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周防大島町議会あれこれ

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#地域

移住・二地域居住と地域の関係づくり(R6.6一般質問)

移住・二地域居住と地域の関係づくり(R6.6一般質問)

一般質問の内容を考えながらちょっと前に書いたNOTEはこちら。

完全なる移住・定住だけではなく、二拠点をもって行き来する生活は、コロナ禍を経て、めずらしくないライフスタイルになってきています。周防大島ですら、そういう生活を既に実践されている方々が拠点を持っておられます。

今の周防大島町は、果たして二地域居住のようなライフスタイルの方々をどう受け止めているのか。また町として率先して増やしていきた

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地域特性をしっかり伝えてミスマッチを防ごう~移住・二地域居住を推進するということ~

地域特性をしっかり伝えてミスマッチを防ごう~移住・二地域居住を推進するということ~

〇二地域居住の表と裏

二地域居住で人を呼び込むことに賛成(賛 成子)
過疎化も進んで、高齢化率も50%超えてるし。空き家率も全国トップクラス。空き家が放置されるよりは、たまに使ってくれる人がいたほうが荒れなくていいよね。まずは”関係人口”として、本拠地からたまに来てもらう”二地域居住先”に周防大島を選んでくれる人が増えたらうれしいな!気に入ってくれたら、将来完全移住してきてくれるかもしれないし。

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地震津波災害、減災への備え(R6.3一般質問)

地震津波災害、減災への備え(R6.3一般質問)

能登半島地震の被災、復旧復興の状況をニュース等で拝見する中で、
辺境の高齢化率の高い過疎地(=我が町)
の災害への備え、減災の工夫について、考えさせられました。

今回の周防大島町議会一般質問では、
私も含め4名の議員が防災関連の質問を行いました。
それぞれの議員はそれぞれちょっとずつ違った視点で問い質があったと感じています。

YouTubeでの配信はもう少し後になりますが、
ぜひ町民の方々には

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高齢化率50%超え、本土と一本橋の島の防災減災考

高齢化率50%超え、本土と一本橋の島の防災減災考

私が住んでいるのは、自然災害の絶えない日本列島ですが、
世界中の様々なニュースが毎日流れてくる中で、
自分事としてとらえることができなくなっていた、と気づかされました。

それが、2024年の幕開け、能登半島地震でした。
2か月半が経つ今も、断水が続いたり、避難生活が続いたりと、大変な状況におられる方が多くらっしゃると聞きます。心からお見舞い申し上げます。

私が住む周防大島も、能登半島と似ている

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対話で出てくる想い 8月お話し会

対話で出てくる想い 8月お話し会

8月30日、橘総合センターをお借りして開催したお話し会。
一人っきりでの自習時間も長かったのですが💦
通りがかった方が「え、何話してもいいの?」と、足を止めてくださいました。よかったー。

〇野良猫をへらすには、猫好きの人の理解が必要?

保護猫活動や地域ねこ活動(詳しくは↓)に取り組んでおられる方。

周防大島町では、行政の事業として「地域ねこ活動等推進事業」という事業があります。令和3年度新

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まだ使える廃止公共施設のその後をどう考えるか

まだ使える廃止公共施設のその後をどう考えるか

増え続ける周防大島町の空き家。全国トップクラス

国土交通省の調査によると、周防大島町は、空き家率が全国でも指折りで高く、36%。4410件。なんと3軒に1件が空き家だとか(全国平均は13.6% 、山口県平均は17.6%。平成30年住宅・土地統計調査)。

昨年度初めて町が実施した独自の空き家調査では、11813件中2371件、20%が空き家との結果が示されました(人口14000人に対して家屋が1

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