見出し画像

ほぼ毎日おみそ汁の私が使ってる 簡単な出汁/だし3パターン 

今回はお味噌汁の簡単な出汁/だしについてです。
先日、お味噌の記事をたくさんの方に読んでいただき、嬉しくとても感謝しています。

そんな、ほぼ毎日お味噌汁を食べる私のおすすめのだしです。

こんな方いらっしゃいませんか。

  • お味噌汁、ひんぱんに食べたいけど、出汁/だしをとるのが手間、大変

  • できたら、だしの素以外で簡単に

  • お味噌汁を簡単につくりたい

  • 簡単にだしをとりたい

  • おすすめのだしを知りたい

  • 毎日おみそ汁を食べたいからコスト負担の少ないもので

だしのハードルが下がれば、より気軽に、おいしくお味噌汁ができると思います。
      
上記のつぶやきは、以前の私です。
今でこそ、お味噌の講座も行っている私ですが、お味噌の魅力を知る前は、お味噌汁も週に数回でした。
それが、お味噌の良さを知ったり、だし問題がクリアしたことで、気軽に作れるようになり、ほぼ毎日お味噌汁の生活となっています。

おかずをたくさん作る時間がないとき、具沢山味噌汁で食事の準備が楽になりました。
昔は、お味噌汁苦手だった娘も、今では好んで食べるようになりました。

だしが手間という思い込みが変わって行きついた、私の定番の方法3つです。
丁寧な基本的な出汁のとり方はお正月のときにやるかやらないかくらいで、日々の料理では、ほぼこれから紹介する方法や商品を使っています。

ほぼ毎日おみそ汁の私が使ってる 簡単な出汁/だし3パターン

1.だし粉/出汁粉

私が使うだし粉

コスパや手軽さから、頻繁に使います。

いつもはこのサカモト「だしはこれ」を使っています。

容量も多く、シンプルに材料は煮干しだけ。(煮干しなので塩分もあります)
コスパ的にもよいと思っています。
すぐ味も出るので、途中で足してもおいしいです。
今日は、スープにしようか、お味噌汁にしようか…と悩みながら作り始め、最後にこのだし粉とお味噌を足せば、即お味噌汁に変更可能です(笑)

煮干し粉なので、なかなか日頃とれない青魚の栄養(DHAやカルシウム)もとりやすいと思い、ヘビロテです。
お味噌の教室で紹介すると、けっこうな確率で、生徒さんが帰りのスーパーで買っていきます。

魚臭さも、私は感じません。
いつも大容量パックを買って、鍋に入れやすい容器に入れ替えて使っています。

ドレッシングボトルなどに入れ替え

でも、「だしはこれ」のこの容器つき限定パックを知ってしまい、欲しいなと思っています。

欠点としては、他のだし粉でも言えることですが、粉が最後、椀や鍋底に残ります。
私は食べてしまいますが、お子さんなどは食感が気になるかもしれません。(残しちゃっていいと思います)
だし粉を水に入れて一晩冷蔵庫に入れ、水出しで作れば、上澄みだけで粉も入れずにすむので、より上質な出汁がとれると思います。
(商品パッケージ裏に記載あり)

他にも、こちらの方が割高になりますが、だし「これが一番」はいわしのカルシウムと鉄分がよりとれるそうです。
粒子も細かく、他の料理にも使いやすいです。(煮物や炒めものにも)

他にもだし粉は色々な種類があるのでお試しください。

私は「だしはこれ」が味、手軽さ、栄養成分、コスパ的に優位な商品で、もう何年もこれを使っています。

2.だしパック

簡単だしの王道ですが、だしパックはやっぱり便利ですね。
私は、だしパックをパッケージから毎回取り出すのが手間なので、
開封した時に、全部タッパーに入れて冷蔵庫の取り出しやすい所に入れて使っています。

だしパックはできるだけさっと取り出したい人

だしパックも値段も種類も様々で、悩みますが、できたら、調味料や添加物が入っていないものを使いたいなと思っています。
だけど、頻繁に使うので、高すぎても使い続けられないし。
そこまで細かくこだわりもありませんが、毎回、パッケージの成分表は確認します。
そして値段と相談して、シンプルな材料のものを選びます。

ちなみに、普段使いなら、コスパ的に近場のスーパーでこちらのを買う確率は高いです。「かね七 天然だしの素パック」

味は濃くはありませんが、材料が何種類か入っています。(鰹節、いわし煮干、昆布、椎茸、あじ)自分でこれだけの種類で作ることはしないので、だしパック様様です。
濃いめのだしを出したいときは倍量使います。

道の駅やJAの市場で買ったり

案外見落としなのですが、(私だけ?)必ず商品パッケージに、適正量と使い方が書いてあります。
一度書いてある通りに作ると、おいしいだしがでます。それで目安量がわかると、次回以降は、そこまで厳密に作らなくても作れて楽だと思います。
やりがちなのが、適量より水が多すぎたり、いつまでも煮だしたり。(煮だした後は鍋から取り出すと商品にも書いてある)
一度正解の味を知っておくとのちのち調整するにも便利かと思います。

