未来

文章を書く練習をします。 音楽と小説と自己表現と。

未来

文章を書く練習をします。 音楽と小説と自己表現と。

最近の記事

倒れてるヤツはちゃんと起こしてやろうぜ

30を目前にしても、自分が大人になったなと感じる瞬間が全くない。いつまで経っても学生のような生活をしてしまっており、早く年相応になりたいという漠然とした焦燥感だけが頭をもたげる。 時間の経過を感じる瞬間、要は老いを感じる瞬間はままある。ただでさえ引っ込み思案な前髪の生え際が後退してきている事を指摘される時。学生時代は経験したことがない二日酔いに苛まれる時(呑みながら吐き倒すので翌日に酒が残らないタイプだったのにな、、、)。 あとは、好きなアーティストが死んでしまった時。

    • 彼らの幸福の一端を担えたのであれば、それは大変に幸福なことだと感じるのだ

      お前ら、死ぬまでにどんぐりのちくわパンを喰え。 遂にこの時を迎えてしまった。ちくわぱんの話ではなく。大親友達の結婚式の話です。僕の知りうる限り最もドラマチックな出会い方をした二人のハレの日だ。今年のゴールデンウィークは全てこの日のために費やした。 式に参加するため、初めて北の大地に足を踏み入れた。出会う人全てが本当に優しい町だったね。申し訳ないほどの心遣いを頂いてしまった。感謝しかない。この土地に住みたいという人の気持ちがよく分かったよな。マジで人が温かい。そもそも、新婦

      • 怖いくらい楽しい、狂ってるほど悲しくはない

        キタニタツヤのライブに参戦します。ここまでズブズブに沼るとは思っていなかったのでびっくりし通し。立ち姿に色気が漂いまくっているんだわ。生で見たら卒倒しちゃうかもしれないな。 キタニ氏のコピーで遊びスタ(我々の界隈では、ライブで披露する予定はないが演奏はしたい曲を練習し、メンバーを集めてスタジオで合わせる事をこう呼びます)に入りました。愛だけはあるので、立ち振る舞いとかまで自己投影したし、同期音源の作成に3徹した。しかし声だけはどうにもならんね。前は大蛇丸で、今回は粗品みてぇ

        • メチャクソ無限湧き

          僕の夢な。 ダブルワークができない。ここ数日は、スタジオで使用する同期音源の作成に余暇の大半を使用していた。畑違いの音像を作り込むのには大変な労力を要したが、それだけに仕上がった作品への思い入れは大きい。やってやったぞと。柄にもなく自分の尊大さが顔を覗かせてきたため、一人笑みをこぼしてしまった。久しぶりに抱いた感情だ。これは、自分自身の価値を再確認出来たからこそ湧き出てくるものではないか? 散々自分を叩き伏せた結果、最初の感情に戻ってきた。結局、壊れたり壊したりすることが

        倒れてるヤツはちゃんと起こしてやろうぜ

        • 彼らの幸福の一端を担えたのであれば、それは大変に幸福なことだと感じるのだ

        • 怖いくらい楽しい、狂ってるほど悲しくはない

        • メチャクソ無限湧き

          思い出に負けないような日が来たかもしれない

          今日は本当にメチャクチャに酒が回っているから、 勢いに勢いを重ねた雑文を撒き散らかすぞ。ただし、あなた方を悲しませるものにはしない様努めるつもりだ。 あなた方は、化け物に身をやつそうとする私を、尚も人間として定義づけてくれる。なぜ、自分如きにそこまでして向き合ってくれるのだ。湧き上がる感謝で自分を直視できなくなってしまうな。 貴女はなぜ、他の皆様と同じ様に、どうでもいい存在だと見限ってくれないのだ。こんなにねじくれてしまった自分の善性を信じてくれるなよ。あなたに嫌われたく

          思い出に負けないような日が来たかもしれない

          救われた

          その人自身が持つ人徳が故であり、僕を取り巻く周囲の皆様の助けが故でもある。僕を善の人間たらしめるのは、間違いなくあなた方のおかげだ。 お前は、身に余るほどの物を頂いて生きている。何も持っていないような顔で、悲劇の主人公ぶるのはやめておけ。価値ある人間と言ってくれる人がいる。僕の不幸を、自分の不幸でもあると感じてくれる人がいる。侮蔑と嫌悪を頂戴しようとしてなお、僕の善性を信じようとしてくれる人がいる。それを投げ捨てて叩き壊すのは、お前がいつも避けようとする「恥」というやつだろ

          救われた

          はらわたが煮えたので粗熱を取る作業

          誰かを貶さないと人のことを誉められない奴、普通に気ぃ悪いからやめてくれよな。 自分のところの部下を貶めまくって、よそのグループの人間を褒めるの爆烈キツいからな?弊社のおっさんあるある、全部諦めがち。自分の出世とかがどうでもいいだけなら勝手だけども、面倒見てる部下の将来とかまで早々に見切りをつけるのはなぜ?しかも営業マン全員が集まる会議の場でよ。彼が体調不良で欠勤してたのが唯一の救い。目の前で自分の上司にそんなことされたら、もうなんか全部無理になるだろうが。 僕もしょっちゅ

          はらわたが煮えたので粗熱を取る作業

          「母性」を読んで抱えたエグい胸焼けをやっと解消できた

          少し前に、湊かなえの『母性』を読了した。書いてなかったのは、面白かったのはさて置いても、只々普通に嫌な気持ちになったから。 「愛能う限り娘を大切に育ててきた」女と、「その愛で壊された」という娘のすれ違いが、それぞれの手記を読み進める形で明らかになっていく。 母親の愛を一身に受けて育った女。母親が望む立ち振る舞いをし、母親の喜ぶ姿を見るためだけに努力する。母親と同じものに感動し、同じ感性を持っていることを無常の喜びとする。彼女にとって母親は信仰の対象で、当然娘にも、自分と同

