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映画 記事まとめ

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映画の感想文や、おすすめ映画について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#映画」「#映画感想文」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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お題企画「#映画感想文」開催中!受賞者は映画『マイ・ダディ』を輩出したTSUTAYA CREATORS’ PROGRAMの公式ライターに!

映画をみて感じたこと、考えさせられたこと、考察、振り返りなどを「#映画感想文」で募集します! 映画を愛するクリエイターを応援します!今回のお題企画は、2022年1月27日から2月28日の間、クリエイターの発掘コンペティションを運営する「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」に後援いただくことになりました。 後援期間中に「#映画感想文」をつけて投稿された作品のうち、TCP担当者が最優秀賞、優秀賞を選定。受賞された方には、公式ライター就任などのすてきなプレゼント

歴史的高コスパ映画のリブートに、オリジナル・キャストが声明|今日の映画ニュース

投資に対するリターンが低いと言われる実写映画の世界。そんななか、史上最高のROIを記録した映画をご存知だろうか。 1999年に公開された『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』というホラー映画は、インディペンデント映画として口コミが話題を呼び、デジタル時代の斬新な表現と巧みなマーケティング戦略もあいまって、全世界興収$240Mを記録。製作費はわずか$60,000ということもあり、単純に割り算すれば4000倍の売上を記録したことにある。その約10年後に『パラノーマル・アクティビティ

映画「オッペンハイマー」を見てきました

こんにちはRYUです。唐突ですが、皆さん映画って見に行きますか?私も映画はもっぱらNET FLIXで見る機会が増えたのですが、月に一度くらいは映画館に足を運んでいます。今回は話題作「オッペンハイマー」を見に行ってきたので、こちらの報告をしてみたいと思います。 ちなみにこの映画は「史実」に基づいて進行するので本来「ネタバレ」はないのですが、主人公であるロバート・オッペンハイマー(以下ロバート)について「全く知らない!」という方には、映画を見た後に以下を閲覧いただけたらと思いま

映画感想 ジョン・ウィック4:コンセクエンス

 犬を連れている奴に慈悲を!  『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年に劇場公開された。2014年に『ジョン・ウィック』シリーズが始まって実に9年。前作の後、パンデミックの影響でしばし休止期間を挟んだが、第4作まで一気に駆け抜けた、という感がある。  制作費は1億ドル。興行収入は4億2900万ドル。ここで1作目からの制作費とRotten tomatoでの評価を振り返ってみよう。  1作目から2作目、3作目まで制作費、興行収入ともに2倍、2倍。さすがに4作目も2倍

映画「ブルックリンでオペラを」を観ました。

1 4/19のDiary 金曜日は、先日から新たに始めた仕事の会議と、夜には懇親会でした。  会議や懇親会では、何度も新入りとして自己紹介しなければならず、ちょっと疲れました。  会議場と懇親会場は少し離れていたのですが、途中寄り道して、お気に入りの文具屋に寄りました。カワブンというお店です。可愛い文具の略なのかな。リスのイラスト入りのメモ帳を見つけました。  イラストレーターの福岡麻利子さん。とても可愛い絵です。  懇親会では、主に同期で入った人とお話しました。みな

たいむとらべる

リチャード・カーティス監督として最後の作品「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」を久しぶりに見ました。凄く有名だから、きっと見たことのある人の方が多いと思う。これを見てすぐ、私のやった行動は自分の部屋のクローゼットで目を瞑って、拳を握って、戻りたい場所を想像した。そう、ただやってみたかっただけ。 もちろん、タイムトラベルはできなかったけど、満足。きっと、みんなもみた後やったでしょう。 ざっくりとあらすじを話すと主人公の彼が、21歳の誕生日の日。父に呼び出され「タイムト

映画レビュー『キングスマン』(2014)ぶっ飛んだアクションシーンが満載!

