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新年なのに気分が憂鬱で

新年だというのに、気分は憂鬱で身体はしんどく、泣いている。2023年1月1日はとても晴れた日になった。それだというのに、どうして私の心の中は憂鬱でどんよりしたもので包まれているのか。

涙が出てくるのはどうしてか。また1年を新たに過ごすんだと思って泣いているのだろうか。なんとなく流した涙に理由はないような気もする。だけど、決して新年が来たことの感動から泣いているわけではないことは分かる。

新年初っ端から涙を流すなんてどうかしている。

生きる気力は湧かない。死にたいと思いながら何もせずに時間を潰している。テレビを見る気力もない。家族と一緒にいるのも辛くて一人を選んだ。せめて元気ならば、色々やりたいことができるのに。

死にたくはないのに、どうやって死のうかを考えて実際に頭の中でそれを実行しているのが悲しく辛い。苦しい。どうしたらいいの。助けてほしい。

昨夜、久しぶりにお酒を飲んだ。毎日薬を飲み始めてからというもの、お酒はやめていた。男とも遊ばなかったからお酒を飲む機会もなかった。
昨日は家族と過ごしていたが、私の家族はお酒は飲まない。それでも、私が一人暮らしの時に置いていたお酒が我が家に残っていた。
ふと、大晦日だし薬は飲まないでお酒を飲もうという気分になった。「美味しい」と呟いていたけれど、無理をして飲んでいるみたいだった。それを誤魔化すようにして、更にお酒を口にした。刺激があって、あまり美味しくはなかった。

最近、美味しいと感じることが少なくなっていたから、まだ味覚や美味しさの感覚がおかしいままだったのかもしれない。

それでも、私にはお酒も何もかもが似合わないなと思った。

自分が一体どこにいるのか分からなくなった。いつまで泣いているんだろうと思うし、いつまで泣いているのか終わりも分からない。ただ苦しくて仕方がない。

もう無理だと思うと、毎日できていた連絡も途端にできなくなってしまうことがある。久しぶりに返信をしたら、既読がつかなかった。寝たけれど、軽いかんじでもなく、私は友達だと思っていたのに。あんなに「私のことは見放したりはしないから安心して」って言っていたのに。
寝たらどうでもよくなったのか。それでも、返信をしなくなったのは私だ。虚しかった。

ちゃんと返信して、連絡すれば良かったって思った。


仲の良い男の子がいた。たまに呑みに行く関係で私はその緩さが心地良くて丁度良かった。彼は会う度に「彼女にならない?」と言ってきた。彼はホストに勧誘されるような見た目をしていたから、いつも冗談だと思って本気で言っていると思ったことはなかった。実際にホストの勧誘を受けて、少し自慢げにそのことを私に言ってきた。
自分が辛かった時、彼に連絡を取ろうとして、結局なぜかやめた。見捨てられるのが怖かったのかもしれない。
大晦日、「なんで今日?笑」と言われたけれど、「彼女できた?」って久しぶりに連絡をした。可愛い彼女と2人で撮った写真が送られてきた。
私に送るのは私のことを信頼しているんだなと思った。それとも、お酒でも飲んで気分が良かったのか。
彼は彼女のことを、大好きだと言った。私は、そうなんだと思った。
軽く自分の近況報告をして、本当は苦しかった時にあなたに打ち明けようとしたということを今更ながら告白した。
そうしたら彼からは一言「ばか」と返って来た。言ってくれれば良かったのにと。私も自分で自分のことをばかだと思った。虚しくなった。

言えていれば何かが少しでも変わったのだろうか。心の内を打ち明ければよかったのだろうか。でも誰に言えばいいのかやっぱり分からないでいる。


大晦日にもTinderに触れていて本当にこれじゃただのバカだなと思った。でも、浮上している人は何人かいた。何かは分からないけれど、皆も同じなんだなと思った。
中学の同期がいた。懐かしい名前を出され、彼が彼女を欲しがっていることを知った。彼は小学校から一緒で、良い子だったなという記憶が思い出された。でもほんのうっすらの記憶しか残っていなかった。
マッチしたその同期の子は誰かは分からなかった。年越しセックスをしようと言われ、しないのやり取りになった。

いつまでも変わらない光景だと思った。そちんだのと、ちんぼの話を続け、私はそのことに関して何も感情が湧き出てこなかった。


どうせなら、ラブホで年を越す方がなんだかバカで、でも今しかできないことのように思えた。だけれど、体調も悪く実家にいるので、自由に外に出ることができない。それだけが本当に嫌だった。

元気なら、セックスだろうが、お出かけもなんでもできるのに。もはやセックスがしたいという意欲があるのかも分からない。でも、裸の男と一緒になるのは嫌いではなかった。

他の男からも連絡はあった。今度私の家の近くまで行く用事があるからホテルに行こうと言われた。私とエッチがしたいと言った男もいた。



どいつも皆クソだと思った。そしてそう思っている自分が一番最低でクソのような気がした。皆死ねばいいと思ったけれど、1番死んでほしいのは自分だった。

身体がしんどく生きる気力が湧かないのはどうしてか。昨夜、薬を飲まなかったのがだめだったのか。それとも、うつ病の症状が出ていて苦しいのか。久しぶりにお酒を飲んだからか。無理やりにでもセックスをして、単なるどうしようもない快感を得れば、回復するものなのか。

そのどれも全部が違うような気がした。
でもここは夢の中ではなく現実なのが、とても痛々しく辛いことだと思った。どうしてまだ自分は生きているのだろう、生かされているのだろうと思わざるを得ない。

これなら知らない男に突っ込まれて、軋むベットの上で喘ぎ声をあげている方が遥かに時間つぶしになると思った。このような思考に至ってしまう私はやっぱり脳みそが腐っているんだと思う。

自分の助かる道が知りたいけれど、知ったところで満足できないような気もする。結局このような人生を私は望んでいて、ただその通りに時間も周りの環境も動いているんだろうなと思った。


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