飼い慣らせ不安を

客観的に見て自分の精神状態が良くない状態だというのは重々理解しているが、自分で選んだのだから仕方ないなと思って生きている。

そんな時もあったと、あの時期はなんだかちょっとだけ楽しかったなと消化できるのが最も最善だった。その上で僕は、自分の満足のために望まれない姿へ落ち着いた。

「相手の楽しいの中に自分が居る。そんな時間を増やすのが良い」と言われていた。そうなるよう努めた。一緒にいない方が互いのためになると判断される結果に終わった。一緒に居たら幸せになれないということだ。僕は一緒にいないことを幸せと思えないし、そう思わなくなる日が来ないよう生きると言い切った。僕は自分の幸せにしか目が向いていない。周りの感情を度外視している。今の自分を見て相手がどう思うかというのも、「なんとも思わないだろう」と勝手に期待している。嫌悪感しか湧かぬだろうに。だから僕は、自分が醜悪な化け物になってしまったんだなと感じる。

化け物なりに、気持ちのベクトルと感謝だけは曲がらないようにしたいなと思う。自分で決めたことなのだから、そこに付随する辛い感情は全て織り込み済みである。勝手に踊っているだけなので、誰も気に病む必要は無い。僕は、周りの人間が幸せであれば良い。関わってくれた人たちがみな健やかに生きてくれたらそれで良い。

僕の状態は客観的に見て幸せな状態では無いとして、こう生きられない方がしんどいので仕方がない。教えてもらった自分の特性だけは裏切りたく無い。幸せで無いのだとしたら、周りの皆様の幸せを頂いて露命を繋ごう。


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