見た目は上品な紳士、だが強い10年前に公開され 大ヒットした作品で、 今では人気シリーズにも なっているので、 今さらという感じはありますが、 はじめて観ておもしろかったので、 紹介させてください。 観たことがない方のために、 どんな話なのかを サラッと書いてみましょう。 わかりやすく言うと、 スパイもののアクション映画です。 「キングスマン」は どこの国にも属さない 中立の諜報機関で、 その本部はイギリスにあります。 この「イギリス」 という設定が秀逸で、 キン

映画『テラコッタ・ウォリア/秦俑』~甦った兵馬俑

前回、始皇帝に関する記事を投稿しました。 そこで、今回は、始皇帝繋がりの香港映画です。 映画の原題は、『古今大戦秦俑情』。 邦題の『テラコッタ・ウォリア』は、英語タイトル『A Terra-Cotta Warrior』をカタカナ読みしたものです。 ( terracotta はイタリア語で焼いた土、つまり兵馬俑。warrior は戦士。) 1989年の香港映画、厳密に言えば、中華人民共和国と当時はまだイギリス領であった香港の共同製作です。 秦の始皇帝の時代から1930年代

500円映画劇場「悪魔のエンジェル」

ここんとこあまり見ていなかったんですが、ひさしぶりにホラー映画を見たくなったので、アマゾンビデオで目についたのを見てみました。 それにしても、自己矛盾に満ちた邦題ですね「悪魔のエンジェル」って。いったい天使なのか悪魔なのかハッキリしてほしい。 以前に書いたことがあるけど、邦題に「悪魔」がはいる映画って、じつは悪魔は出てこないものがほとんど。本物の悪魔が出てくる有名映画って「エクソシスト」も「オーメン」も、邦題には「悪魔」ってついてないでしょ。邦題に「悪魔」がつくものだと、

【"家族"それは呪いか幸福か】映画『アイアンクロー』感想

アメリカに実在したプロレスラー一家を題材にした映画『アイアンクロー』。 プロレスは詳しくないが映画の評判が良いこと、映画の感想で多く見られる「家父長制」というワードに興味を持って観ることにした。 観に行ったのは4月13日(土)の伏見ミリオン座。 公開2週目の土曜日だったがお客さんの入りは6割程度。年齢層も性別もさまざで幅広いお客さんが来場していたという印象。 本作を一言で表すなら「父親の夢を背負わされた兄弟たちの悲劇」。 鉄の爪=アイアンクローを得意技としたアメリカの

【海外Info】映画「1917」の"ワンカット風"撮影のテクニックについて翻訳・解説

おつかれさまです、Cine Frameです。 今回は、僕の尊敬するDPであるRoger Deakinsが撮影し、オスカーを受賞した1917を題材に、"ワンカットのような”撮影をするためのテクニックについて紹介している動画から翻訳して深堀り解説をしていきます。 「1917」といえば、塹壕の中から隊列を横切ってくシーンが有名ですね!

『スター・ウォーズ 続3部作』の楽しみ方 (序文)

来年は「エピソード7 フォースの覚醒」公開から10年を迎えます。 現在も世界歴代映画興行収入では過去作を越えてランクインしている続3部作について、振り返りつつ私の楽しみ方を紹介したいと思います。 前段として、何かと論争の種になってしまっている3作をとりまく状況について、明らかになっている情報に私の個人的な“推測”を交えて紹介します。 「エピソード7・8・9は俺の中では存在しない」という人や「マンダロリアンのクリエイターに作り直させろ」という人にも、まずは冷静に読んでいただ

カルタヘナ国際映画祭 4日目後半 コロンビアプレミア

そして、夜。 いよいよやってきました。 『莉の対』コロンビアプレミア🇨🇴 審査員の仕事もあるけれど、この映画をコロンビアに届けることが僕の仕事なのです!! っていうか、夜の20時からの上映でお客さんは来るの!?と一抹の不安を抱えながら会場に行ってみると 「Toshi、チケットほぼ完売だよ!!」 って教えてくれました。 完売ちゃうんかい!!とも思いましたけど、オランダの時のようにメインコンペに入っているわけでもないですから、全然上々だよ!! そして、開幕。 上

PERFECT DAYSを見てわかった、わたしがミニマリズムに憧れていた理由

映画「PERFECT DAYS」を観た。 役所広司のインタビュー動画を観たあと、どうしてもこの映画が観たくなって、すぐに見に行った。 見る前から、「これはたぶん好きな映画だ」と思っていたけど はじまった瞬間「やっぱり好きな映画だ」とおもった。 終わってからも「大好きな映画だった」おもった。 パンフレットも買って、DVDは発売されたら絶対買おうと思った。 役所広司のインタビュー・映画を見て、気づいたことがあった。 憧れたミニマリズム「ぼくたちにもうモノは必要ない」が大流行