          「母性」を読んで抱えたエグい胸焼けをやっと解消できた

          戻れない 小さく息をする虫

          待て待て。それは違う。それではダメだ。 生まれながらケダモノだった、この一点は違う。あってはならない。なぜならば、一瞬でものその人が僕のことを良いと思ってくれたから。ケダモノの僕を良いと思ってしまったのだとしたら、その人の人生の汚点になってしまう。許されないことだ。 ケダモノなのに変わりはないが、それは自分でその姿を選んだだけだ。後天的なもので、決断の意図を取り違えた結果だ。取り違えないと自分を保てない弱さの表れだ。 弱さであろうと、やると言ったのは自分だ。弱い自分でも

          戻れない 小さく息をする虫

          キタニタツヤが来ている

          来ている。自分の中で。キタニタツヤ氏の風が。 「人間みたいね」がとても良い。自分が化け物であることに対しての踏ん切りがつく。惨めたらしく、感傷のカサブタを剥がし続けることをしてはいけないと、刻み込むように聴き続けている。ケダモノのくせに人間並の感傷を求めるなよな。 自分の思いの強さを隠れ蓑にして、周囲の皆様の思いを無視することに決めたのだ。あの人が良いと思ってくれた部分を自ら放棄した。哀れだね。 ケダモノのくせにと歌ってくれるのが本当に救いになる。そんな哀れさを飲み込む

          キタニタツヤが来ている

          あなたまるで人間みたいね

          会社の皆様とフットサルをやるなどした。 僕は自分のことを根っから日陰に生きる生き物だと思っているので、こういったコミュニティでも存分に楽しめるメンタリティを持っているんだなと驚かされる。どこをどう間違えたのか根性論と気合いが第一の会社で働くことになってしまい、良いこと8割、悪いこと5割くらいで順応できた。 ※僕の数学の偏差値は39しかないです。 戌年生まれの僕は、会社でもしっかり犬として振る舞っている。自分の仕事を進めないくせに、人の仕事は喜んでやってしまう。会社のお荷

          あなたまるで人間みたいね

          何もない

          人は変われる生き物だが、戻れる生き物ではない。 相手は覚悟を持って別れを切り出したのだから、お前も自分の言葉に相応の覚悟を持て。周りの感情を捨て置いた時点で、人には戻れないのだ。 味がしなくなるまでしがむのではない、味がしなくなってもしがみ続けるのだ。いまさら人並みの幸せを求めるな。人間にしてもらったのに、化け物の姿を選んだのは自分なんだから。周りの人々が幸せであればそれでいいのだ。 この状態の僕を見たとして、その人が心穏やかであれるのか?「関係ないこと」としてやると言

          何もない

          最後の指を外さなくちゃ

          「そういう辛い生き方をしてほしくない」と言われて尚曲がらなかったので、自分は本当に化け物になったんだろうなと思う。 それ自体に後悔があるわけでは無いけども。誰かに望まれた姿でなく、自分がやりたいことをやると決めたので。自分で選んだ結果。誰かにそうされたわけではなく、望んでこうなったのだ。 或いは、今の状態が生まれながらの特性故であるならば、自分は初めから人間のふりをしていただけの化け物なのかもしれない。 化け物は化け物らしく、思い出を味がしなくなるまでしがんで生きよう。

          最後の指を外さなくちゃ

          飼い慣らせ不安を

          客観的に見て自分の精神状態が良くない状態だというのは重々理解しているが、自分で選んだのだから仕方ないなと思って生きている。 そんな時もあったと、あの時期はなんだかちょっとだけ楽しかったなと消化できるのが最も最善だった。その上で僕は、自分の満足のために望まれない姿へ落ち着いた。 「相手の楽しいの中に自分が居る。そんな時間を増やすのが良い」と言われていた。そうなるよう努めた。一緒にいない方が互いのためになると判断される結果に終わった。一緒に居たら幸せになれないということだ。僕

          飼い慣らせ不安を

          果てしない感情の先にあるもの全てを

          正午過ぎ、伊坂幸太郎の『死神の精度』を購入。16時前に読了。久しぶりに本を読んで涙を流した。結末を読者の想像に委ねる1話完結型の物語かと思っていたら、各話の枠を飛び越えて回収される伏線もあり自然と笑みが溢れた(その伏線も、解釈毎に違いはあるだろうが)。 主人公は死神の千葉。人間の死を「可」か「見送り」で判断するのが仕事で、7日間の調査で「可」と判断された者は8日目に死んでしまう。といった物語。 登場人物毎に違った人生を歩んでいるわけだが、やっぱりこの部分の解像度は高くあっ

          果てしない感情の先にあるもの全てを

          渡せはしないんだ

          どこら辺でおかしくなってきていたのだろうかと遡ってみると、分かりやすく「吐き出し続けて安寧を得ようと思う」なんてつぶやいていた。 書いて残す、筆を取るといった意識が欠落した瞬間だと思う。言葉を、紡ぐものから吐き出すものに違えた瞬間なんだろうな。舵輪がぶっ壊れて難破してしまった。 「Twitterに書けない様なことをこちらに書こう」という意識も悪い方向に働いていたな。内省や自己表現をするつもりが、表に出せない自分の壊れた部分を安易に曝け出す場にしてしまったていた。正しく、裏

          渡せはしないんだ