マガジンのカバー画像

『気まぐれディスカバリー』半農半Xのショートエッセイ集

621
東京・石川で多拠点勤務するデザイナーのちょっぴり早いスローライフ。複業のゲストハウス経営。地方コミュニティとの向き合い方。一口サイズのサバイバルナレッジ。 普段は忙しくて目にと… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

越前松島水族館でたくさんのカエルに会う

越前松島水族館でたくさんのカエルに会う

前回紹介したコバルトヤドクガエルを撮影した日、越前松島水族館でたくさんのカエルくんたちにあってきました。

両生類コーナーでは特徴的なカエルが多かったですが、僕たちが普段見ているカエルとは違いかなり個性豊かです。

触覚の造型がキュートなヤママユガを捕まえた

触覚の造型がキュートなヤママユガを捕まえた

一般的には蛾は蝶に比べて気持ち悪いと称されがちですが個人的にヤママユガ科の蛾はどこか妖艶な魅力を持ち人気の高い種類です。

ヤママユガはいわゆる野生の蚕で、養蚕で扱われる蚕と同様にシルクの原料となる強い糸で作られた繭を形成します。これはワイルドシルクと呼ばれ非常に価値が高いです。

翅には、それぞれ1つずつ大きな黄茶色で目玉状の模様があり、正面からみると大きな触覚が美しか、神秘的な面持ちをしていま

もっとみる
#94『気まぐれディスカバリー』家紋に見る一族のルーツ

#94『気まぐれディスカバリー』家紋に見る一族のルーツ

KAGAZINEという石川県加賀市に縁のあるビジネスパーソンが出演する番組に紹介していただきました。Next Commmons Lab 加賀さんありがとうございました。

故郷との関わりや一族のルーツから掘り下げて自己紹介やキャリアを話す機会はあまりないのでよい機会となりました。

黒崎BASEにある謎の家紋石川県加賀市黒崎町に拠点を構えるゲストハウス黒崎BASEですが、河西家代々の実家でもあり、

もっとみる
コバルトヤドクガエルを見つけた

コバルトヤドクガエルを見つけた

越前松島水族館に行ってまいりました。いろんな魚やクラゲを見学しましたが両生類のコーナーがかなり見応えがあります。コバルトヤドクガエルがその中でもビビットな色が冴えわたってました。

ヤドクガエルは猛毒を持つことで有名な種ですが、その毒は生息する現地で食べている毒のあるシロアリやダニなどの毒を取り込んで皮膚から分泌するため、水族館やペットショップにいる個体は無毒です。

最近は観賞用としても人気が高

もっとみる
#92『気まぐれディスカバリー』永平寺の凛とした雰囲気が美しい

#92『気まぐれディスカバリー』永平寺の凛とした雰囲気が美しい

福井県に位置する有名な禅寺、永平寺に行ってまいりました。あいにく雨でしたがこれはこれで霧がかった幻想的な風景が拝めたので良しとします。

時期柄全く観光客の面々が見られず、部分的な区画では無人かと思うくらい静まりかえった神秘的な雰囲気を感じることができました。

オオカマキリ♀を捕まえた

オオカマキリ♀を捕まえた

成熟したオオカマキリ♀を見つけました。産卵している姿を見ると、すっかり秋めいてきたことを実感します。

薄明るいところで撮ったので光量が足りていませんがカマキリはいつ撮っても拝んでいるような凛々しい佇まいがかっこいいですね。

アゲハチョウを捕まえた

アゲハチョウを捕まえた

アゲハチョウ(夏型)を捕まえました。アゲハチョウは春から秋にかけて長いスパンで見かけることが多いチョウですが、春型は黄色の部分が大きく、夏型は黒の部分が割合多くなったり季節ごとのに特徴がでます。

シオカラトンボ♀を捕まえた

シオカラトンボ♀を捕まえた

すっかり秋に差し掛かり、朝も夕方も肌寒くなってきました。

バーベキューをしていると部屋の窓に突撃してきたのがこちらのシオカラトンボ♀です。成熟した♂は薄青く粉を吹いたような色を強いますが、♀は茶黄色をしています。

ヤンマと呼ばれる種類のトンボほどいかつくありませんが、羽音もすごく力強さもあるトンボなのでしばらくぶりに素手で捕まえるのは骨が折れました。

虹色光沢が美しい ヤマトタマムシを捕まえた

虹色光沢が美しい ヤマトタマムシを捕まえた

正確には捕まえたというより、拾ったですね。死んでも美しく輝くヤマトタマムシですが、七色の金属光沢は神秘的な雰囲気があります。

法隆寺の国宝として玉虫厨子が有名ですが、古来より玉虫の標本は観賞物やアート作品として価値が評価されてします。

この光沢は天敵である鳥を寄せ付けません。

昆虫標本の作成 クリスタルレジンは時を止める魔法

昆虫標本の作成 クリスタルレジンは時を止める魔法

昆虫の標本にもいろいろと方法がありますが、その中でもクリスタルレジン(樹脂コーティング)による加工は磨き方次第で時を閉じ込めたような美しい表現で保存することができます。

写真ではセミの抜け殻とヒョウタンゴミムシを標本にしています。

外気に触れないため劣化が少ないので重宝します。ブロックのようにつむことで神秘的な雰囲気を醸し出しますね。

一般的に昆虫標本は、薬剤でしめたり防虫加工をしなければ年

もっとみる
触ると体色が変わる! アオリイカを捌く

触ると体色が変わる! アオリイカを捌く

小さめのアオリイカを仕入れたので刺身や焼きイカで調理しました。

仕入れ段階ではまだ生きていたので触るたびにカメレオンのように体色が変化して楽しかったです。

以前コウイカを捌いていたのでイカはだいたい体の構造がわかってきた気がします。

ゲソはポン酢でマリネ風に。残りは輪切りにしてレモン塩で焼き上げました。

連休前の水産店でテンションを上げる

連休前の水産店でテンションを上げる

夏も終わりに近づきまして朝の水産店で並ぶ海鮮も随分顔ぶれが変わってきました。

連休前は仕入れが多いので本日もゲストハウス用にいくつか大将おすすめの魚をピックアップしてもらいました。

ノドグロ、アオリイカ、甘エビ、ボタンエビ、ホタテガイなど。

バーベキュー用のラインナップを検討中です。

#84『気まぐれディスカバリー』3Dプリンターを使ってみた

#84『気まぐれディスカバリー』3Dプリンターを使ってみた

KAGAものづくりラボで3Dプリンタとレーザーカッターの体験をしてきました。

なかなか自宅では揃えれない機材で大人の工作ができるのは最高に楽しいですね。

#83『気まぐれディスカバリー』スイカのソルティードッグを作る

#83『気まぐれディスカバリー』スイカのソルティードッグを作る

夏も終わりに近づきましたので、間引きで収穫した小ぶりのスイカを刻んでソルティードッグを作りました。

小さいですがしっかり甘くて、冷たいウォッカで割るとめちゃんこいい感じになりました。

これくらい小ぶりの方が甘くて良いかもしれませんね。