺身の下にも大葉が敷かれているよね~
赤身の刺身に緑色の葉が添えられるのは、彩りよく見えるからなんだ。
つまり美味しそうに見せる色合わせの秘密なんだよね。
色彩学的にいえば、赤の反対の色相は緑だという。
その関係を「捕色」と呼び、捕色関係にある色には、互いに引き立たせる作用があるという。
「赤には緑」「青にはオレンジ」「黄色に紫」が補色関係だといわれている。
ためしに実証してみると、白い紙の上に赤い物を置いて、15秒ほど見つめ、次に何も置いていない白い紙の上を見ると、そこには緑色の物体がぼんやりと浮かび上がる感じがするはず。(残像)
これは脳の働きからくる錯覚といわれているものだけど、人の目は、ひとつの色を見た時に、捕色で補おうという性質があるからなんだ。
緑を見続ければ、捕色である赤い色を感じる。
このような理由から、お刺身を美味しく見て、感じて、食べてもらおうという考えのもとに添えものが敷かれ、添えられているという。
もし、お刺身に紫や青を添えた場合なら、赤身が引き立たなくなってしまうもんね。
どう?
みんな~
色って、大切だと思う~
色は、それを見た人に感じさせる能力のあるもので、強烈なインパクトを残すもの。アイデア品や発明品、新製品などの背後の色、添えもの、敷物、入れ物(パッケージ)、パンフレット、広告宣伝物、販売促進計画などにも充分に活用できる考え方だよね。
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
ねえ、みんなは何色なの?
なんて聞くと、オーラの色のようだけれど、オーラにも色があって、人それぞれ違う色なんだともいう。
本や、絵本、それ以外のすべての商品~
電車やバスやタクシー、とみんなそれぞれの色があるよね。
車や洋服だって自分に合った色、自分の好きな色があるはず。
だから、自分のつくった作品にだって色があるよね~
その色って「違い」「違う」を出すためのものだし、
自分だけの色を伝えたいっていう気持ちもある。
色って、大切なもの~
あたたかい色、
やさしい色、
愛を感じてしまう色、
安らぎを感じる色、
新鮮さを感じる色、
慰めてくれる色、
怒りを感じる色、
哀しくなる色、
辛さが倍増する色、
寂しい色、
でも幸せを感じる~
色で幸せを覚える~そう、色名は限りがあるけれど、
色合わせは無限~
自由~
そんな自分の色を決めて見ない~
えっ?
coucouさんはそんなこと言うけど、あんたは何色なんだ?
、と言う人もいるよね。coucouさんの場合仕事内容、内容によって色を使い分けしているんだ。
例えば、
coucouさんのYES活動はね、マリンブルー~
イベント活動はイエロー~
講演会などはレッド~
ビジネスはグリーン~
会社はレッド~
noteはなるべく背景をホワイトにしたい~
名刺や、封筒もその内容に合わせて色が違うんだ~
ああ~好きな人にはピンクかな~
でも、イヤらしいって言われる恐れがあるから、ホワイトだね…。
世の中には、カラーコーディネーターという職業もあったり、色占いなどもある。でも、人を色で決めつけるのは良くないけれど、その人の好みがあることは事実だもんね。
でも、coucouさんみたいに、5色~7色使う人は気が多いのかな~
さて、みんなは、何色が好きなんだろうね~
では、またあしたね~
文字数3,761文字
coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~
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