3.乾物+水出し

乾物を水に入れて冷蔵庫で一晩おいておくものです。

乾燥しいたけ、煮干し、昆布

これもしっかりだしがとれる割には手軽だと思い、よくやります。
コスト的にもだしパックを買うより、お得だと思います。
もちろん選ぶ乾物のランクにもよりますが。

蓋つき容器などに、水と乾物を入れ、一晩冷蔵庫に入れておくだけです。

翌朝、すっきりとしたおいしいだしができます。

乾物は、煮干し、だし昆布、乾燥しいたけなどです。
そのときにある乾物を適当に水に入れています。
わが家の目安の量は以下の通りです。(あくまで目安です)
水約500mlに対して、
 昆布か煮干し 約5g
 乾燥しいたけを足す場合1個

カットだし昆布 約4枚 5g
頭が消えた煮干し約4個 5g

昆布は、使うとき、鍋で沸騰する直前に取り出した方が雑味や臭み少なくおいしいです。
ただ私は、取り出した後使いきれないので、そのまま入れたままが多いです。
最終的にお味噌汁の具として食べてしまうので、水に入れるときから食べやすいサイズにハサミでカットしておくと、ヌルヌルした昆布を切るより楽です。

煮干しは、私は、頭とワタがついたまま入れています。
水に入れる前に、頭とワタを取り除いておく方が、より雑味が少ない、おいしい出汁になります。
でも私はそこまで気にならないので、とったりとらなかったり、その時の時間と気分によります。

乾燥しいたけを入れる場合は1個にしています。(私は1個でも十分香りが強いと思うので)
さっと水で汚れを落として入れておきます。

乾物は取り除いて、出汁だけを使うほうがよりクセも少ないそうですが、私は取り出した乾物を後で調理するのも大変なので(たまるのを待っている間に忘れたり)、普段の味噌汁ならば、具として一緒に食べてしまうことが多いです。

水出しで味が薄く感じる場合は、先ほどのだし粉をちょっと足すこともあります。

旨味は味の相乗効果

と言われています。
旨味のもとを組み合わせるとよりおいしくなると言われています。
昆布+煮干しなど、2つ以上組み合わせてもおいしいです。

頻繁に水出しをするならば、カット済みのだし昆布を購入したり、だし昆布、煮干し、乾燥しいたけをそれぞれ使いやすいタッパーや密閉容器に入れておくと、取り出しやすく便利です。(煮干しは、袋開封後は冷蔵保存)

容器は、専用の容器も売っています。

私は無印の麦茶ポットや、縦長のスクリュータッパーなどを使います。

無印良品 アクリル冷水筒(麦茶パック入れに乾物を入れられる)

岩崎工業 スクリュートップキーパー
1L入り、スクリュー式でこぼれにくく、重宝しています。

試してみて、ストレス少なくできる自分スタイルの出汁が見つかると嬉しいです。

旨味は減塩にもつながる

素人なので、より上質な出汁のとり方ではありませんが、毎日おいしくには十分なだしになっています。

塩分が気になる方は、市販のインスタント味噌汁の素や、調味料入りのだしの粉や素より、旨味により塩分を控えることに繋がります。

シンプルなお味噌汁ほど、だしがおいしいことには越したことはないとは思いますが、最近では、具沢山のおみそ汁なら、そこまでだしにこだわらなくてもよいかなとも思っています。

具沢山でお味噌汁を作ると、野菜などの具からもおいしいだしが出ます。
栄養はもちろん、旨味で減塩にも繋がるので、冷蔵庫に余っているものたちをどんどんお味噌汁で活用してみてください。
お味噌汁には、意外とどんな具材も合うと思います。
昔は、お味噌汁にキャベツやさつま揚げ!?と思っていましたが、これらはうまみになるし美味しいってことに気付いてからは、良く使う食材にもなりました。
夕飯を作るときに、中途半端に余りそうな野菜をそのまま切っておいて、翌朝の味噌汁に使っても楽ちんですし、食材も無駄になりません。
通常のお味噌汁であれば、塩分は気にしなくてよいそうですが(梅干し1個より塩分が少ない)、
それでも気になる場合は、カリウムが豊富な具材(ほうれん草やわかめなど)を入れると、塩分の排出を促す働きもあるのでよりよいですね。

あとは、おいしい味噌に頼る

お味噌作りの生徒さんのお子さんでも、お味噌が変わっただけで、お味噌汁大好きになったそうです。その子がお味噌作りに来てくれたときも、好きなご飯はお味噌汁って教えてくれました。
お味噌も、おいしいお味噌汁のキーポイントですね。
お味噌汁作りに慣れてきたら、ぜひ、お気に入りのお味噌を探しに出かけてみてください。

お味噌について、種類や、選び方のヒントはこちらの記事をご覧ください。


いつもありがとうございます!サポートしてくださること、本当にうれしいです。学びなどの活動資金に当てさせていただきます。あなたのサポートが私の活力になります。