メチャクソ無限湧き

僕の夢な。

ダブルワークができない。ここ数日は、スタジオで使用する同期音源の作成に余暇の大半を使用していた。畑違いの音像を作り込むのには大変な労力を要したが、それだけに仕上がった作品への思い入れは大きい。やってやったぞと。柄にもなく自分の尊大さが顔を覗かせてきたため、一人笑みをこぼしてしまった。久しぶりに抱いた感情だ。これは、自分自身の価値を再確認出来たからこそ湧き出てくるものではないか?


散々自分を叩き伏せた結果、最初の感情に戻ってきた。結局、壊れたり壊したりすることが出来ない人間なんだと気づいた。そういう存在であれるのは、他でもない、皆様のおかげだ。

変わっていくことは喜びだ。過去の自分が持ち得なかった思考や感情を様々な角度から見つめ、時に周りの皆様と共有しながら取り込んでいく。誤りは正し、良き所は磨く。それらは初めから持っていながら、自分自身が認識出来ていなかったものであったりする。周りの皆様から与えてもらっものであったりもする。ただ乱雑に体に縫い付けるのでは無い。味を整え、洗練させて飲み込むのだ。

貴女に「人は変わらない」などという思考を植え付けたものが憎い。そのような諦観を植え付けたのは何者だ?変化こそが人生の価値だ。

自罰で以て抑え込んできた。貴女の思考の軸に意を唱えることは、真に離れてしまうことと同義に感じていたからだ。しかし気づいた、既に離れていたのだ。異なる軸を持ったが故に離れたものに、自身の軸を歪めてまで縋るのは見苦しい。

異なる軸を持った人間として、改めて話がしたいと考えている。決して、貴女の軸を否定したいわけではない。私は、貴女が定義づける常識の枠外の存在として在りたい。私は貴女との交流を通して、これまで以上の変化を経験した。自分の知らない世界をいくつも見せていただいた。それを今更、「変えてしまいたくない」とはなんだ。何度も言うが、変わっていくことこそが面白味だ。


気取るのを辞めて書こう。どこまでいっても私は、貴女への想いを捨てられない。貴女が健やかに過ごしているだろうかと、今日は笑って過ごせたのだろうかと考えて生きている。そんなこと言われましてもだな?知らんがなと言う話だな?そのままラケットでスマッシュして打ち返すわ。この世で最も幸せに生きてほしい人間の幸せな瞬間を、お空を見上げて夢想するしかないなんて、おもんない事ができるか。恋愛ってそう言うもんだよね〜とか知らんがな。こっちはタガの外れた感受性と厚かましさで生きてきた。気まずさなど知らん、優しさならもう要らん。貴女の決断は飲んだ、そこから先は好きにさせていただこう。

頑固な人だった。それに裏付けられた芯の強さに惹かれた。じゃあこっちも存外頑固に行かせてもらうわ。一般論など全て捨て置く。こっちはもう、その想いでしか生きられないんだから仕方ないだろう。未練や後悔といった雑味を取り除いた、純度100%の思いを持って貴女の前に立ち、笑ってやる。だから、貴女も笑ってください。僕にだけ向けられたもので無くても良いから、笑ってくれてたらそれで良い。

僕の周りには、幸せになってほしい人が山のように居る。それは、そのまま私の幸せになる。そして、その枠の中の深いところに貴女もある。勝手にそんなことされても困るよな?知らんわ。毎日笑顔で幸せに生きろ。

それを側から眺めるくらいは許されるだろうが。

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