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#94『気まぐれディスカバリー』家紋に見る一族のルーツ

KAGAZINEという石川県加賀市に縁のあるビジネスパーソンが出演する番組に紹介していただきました。Next Commmons Lab 加賀さんありがとうございました。

故郷との関わりや一族のルーツから掘り下げて自己紹介やキャリアを話す機会はあまりないのでよい機会となりました。

黒崎BASEにある謎の家紋

石川県加賀市黒崎町に拠点を構えるゲストハウス黒崎BASEですが、河西家代々の実家でもあり、屋号は「㐂与門」といい僕では8代目と言われています。今まではあまり言及することはなかったのですが、一族の墓や仏壇、正門の瓦部分に「丸に橘」という家紋が彫られています。

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橘紋の由来

ミカン科の低木である「橘」をモチーフとした家紋は、日本でも有名な氏族橘氏に由来することが多い家紋です。姓の代表的なものの一つとして源氏・平氏・藤原氏とともに「源平藤橘」(四姓)と総称されます。

石川県をはじめとした北陸では源平合戦のゆかりの地や平安時代の遺跡が多く存在するため、何かしらの縁から橘紋を担ぐことは多いようです。

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ルーツは楠木正成の縁?

一族のルーツは今の所は口伝でしか明かされていないので諸説ありますが、祖父が生前に南北朝時代にかけての武将である楠木正成についてよく語り、「男子として生まれたのなら正成のようになれ」と会うたびに唱えていました。もしかすると河西家の先祖は代々と橘氏の遠縁を自称するか、偉業の何かしらにあやかったのかもしれません。

加賀市は源平合戦の舞台となる箇所が点在するため、伝統ある近隣の家や墓地に目をやると橘紋が多いのであながち間違いではなさそうです。

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橘が意味すること

橘の家紋でも色々な派生や種類があるので目を凝らすといろいろと意味が異なってきます。文化的な考察では「橘」という植物の香りや葉が常緑である特徴から「永遠」を表し、末永く繁栄すること願う縁起ものとされています。立派なお仏壇も引き継いだので、適度に伝統を引き継ぎつつ...ご先祖に感謝していこうと思いました。

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加賀ノ国の歴史

歴史は流れこんな世の中なので先祖が立派だろうがそうでなかろうが、実家を次ぐ以上は何かしらの情熱とストーリーを継いで社会に繋がっていくものです。

巡り巡って先祖代々引き継いだ地で商いをやっていくこととなりましたので、今まであまり目を向けなかった加賀の土地の歴史をゆっくりと研究していこうと思います。

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